語学研修参加者体験談


(写真はフランス語学研修参加者提供
本文とは無関係です)

パリ・カトリック大学(フランス)

≪1年 基礎課程 2017年度参加≫

 ホームステイは、正直不安でしたが、フランスの文化をより学べたよい機会となりました。生活スタイルも日本と大きく異なるため、戸惑う事も多くありましたが、乗り越える事が出来ました。今回、このプログラムを通して、言語だけでない違いを学ぶ事が出来、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。参加させて頂けた事に感謝申し上げます。

≪3年 史学科 2017年度参加≫

 先生は、月から木までの基本的な文法とオーラルの授業をする先生と、金曜日は発音を中心に見てくれる先生の2人体制でした。宿題は毎日リスニングの問題を出されました。3日に1回聞き取りのテストが抜き打ちであったり、ペアになって短い会話集を覚えて発表したり、中間テストもあったりと、毎日しっかり勉強しないとついていくのが難しいクラスでした。クラスにいた日本人は3人が白百合女子大学の方、残りの7人が明治学院の方で、一緒に買い物に行ったり、ご飯を食べに行ったりしました。宿題でわからない事や、試験前には連絡を取って確認し合いました。また、中国人の方と仲良くなり、一人で夜に出歩くことはせず、一緒に近くまで散歩をしたり、映画を観に行ったり交流を深めました。午前で授業が終わった時は自分たちで観光しました。1ヶ月あったのでパリの有名な観光名所はほとんど訪れることができました。週末には少し郊外を訪れたり、リヨンに行って宿泊し、リヨンに研修中の子達と合流したりしました。また、JoinyやGrenobleに行き聖心のゆかりの地を巡ったりしました。
夕食はホストマザーの仕事の都合で遅いときもありましたが、大体19時30分に支度をして20時から夕食の時間でした。会話をたくさんするため、夕食が終わるのは22時くらいでした。夕食の準備はできる範囲で一緒に行い、できなかったときは必ず食器洗いをするなど家事に参加していました。夕食後は、部屋で自習したり、学校でよく理解できないことなどがあるとホストマザーに聞いて教えてもらったりしました。

≪2年 人間関係学科 2015年度参加≫

 研修参加以前にはフランス人は外国人に不親切であるというイメージがありましたが、実際に行ってみると全くそのようなことはありませんでした。行く先々でフランスの人々の親切さや魅力に触れることが出来ました。
平日の授業はもちろんのこと、週末の課題や週に一度実施される試験はまさに本場といえ、日本で第二外国語として学んでいる時間よりもさらに濃く、充実した時間となりました。とはいえ、日本で習った文法や語彙などは日常生活でもとても役立ってくれました。自分の話すフランス語が相手に通じたときの喜びは、正直、英語を話して相手に通じたときよりも大きなものだと感じました。これから先自分が生きていくうえでフランス語は勉強し続けたい一つの教養であると思われる1ヶ月になりました。

≪2年 心理学科 2015年度参加≫

 私は最初に割り振られたクラスが難しいと感じ、ひとつ下のクラスへ下げてもらいました。変えてもらったそのクラスは自身に合ったクラスであったため、意欲的に授業へ取り組むことが出来ました。
授業のアクティビティで”Les Choristes”という映画を見たり、パサージュ巡りをしました。映画はフランス語に英語字幕でしたが、字幕が速かったために文字を追うことが出来ませんでした。そのため映像と聞き取ることの出来るフランス語からイメージをして鑑賞しました。パサージュ巡りの日本人参加者は私達聖心生のみでした。美しいものから古く小さなものまで様々なパサージュを巡るという、このような機会がなければ出来ない貴重な体験ができたと思います。

≪2年 国際交流学科 2015年度参加≫

 他の国から来ている生徒が、文法よりも会話が強かったことが印象的であった。日本人は文法を先に学び、その後に例文を習うが、他国の人はまずは会話ありきで、その上で文法を学んでいた。そのためにしゃべれるが文法は苦手、という人も多かったが、実践的なフランス語を身に着けていたと思った。
授業は全てフランス語での説明で、始めは理解するのが大変だった。ほぼ毎日宿題が出たため、とても勉強になった。

