基礎課程演習の風景

基礎課程演習7(マス・メディアの内容分析)  のご紹介

【学習目標】
 ドラマ、広告、マンガ、アニメ、新聞、雑誌、インターネットの書き込みなどの内容分析を通じて、客観的にデータを読み解くスキル、プレゼンテーション能力を培う。

【授業概要】
 マス・メディアが社会に与える影響は大きいが、個々のオーディエンスである私たちは、その影響を直接的には意識していない。この授業では、個人の印象や主観ではなく、客観的なデータの分析を通じて、マス・メディアの影響力を考える。
 具体的には、グループごとに関心のあるテーマを決め、データを収集して分析を行う。テーマは自由。日常の素朴な疑問が研究につながるので、日頃からいろいろなことに関心を持つこと。次に、分析結果や考察をプレゼンテーションにまとめ、クラスで発表する。
 最後に、そのテーマで各自がレポートを執筆する。

人間関係専攻 小城英子

【基礎課程演習7のシラバス】

【各回へジャンプ】 第1回 2班ランチ会 3班ランチ会 第2回 1班ランチ会 第3回 4班ランチ会 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 最終回 夏休み 秋のお茶会

【第1回】 4月28日(木)  今年度は新学期のスタートが2週間遅れたため、今日が初回でした。このクラスでは、マス・メディアの内容分析を行いますが、くじ引きで4班に分かれ、研究テーマを話し合いました。

基礎課程演習7  まず、班の中で自己紹介と連絡先の交換です。赤外線でアドレス交換をするのも、おなじみの光景になりました(最近の携帯は進化が速すぎて、ついていけません)。これから半期、一緒に活動していくメンバーですから、よく連携をとって。
基礎課程演習7  内容分析のテーマを話し合います。興味がいろいろあって、何にしようか、迷います。東日本大震災の報道の日米比較? 女性雑誌のブランド分析?

 テーマがあっさり決まって、早くも作業分担を打ち合わせしている班もあれば、いろいろなことに興味がありすぎて、テーマが二転三転している班もありましたが、授業が終わるころには、どうにか決まりました。

1班:ジブリアニメの分析
2班:電車の広告
3班:菓子CMの比較
4班:放送局別ニュース番組の比較
(タイトルは仮です。研究を進めていくうちに、文言は変わるかもしれません。)

 おもしろそうなテーマが並んでいて、これから楽しみです。半期、よろしくお願いします。(こしろ)


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【2班ランチ会】 5月11日(水)  このクラスでは、班ごとに先生とのランチ会を開いています。クラス全員で集まるよりも、一人一人の顔がわかり、距離が近くなるからです。小城ゼミの3・4年生数名にも参加してもらって、大学生活のこと、授業のこと、寮生活のことなど、いろいろと会話がはずみます。

 場所は2号館3Fの人間関係ゼミ室です。普段は、ゼミなどの小人数の授業で使われている教室ですが、ランチ会でも拝借しました。
 みんなランチ持参で集まります。お弁当、パン、学食のラーメン…ランチもさまざまです。
 先生のランチは、SUBWAYのサンドイッチでした。ローストビーフサンドを、ハニーオーツのパンで、クリームタイプのチーズとアボカドをトッピングするのがお気に入り。
 新メニューのアボカド&ブロッコリーのシーザーサンドにも心を惹かれましたが、やっぱり、いつも同じメニューになってしまいます。
 他にもSUBWAYのサンドイッチが2人もいました。SUBWAY率高し。
 小城ゼミ4年生2人は、そろって学食のラーメン。長蛇の列だったそうです。人気メニューなのでしょうか?
 レモン牛乳。小城ゼミの3年生(栃木出身)が、地元のおみやげで1個くれたので、持ってきました。聞いたことはありましたが、実物を見たのは初めてです。ミルクにレモンを絞った「飲むヨーグルト」的なものを想像していましたが、どうやら、そういう類のものではないようです…。
 主張する「無果汁」。
(では、いったい、レモン牛乳の何がレモンなのか?)
 みんなでちょっとずつ味見。
 評価は分かれましたが、好きな人は好きみたいです(あたりまえ)。

学生のコメント
■今日の先輩方を交えてのランチ会では、自分たちに身近な履修のことであったり、寮食の話、楽しかった講義についてなど色々な話が聞けてとても楽しかったです。
■三光町での懐かしい思い出や寮生活の様子などを聞けてよかったです!!
■はじめは緊張したけれど、途中から寮の先輩がおもしろい話をしてくれて、私自身も話に参加しやすくなったし、人関の人と初めてお話できたので楽しかったです!


