留学体験談 (中国語圏)


(写真は台湾語学研修参加者提供
本文とは無関係です)

2017年度 輔仁大学(台湾)

国際交流/M.G(交換・推薦留学)

 私は1学期(4か月)の留学期間を選択しました。他の人に比べて短いため、最初の2カ月は「私は何を得られるだろうか」と焦っていました。最も焦りを感じたのは、中国語能力を向上させられるかどうかです。私は、短期間で会話力を身につけようと、語言センターで無料クラスに加え、有料クラスを受けました。有料クラスでは、週4時間・個人クラスを選択。先生の問いに答えられず、悔しい日々が続きました。しかし、予習復習を根気よく続けることで、単語を増やし、自分の意見を伝えられるようになりました。中国語を学ぶ他に、留学の目的は2点ありました。1点目は台湾政治の動きを肌で感じること。2点目は台湾の学生と交流をすることです。台湾政治については、大学の講義で学ぶだけでなく、実際に街頭デモを見に行ったり、台湾人学生から意見を聞いたりしました。台湾人学生と知り合う機会は、講義やパーティーなどたくさんありました。しかし、やはり自ら話しかけ、働きかけることが大事だったと思います。彼らとの交流を通し、中国語の会話能力を向上させることもできました。

2017年度 輔仁大学(台湾)

国際交流/K.M(交換・推薦留学)

 ルームメイトとは一緒に遊びに行ったり、くだらないことで爆笑したり、相談に乗ってもらったり、少し喧嘩をしたり…。本当に家族のような存在になりました。初めは四人部屋と聞いて、プライバシーのことや性格が合わなかったらどうしようなどとたくさんの不安がありました。でも今は四人部屋で過ごせて本当に良かったと思います。もし一人部屋だったら、こんなにもたくさんの思い出は作れないと思います。もちろん一人になりたいときもありましたが、そんな時は図書館に行ったり一人で出かけたりして気分転換をしていました。海外でしかも国籍の違う人と暮らすことは、なかなか経験できることではありません。様々な価値観を養えるし、視野が広くなるし、なにより世界に家族のような存在ができることは日本で生活をしていたら成しえないことだと思います。台湾に来ていなかったらこんなにもネットワークが広がることは無かったです。また多くの友人にも恵まれました。台湾人だけではなく、ヨーロッパの友人や、アジアの国々の友人、そしてもちろん日本人の友達もかけがえのない仲を築けたと思います。

2017年度 輔仁大学(台湾)

英語英文学/M.T(交換・推薦留学)

 留学に来て間もない頃は、寮や台湾での生活に慣れるのに必死で、毎日が驚きと気付きの連続でした。授業での先生の話す中国語や友達の会話がとても早く内容を理解するどころか一単語すら聞き取れないこともあり言いたいのに言えない、伝えたいのに伝わらないという言語の壁に悪戦苦闘し自分の未熟さに悲しくなることさえありました。また私は単位の関係上英語の授業も多く履修しましたが、英語学科でなくても英語を流暢に話せ活用できる学生がほとんどで、長いプレゼンテーションの際でも原稿を見ないのは当たり前、突然当てられてもすぐに適切な答えを返せるといった想像を超える厳しさに唯一少しは話せると思っていた英語力も、これまで自分は何を学習してきたのだろうと落ち込んだことも度々ありました。しかしそのような環境が今までの学習方法を一から見直しこのままではいけないと努力する過程に繋がったことは私の中で大きな一歩となりました。

2016年度 輔仁大学(台湾)

人間関係/M.J(交換・推薦留学)

 私は大学の講義、語学学校の講義の他に、ボランティアで日本について講義をする活動に3か月間参加していました。日本語が分からない学生に対して、日本の文化を紹介する毎週2時間の講義は大変辛いものでしたが、この講義を通して語学力はもちろん応用力、精神面でも成長することが出来ました。また、休日に遊びに出かけたりするような仲の所属学科外の友人を作ることも出来ました。
留学は自分も含め、周囲も巻き込む大変なことです。しかし、長い準備期間も含めて、行って生活するだけでも何かしら得られるものがあります。留学中には是非色々な人と関わり、彼らに助けてもらいながら自分が少しでもやりたいと思ったことすべてに挑戦してみてほしいと思います。私は留学に行くことで、非常に多くの成長を得ることが出来ましたし、自分が今まで持ち得なかった視点を獲得することが出来た貴重な体験だったと実感しています。