≪2年 哲学科 2015年度参加≫

 フランス語は日本で文法を中心に勉強してきた。おかげで現地の学校で習う文法事項はほとんど知っていることであり、難しくはなかった。しかし苦労したのはリスニングだ。長くしっかり語学を勉強するのであれば、文法理解は欠かせないものだが、コミュニケーションスキルとしての語学であれば、文法理解の前にリスニング力が必須だ。聞き取れなければむろん会話は成立しない。フランス語をコミュニケーションスキルとして獲得するためにも、日本で継続してリスニングの勉強もしようと誓った。


(写真はフランス語学研修参加者提供
本文とは無関係です)

リヨン・カトリック大学(フランス)

≪2年 国際交流学科 2017年度参加≫

 世界のいろいろな地域の人と交流し、一緒に勉強をするという体験は新鮮でした。リヨンは観光地としても整備されており、旧市街地などではにぎわいも見られますが、のどかで明るく、綺麗な過ごしやすい街でとても素敵です。
先生が2〜3人で1つのクラスを受け持ち、大体曜日で決まっているのですが、先生によって聞きやすい方、聞き取りにくい方がいました。しかし、丁寧に教えて下さるので分からないことは何でも聞けばよいと思います。日本人の学生もいて、フランス文学専攻の学生さんの話を聞いたり、仲良くなって一緒に出掛けたり観光したりしました。

≪2年 日本語日本文学科 2017年度参加≫

 基本授業は二人の先生で担当してくださった。時間通りにきちんと丁寧に教えてくださり、分からなそうな子がいると真摯に向き合ってくださった。アクティビティ担当の先生方もきちんと終始私たちのことを見守ってくださっていた。

≪2年 国際交流学科 2017年度参加≫

 語学の面では、授業を通して自分のフランス語力に何が足りないか、何が課題かを知ることが出来ました。フランスでは正しい発音を学んで出来るようになりたいと思っていましたが、授業を通して意外と文法力や語彙力がないことを痛感しました。日本での授業についていけていたので大丈夫だと思っていましたが、現地の授業を受けてどれだけ先生がゆっくり話してくれているか、簡単な単語で話しているかを知りました。留学を通して標準のフランス語がどのようなものなのかを知ることができたので、自分の課題を克服しながらこれからの学習にいかしていきたいと思います。また、生活面では、実際に現地で生活することによって、本来のフランスを知ることができました 。街並みやスーパーの使い方、電車の乗り方の違いなど、今まで知らなかった日本との違うところに多く気付くことができたのですが、一番印象に残ったのは、フランスは親日ということです。学校の近くに日本料理屋やラーメン屋、アジア食品店、漫画のお店があったりと日本に対してとても関心があるということに驚きました。フランスを学ぶことは今まで自分のためと思っていましたが、フランス語を学ぶことで日仏の懸け橋になることができるのではないかと思うと、これからもっとフランス語を頑張ろうと思いました。

≪1年 基礎課程 2016年度参加≫

 先生方がとても丁寧に教えてくださいました。私達はあまりレベルの高いクラスではありませんでしたが、先生が授業の大半をフランス語でして下さったので、分からないながらも理解しようと努めることができました。印象的だったことは、フランスでは予想以上に英語が通用しないことでした。特にリヨンの年齢が高い方には通じなかったです。しかし、英語が通用しない分、自らちょっとした機会でもフランス語を使おうと心がけることができたので良かったです。

≪3年 国際交流学科 2016年度参加≫

 他国のクラスメイトと会話をし、交流しながら授業を進めるため、フランス語をただ学ぶだけでなく、他国の文化を理解することにも繋がり、大変満足した。フランス語レベルに自信のある人はフランス語で交流をしていたが、そうでない人は英語での交流だった。いずれにせよ、日本語は通じないので、英語力はもちろんのこと、フランス語を身につけたうえでこのプログラムに参加するのが望ましいと、とても痛感した。大学側の関係者の方に何か尋ねる際は、いきなり英語から話すのではなく、できない中でもフランス語を必死に使って話しかけると、相手もそれに応えてくれるので、とにかくフランス語を使ってみよう、と努力した。