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【3班ランチ会】 5月12日(木)  昨日に引き続き、今日は3班のランチ会です。

 今日の先生のランチは、BURDIGALAのツナ・サンドイッチ(450円)です。やや高めですが、ここのお店のサンドイッチはおいしいです。欲をいえば、もうちょっとボリュームがほしい…。
 今日は、神戸屋キッチン率高し。
 ランチは各自持参なので、持ち運びしやすいパンやサンドイッチが多いです。

 HIROTAのシューアイス。小城ゼミ4年生からの差し入れです。ありがとう!!(本当は、遅刻したお詫びのようです。)

先生は、「黒蜜黒豆」を選びました。「期間限定」というところにもそそられます。
シュー生地も黒かった!竹炭を使っているようです。
 小城ゼミ3・4年生の中でも、特にフレンドリーで気さくな2人。授業やゼミのことなど、いろいろ語ってくれます。先輩ならではの本音トークがおもしろいです。
 同じ入試類型で受験していたことがわかって、意気投合する2人。学年が違っても、同じ難関をくぐり抜けた仲間には親近感を覚えます。

学生のコメント
■今日のランチ会では、先生と先輩方から専攻やゼミの話が聞けてとても参考になりました!これから、いろいろ頑張っていきたいと思います。
■今日のランチ会で、特に小城先生やゼミの方々のお話は心に残り、これからの大学生活においてとても参考になるお話でした。2年次からの専攻に分かれるためのテストのこと、資格のことなど、わからなかったことを聞くことができ、大学生活を有意義なものにしていくためには1年生からしっかり目標をもって取り組んでいくことが大切だと感じました。そして、これからの基礎課程も大学での学習の基礎を身につけることができるように頑張っていきたいです。
■ランチ会は楽しかったです!人関のことも聞けたし、先輩方もいい人ばかりで、ますます人関に行きたいって思いました。先生が食べていらしたパンがおいしそうなのも印象的でした。もっとお話ししたかったです!


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【第2回】 5月12日(木) 今日は図書館ガイダンスです。基礎課程演習8(堀江宗正先生)のクラスと合同で、図書館の使い方、文献検索の仕方などを学びました。

まず、メディア学習支援センターに集合、各自がパソコン画面を見ながら、図書館で利用できるサービスや、蔵書検索の方法など、講義を受けます。

 では、実際に文献を検索してみましょう。課題となったのは、デビッド・カークパトリック著「フェイスブック若き天才の野望:5億人をつなぐソーシャル・ネットワークはこう生まれた」(日経BP社)という書籍でした。見つかりましたか?
 うまくいかないときは、スタッフの方がサポートしてくださいました。
 図書館へ移動し、館内を案内していただきます。ここはD書庫です。マイクロ資料が保管されています。
 ここは展示スペースです。今は、入学&進級を祝して本学教員が学生へのお薦め本を紹介しています。教員の顔写真入り(!)で、推薦の言葉も紹介されているとは知りませんでした。
 1階の閲覧室には、和雑誌・洋雑誌がそろっています。過去1年分は棚に保管されていますが、それよりも古いものは製本されて書庫に保管されています。
 地下へ向かいます。地下には参考図書の閲覧室や、メディア室、Sunway Room(グループ学習、個人学習、リフレッシュコーナーが集まったフロア)があります。
 パソコンの作業をしたり、グループでディスカッションをしたりできるスペースです。ノートパソコンの貸し出しもあります。

 小グループに分かれて、蔵書検索の実践です。提示された本のリストの中から好きなものを選び、請求記号と保管場所をパソコンで検索します。A書庫?B書庫?

 請求記号をメモしたら、その本が保管されている書庫の場所を館内図で探します。このグループが探しているのは、千野帽子著「読まず嫌い」(角川書店)という書籍で、C書庫1階にあるようです。C書庫はどこでしょうか?

 C書庫はすぐ近くでした!請求記号から、目指す本をすぐに見つけたようです。

 図書館は、最近リニューアルされたところで、きれいで開放的な空間になっていました。先生は、論文を探すことが多いので、主にA書庫に出入りしていましたが、メディア室や新しくできたSunway Roomも利用してみたいと思いました。 ときどき、学生から「文献が見つかりませんでした」といわれることがありますが、検索の仕方が適切でないか、ヒットした文献の価値を理解できていないことが多いようです。必要な文献を収集する力も研究能力のひとつですから、ぜひ図書館を活用できるようになってください。(こしろ)


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【1班ランチ会】 5月18日(水)

