2017年度 新卒業生アンケート結果のご報告
 2018年3月、2017年度の卒業式前後で、新卒業生に対するアンケートを実施いたしました。
 本アンケートは、例年ミッション推進会議が行っているものに、本年から入学広報課にて満足度や成長実感をみる項目を加えて実施したものです。
 多くの学生にとって、最後の学び舎となるであろう本学での大学生活もあと数日という時期、大学への率直な意見や感想をうかがいました。大学としても、いただいた意見やデータを真摯に受け止め、改善を図っていきたいと考えています。アンケートの全項目の集計結果と記述部分は学内各部署に回覧しました。新卒業生の皆さん、ご協力ありがとうございました。(アンケート回答率 94.4%)

学務事務部入学広報課

Q1
【入学時と卒業時の満足度比較】

多くの新卒業生が入学した2014年度の新入学生アンケートとも比較し、アンケートの正確性を確認した。新卒業生アンケートの「入学時点の心境」は、2014年の入学1ヶ月後とほぼ同様で、新卒業生は、ほぼ正確に(正直に)記載してくれたものと思われる。

入学時の満足合計85.5%が卒業時には94.6%と大幅に伸びている。
特に「とても満足」と感じている新卒業生が大幅に増加。 入学時の不本意合計13.5%、1ヶ月後7.3%が、卒業時には不満合計2.8%と、大幅に減少。人数的にも卒業時に不満は14名のみとなった。
なお、この他に、所属学科・専攻別や、入学手段別の卒業時満足度も集計したが、全体の満足度が極めて高いために、どの集計でも満足度には傾向が出なかったことを申し添えておく。
Q2
【卒業時の成長実感】

大学を卒業する際、どの程度、自身が成長したか実感しているかの問い。
「卒業時満足度調査2015」リクルート進学総研調べと比較(リクルート調査結果は%のみ公表)。

「とても成長」「ある程度成長」計は、リクルート文系女子80.9%に対し、本学92.9%と相当高い。
リクルート調査の文系女子に対して、本学の卒業生は「とても成長」が14.4%高く、全国の文系女子に較べて「とても成長」したと実感のある学生比率が高いことが分かる。
なお、本項目でも、全体の集計の他、所属学科・専攻別や、入試別の卒業時成長実感も集計したが、全体の成長実感が極めて高いためどの集計でも傾向が出なかったことを申し添えておく。
Q3
【本学で社会的問題について活動した者と、していない者の満足度・成長実感の比較】

本「新卒業生アンケート」は、ミッション推進会議の調査項目の問い「社会的な問題について大学で活動した経験」の有無も同時に聞いている。その中で、「社会的な問題について大学で活動した経験がある」とした学生と、「ない」とした学生の、大学での満足度と成長実感を調査した。

(1) 大学で活動した者の「とても満足」「ある程度満足」合計 94.9%
  大学で活動しなかった者の「とても満足」「ある程度満足」合計 94.2%
(2) 大学で活動した者の「とても成長」「ある程度成長」合計 89.2%
  大学で活動しなかった者の「とても成長」「ある程度成長」合計 89.4%
社会問題について大学での活動経験がある者とない者の、「満足度」「成長実感」の「とても」「ある程度」合計での率には差がない。
これは、全体の満足度、成長実感がとても高いため、大きな差が現れなかったものと考えられる。

しかし、「とても満足」「とても成長」だけに注目すると、次のように、満足度で約+5%、成長実感で約+12%の差が見られる。
(1) 大学で活動した者の「とても満足」 67.9% 差+4.9%
  大学で活動しなかった者の「とても満足」 63.0%
(2) 大学で活動した者の「とても成長」 41.2% 差+11.9%
  大学で活動しなかった者の「とても成長」 29.3%

大学で社会問題について活動した者は、しなかった者より「とても成長」した実感を持つ率が高いことが分かる。

上記は、ミッション推進会議アンケートで「あなたは社会的問題に関連して、次のような活動に参加した経験がありますか」の問いで挙げた次の11項目の活動で、活動した時期=大学 と答えた者を集計したもの。
@国内ボランティア活動 A寄付(募金や物資) Bサークル(SHRET、MSSS他) CNPO、活動団体での活動手伝い D講演会参加 Eエコ活動(リサイクル・節水など) F海外ボランティア活動 G授業、卒論での追求 Hイベントへの参加 Iスタディツアー Jその他


【意見・感想 自由記述】

満足度が極めて高いため、多くの新卒業生が感謝や肯定的な意見を記述してくれていたが、特徴的に多かったことは「良い友人、先生に恵まれた」「充実した4年間だった」といった意見。
意見を、卒業時に「とても満足」「ある程度満足」とした新卒業生と、「やや不満」「不満」とした新卒業生に分けて集計しても、内容は変わらず、「素晴らしい友人に恵まれた」という意見が多数を占めた。
また、後輩へのエールを書いてくれた新卒業生も多かった。

(以下、抜粋)

  • 聖心女子大学でのキャンパスライフはとても充実したものとなりました。面倒見がよく熱心な先生方、好奇心旺盛で積極的に取り組む姿勢の友人に囲まれ、聖心生であったこと、誇りに思います。ありがとうございました。
  • 聖心女子大学に入学し、先生方や友人達に恵まれて、4年間成長できたことを実感しています。聖心で学んだことを今後活かしていきたいです。ありがとうございました。
  • 聖心女子大学に入学して、一生大切にできる友人達に出会えたこと、たくさんの学びを得る事ができました。ありがとうございました。
  • 聖心女子大学を受験しようと考えたのは高校3年生の12月で、入試が本格的に始まる1ヶ月前くらいでした。どのような学校であるかも良く分かっていませんでしたが、入学してから、社会で活躍する卒業生の方や友人に恵まれ、職員や先生方のアットホームな雰囲気にとても居心地が良く、大好きな学校になりました。4年間、聖心女子大学で学ぶことができ、本当に良かったです。
  • 大学に入学した時には共学から女子校への入学ということもあって、環境の変化にとまどうことも多くあり、不安になることもありました。ですが、授業や課外活動で、多くの新しい経験や友人や先輩、後輩との絆を得ることができて、ここにきてよかったと思えます。期待以上の大学生活を送る事ができてとても幸せです。
  • 入学当初は内部の学生と外部の学生とで少し壁を感じていた。私は他大受験で入学した身だったので、すこし肩身が狭く感じる時もあったが、外部の生徒だけでなく、内部の心優しい生徒とも仲良くする事ができた。広尾という立地で選んだという事もあり、おかげで都心で遊ぶ事も増えアクティブにもなれた。経験できなかった事もできたり、充実した4年間を過ごす事ができた。すばらしい学生生活を送る事ができ、とても感謝している。
  • 良い友人、良い先生に出会えることができました。卒業したくありません。ありがとうございました。
  • たくさんのすてきな出会いがありました。先生、友人、学び等大切な宝物がたくさんでき、充実した4年間でした。
  • 学生でいられる時間も残りわずかです。友人と旅行へ行ったり、趣味を満喫したりと今しかできないことをやりきって社会人になってください。
  • 授業や、学校生活、聖心に通う友人たちから、経験したことのない様々な世界を見せてもらいました。田舎から上京してきた私にはとても刺激的で、価値観をガラリと変えてくれる場所でした。なので、本当に感謝しています。満足度をやや不満にしたが、心理学を深く学べたことは人生の糧となった。

改善点の意見も含めて大学への意見・感想等の記述は全て関連部署へ伝えた。