≪2年 哲学科 2016年度参加≫

 語学の勉強はもちろん、1か月海外で生活することにより、日本とは全く違う生活スタイルを知ることができた。また、フランス人だけでなく、様々な国の人たちと接することができ、国民性やその国の文化を多く学ぶことができた。そして、そうしたなかで、コミュニケーションをとる大切さ、コミュニケーションが取れたときの喜びを感じることができた。最初の頃は授業中に発言をすることが全くできず、歯がゆかったが、後半は思い切って発言をすることができ、授業に積極的に参加できるようになり、充実感が得られた。大学が主催するアクティビティにはほぼ全て参加した。リヨンを楽しみ、知ることができただけではなく、アクティビティを通して、クラス以外の人とも仲良くなることができた。他大学生との交流はこの語学研修の中で最も楽しかった。コミュニケーションをとることで、自然と語学力を向上させることができ、相手の国の文化や言葉を知ることができ、とても刺激的なものになった。また、日本人の他大学生とは、普段からお互い助け合いながら生活することができ、大きな支えになった。

≪2年 史学科 2016年度参加≫

 今回滞在したところはリヨンの旧市街、博物館などが徒歩圏内にあったため、リヨンの歴史、文化に触れるにあたっては大変良かった。また、休日や大学のアクティビティではリヨン以外の地域にも行くことができ、フランスの様々な側面を体感できた。クラスの授業のレベルに対して、求められる語彙が不足していたため苦労した。語彙が無ければ、話すこと、聴き取り、書くことの幅も限られるため、事前にもっとニュースなどで社会、文化に関する語彙を増やしておけばよかったと思った。

≪2年 国際交流学科 2015年度参加≫

 今回の研修では、当初目的としていたフランス語のスピーキング力、リスニング力の向上を達成することができ、非常に嬉しく思っている。しかし研修を終えた今、世界中から集まる学生との日々の交流が何よりも印象に残っている。私のクラスには、ブラジル人、香港人、韓国人、オランダ人、トルコ人、エジプト人がおり、彼らと交流する中で様々な文化や考え方に触れることができ、さらに有意義な研修となった。例えば授業中、社会問題のディスカッション、プレゼンテーションは生徒によってテーマや着眼点が違っていたり、発言にも国民性が見られたり、私にとって驚きと発見の連続であった。
また、クラスの友人とは昼休みに一緒にご飯を食べに行ったり、放課後や休みの日に遊びに行ったりした。皆日本に関心がある様子で、互いの国のことや言葉を教えあって楽しんだ。彼らとの出会いが私の中で今回の研修の多くを占めているように思う。
日本で「フランス語でフランス語の授業を受ける」という経験をしたことがなかったため、初めの1週間は先生が授業中に何を話しているのか正確に理解することすら困難であった。しかし授業中に困ったときも、先生に可能な限りフランス語で質問し、フランス語で解決するように努めたので力がついたように思う。授業が休みの日は、大学のアクティビティが用意されており、ブルゴーニュやブルー教会、シャモニーなどを訪れた。いずれも現地の方がフランス語で説明されるので、課外活動とはいえフランス語の勉強になった。

≪3年 哲学科 2015年度参加≫

 私のクラスには、私とは異なる境遇でフランス語を学ぶ人がいました。親しくなった友人の一人は、必死に勉学に励んでいる姿が印象的なシリア人の女性でした。話を交わす中で、彼女は国勢悪化のためにシリアからフランスに移住した難民であることを知りました。明るい性格からは判断が付きませんでしたが、彼女は貧しく、教科書を買えずに友達のものを写していました。それにも関わらず、クラスでは一番多く発言をし、分からないことをその場ですぐに質問する彼女の姿から、学べる環境に身を置いているなら尚のこと、貪欲に学ばなければいけないのだと強く感じました。
また、ドバイ在住のインド人の男性は、将来メディア関係の職に就き、フランスに永住するためにフランス語を学んでいました。彼は、習ったことをその時間でほぼ完璧に覚えていました。私は、教えてもらった知識を詰め込む受け身の勉強しかしてこなかったことに気付かされました。また、学生の本業である「勉学」に勤しむことが、自分の魅力を高めることに直結することを彼らの姿から学び得ました。彼らと同じクラスで学んだ日々は、とても刺激的でした。

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