 今日の先生のランチは、「ゑびすむすび」の長いもと鶏味噌のおにぎり(右:雑穀米)と、アスパラベーコンのおにぎり(左:玄米)です。お惣菜にきんぴらごぼうを添えました。
 今日も、SUBWAYのサンドイッチが1人いました。手堅いです。
 「あったかおそうめん」の上で、重石に使われる「知られざる芸能史娘義太夫 : スキャンダルと文化のあいだ」(水野悠子著、中央公論社)。
 またもや、入試類型同盟で盛り上がる2人。入試類型がそんなに強い絆を作るとは…。
 小城ゼミ4年生。人関の授業について語るうちに、話の流れで、昨年度の社会調査実習1の研究について説明することに。まだ置いてあった研究発表のポスターを使って、即席のプレゼンです。
  実習の研究テーマは、恋愛シミュレーションゲーム「ラブプラス」のファン心理。緻密なデータ分析が、客観的な事実をあぶり出します。
 引きつけられる聴衆。お遊びのように見えるテーマでも、実は現代社会の「今」を反映していて、人間と社会のあり方を考えさせられます。
 ますますリアルになっていくゲームキャラたち。あなたは、彼女たちに勝てますか…?「ラブプラスは、単なるゲームではなく、新たな恋愛の形である」という結論に、アカデミックな質疑応答が展開されました。

学生のコメント
■楽しいランチ会をどうもありがとうございました!ゼミの先輩方が楽しく、勉強になるお話を沢山してくださったので、とても充実した時間を過ごすことができました。特にラブプラスなど、実習で使用したものをわかりやすく説明して下さったことや、「やっているときは大変だったけれど、今から振り返ってみると、とても役立つし、やってよかった」とおっしゃっていた姿が非常に印象的でしたし、今後の学習の励みになりました。
■ラブプラスの研究がとても興味深かったです!先輩方が研究の結果に達成感を感じていらして、私たちも頑張ろうと思いました。
■ランチ会では先生や先輩方がとても親切にゼミの話や専攻の話など、ためになるお話たくさんしてくださり、非常に参考になりました。ゼミの研究は大変そうだけれど、興味深いものばかりで楽しそうな印象を受けました。またこのような場で、先輩や先生にお話を聞けたらなと思います。
■今日のランチ会では、先生や先輩方からたくさんお話を聞くことができました。ゼミは大変なことが多いようですが、終わったあとに達成感が得られるという言葉が特に印象に残りました。先輩の研究を見ることができ、参考になりました。また、ぜひ専攻やゼミについてのお話を聞きたいです。


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【第3回】 5月19日(木)  いよいよ今日から具体的な授業に入ります。班ごとに、テーマに沿って内容分析の準備を進めていきます。

1班:ジブリアニメの分析

 「風の谷のナウシカ」から、最新作「借りぐらしのアリエッティ」まで、17作品をどのように分析するか、話し合います。
 まずは、公開時期、観客動員数、興行成績など、17作品の基礎情報のリサーチです。

2班:電車の広告

 GW中に、各自が撮影してきた電車の広告を確認します。京成線、相鉄線、JR南武線、東京メトロ日比谷線、福岡市営地下鉄の広告が集まりました。どうやら、電車の広告のローカル比較に、視点が定まってきたようです。
 京成線の広告。撮影している本人と、付添の妹御が映り込んでいます。周囲の「?」という視線に耐えながら、一車両すべての広告を撮影してきたとのこと。

3班:菓子CMの比較

 チョコレート菓子のCMにポイントを絞ることに決定。定番のポッキーだけでも、数種類が発売されています。
 Youtubeなどを利用すれば、懐かしいものから、まったく知らないものまで、昔のCMも見られます。今ではベテラン俳優のアイドル時代を知って驚きます。

4班:放送局別ニュース番組の比較

 放送局の特色を比較するのに、各局の夜のニュース番組を分析対象とすることになりました。メンバーで分担して、5月19日の「ニュースウォッチ9(NHK)」、「NEWS ZERO(日本テレビ)」、「NEWS JAPAN(フジテレビ)」、「報道ステーション(テレビ朝日)」、「NEWS23クロス(TBS)」を、それぞれ録画する予定です。まずは、各番組の基本情報の下調べです。

 いよいよ、具体的な作業が始まりました。この授業では、個人の印象や記憶ではなく、データに基づいて客観的に論じることを学んでほしいと思っています。まだ1年生ですので、研究の理論的な理解や専門的な分析は難しいですが、単純集計や簡単なクロス集計だけでも、新たな発見がたくさんあることでしょう。そのためには、まず、データを体系的に収集し、数量化していく作業が重要です。最初のデータがすでに偏っていたら、客観的な分析もできないからです。(こしろ)


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【4班ランチ会】 5月25日(水)