2016年度 輔仁大学(台湾)

哲学/M.K(交換・推薦留学)

 留学は諸刃の剣です。
母国語から離れ、異文化に触れることは、言語を学ぶ最適の機会であるにも関わらず、時として語学の自信を喪失することがあります。私自身、留学に来て最初に感じたのは自身の実力不足でした。しかし、この自分はゼロであると知ったときに私はまずスタートラインに立てたのだと感じました。
そして、自分の言いたいことが伝わったときの喜びは言葉にできない嬉しさがあります。この喜びは微々たるものながらも自分の中に蓄積されて、ある日自分でも気づく自信になっています。自信は行動を起こし、行動を起こすと自信になることから、自信は挫折と共にあるのだと留学生活を通して知りました。
例えば、よく留学に来て半年程度である日突然聞き取れるようになったという話を聞きます。私もその「ある日」に向かい勉強していました。しかし、実際その日は来ませんでした。そこで私は「その日」は毎日あるのではないかと考えました。自分でもわからない毎日の微々たる積み重ねが、大きな機会を節目に自分で気づき、進歩を感じるというものです。
留学は得るものばかりではありません。金銭面や生活面でも大きな負担や変化があります。想定外の繰り返しで、挫けることばかりです。孤独とも向き合う必要があるかもしれません。しかし、自分を信じ、目標を忘れなければ留学で得たことはその苦しかったことを上回り、納得できる留学生活が送れると思います。

2015年度 輔仁大学(台湾)

史学/A.M(交換・推薦留学)

 私は一年間、台湾にある輔仁大学に交換留学生として、留学いたしました。輔仁大学では、日本語学科に所属していました。
私自身、史学専攻であり、中国史や台湾の歴史に大変興味があったため、台湾の歴史的名所にも多く行きました。一番思い出に残っているのは、台南市にある『安平古堡』です。台南市には、古い建物が多く、歴史的な意味を持つ建造物が沢山ありました。実際に見物をして、昔から日本との関わりが深いことや、その歴史を実際に学ぶことができ、とても勉強になりました。そして現地の学生の方々と交流する機会もたくさんあり、よい経験になりました。留学を通して、私自身がとてもうれしかったことは、単独でいろいろな場所に行くことができるようになったことです。最初の頃には、単独で行動することに恐怖を感じていましたが、留学後期からは、いっさい恐怖を感じることなく、現地の人に質問をするなど積極性が高まると同時に、自分自身を成長させることができたのではないかなと思います。留学を考える際に、言語のことを一番不安に考えてしまっていましたが、目標や留学に対する熱意があるならば、躊躇せずに留学をすることが良いと実感しました。
留学では、日本ではできないことが沢山できます。私は、留学先で体験したことが、自分にとっての大きな成長につながっていくのではないかと思います。
この一年間の留学経験は、私にとっての大変大きな力になりました。

2015年度 輔仁大学(台湾)

国際交流M.N(交換・推薦留学)

 私は2015年2月からの1年間、台湾の輔仁大学に交換留学生として留学しました。
 まず、台湾に来て1番私を悩ませたものは文字です。日本にいた頃は中国大陸で使われている簡体字を習っていましたが、台湾で使われている文字は繁体字です。繁体字は日本語の漢字とも微妙に異なるため、慣れるまでは本当に苦労しました。さらに、台湾と中国大陸では読み方や声調が異なる単語もあるため、発音の面でも苦労しました。
生活は、校内の寮でルームメイト三人との共同生活でした。水回りはフロアごとに共用、冷蔵庫も共用のものが一台ありますが、キッチンはないため三食全て外食でした。ただ、日本と比べて物価が安いうえ、学食も三か所あるので慣れてしまえばとても楽でした。また交通の便もよく、地下鉄の駅が近くにあり、バスも何本も通っています。
日本語学科での授業は日中翻訳がほとんどです。翻訳の授業はグループワークだったため、比較的早く台湾人の学生たちと仲良くなることができました。また、夜は交換留学生向けに週6時間授業がありました。1クラスの人数は約10〜12人です。授業はデポジット制で、最初に1000元支払い、欠席合計時間が12時間以内であれば学期末に1000元が返却されます。夜の授業では様々な国籍の留学生と知り合うことができ、授業終わりに全員でご飯を食べに行くなど、授業以外でも交流がありとても楽しかったです。

close