 今日の先生のランチは、奮発してHomework’sのシュリンプとアボカドのサンドイッチ(1350円)です。グラハムパンをトーストしてもらいました。
SUBWAYが3人も! アボカドが人気のトッピングのようです。
手作り弁当派もいました。おかずがぎゅうぎゅうに詰まっていて、おいしそうです。
 小城ゼミ4年生を交えて、基礎課程演習が導入された経緯や過去のクラスの様子、学内のハラスメント防止対策、先生の担当している授業や研究のことなど、いろいろ話がはずみました。
 

学生のコメント
■今日のランチ会では、基礎課程演習のクラス分けのシステムから授業のこと、男性教員の苦労などを先生や先輩方にお話を聞くことができたので、とても参考になりました。もっとお話を聞きたいと思えるくらい、よい時間でした。ありがとうございました!
■4年生と話せる機会がなかなかないため、いろんな話を聞けて、すごく楽しく過ごせました!
 SUBWAYが美味しいと聞いたので、私も今度買ってみようかなと思いました!(b^ー°)
■ランチ会を開いてくださり、ありがとうございました!4年生の先輩方や先生から、数年前の基礎課程演習の決め方や、ゼミのことなど、様々なお話を聞けてとても楽しかったです!
■とても楽しいランチ会でした!大学の授業や研究についてなど、どれも興味深いお話ばかりでした。血液型の研究については、先生の研究に対する熱心なご様子に感激しました。ジェンダーについても印象的でした。また、このように先生や先輩方と、近い距離でお話しする機会があるといいなと思います。SUBWAYのサンドイッチにも挑戦してみたいです。ありがとうございました!
■ランチ会、楽しかったです。基礎課程について、先生や先輩方からお話を聞くことができてよかったと思います。SUBWAY率の高さにびっくりしました(笑)。おいしそうだったので今度買ってみたいと思います!


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【第4回】 5月26日(木)

 各班が内容分析の作業に取りかかりました。内容分析は、コード(分析基準)の設定によって結果が大きく変わります。一部をコーディングしてみて、うまくいかなければ、コードを再検討して、またやり直しということもよくあります。

1班:ジブリアニメの分析

 図書館のメディア室へ移動して、ジブリアニメのDVDを視聴しながら、コードに沿って分析します。分析対象の作品が多いので、班内で作業を分担します。

 この3名は、「紅の豚」と「天空の城ラピュタ」を分析しています。時代設定、主人公の性別・年齢、人間か動物かなど、ひとつずつ丁寧にコーディングしていきます。「紅の豚」の主人公は、人間と動物のどちらにコーディングしたのでしょうか???

 こちらの2名は「平成狸合戦ぽんぽこ」と「耳をすませば」を分析しています。作品のメッセージ性といった質的な分析も行います。

2班:電車の広告

 日比谷線の広告。これは、隣の車両との間の窓でしょうか?こんなところにまで広告が掲出されているとは…。
 ドア窓、ドア上、ドア横、中吊りなどの「掲出場所」と、食品、サービスといった「広告ジャンル」に大別して、分析のコードを決めます。
 各自が撮影してきた広告を一つ一つ確認しながら、分析コードに沿ってExcelに入力していきます。
 

3班:菓子CMの比較

 チョコレート菓子のCMを分析対象とすることになったものの、動画がうまく見られず、作業が難航する3班。
 CMによる売り上げ効果を比較したかったのですが、売り上げのデータがなかなか見つかりません。方向性を転換して、CMの放送された時代、起用されているタレントの年齢や性別、商品の値段などの関連を分析することに。

4班:放送局別ニュース番組の比較

 5月19日(木)の「ニュースウォッチ9(NHK)」、「NEWS ZERO(日本テレビ)」、「NEWS JAPAN(フジテレビ)」、「報道ステーション(テレビ朝日)」、「NEWS23クロス(TBS)」を分担して録画、すでにコーディング作業をしてきたものを持ち寄りました。

 ニュースの切り替わりを1単位として、ニュースごとに開始時間と終了時間、テロップ、キャスターの反応などをExcelに入力していきます。
 各自でコードの基準が違っていたところは、改めて修正します。Excelの作業も助け合って。
 分析対象となった5月19日は、東京電力が津波被害の様子を撮影した17枚の写真を公開したのですが、このニュースをトップで扱う番組が多かったようです。

 今は、ひたすら客観的なデータ作りに専念する段階です。データが歪んでいたら、この先の集計や分析において、信頼性のある結果を導くことができないからです。思い込みや主観を排除して、客観的にコーディングすることを心がけてください。
 地道な作業が続きますが、このプロセスで、自分の扱っているデータの特徴や性質を肌身で感じることでしょう。今はまだ、ただの「感触」でしかありませんが、その「感触」が次の分析の段階で生かされることになります。(こしろ)


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【第5回】 6月2日(木)

 各班のコーディング作業が続いています。作業に集中しているうちに、90分の授業時間があっという間に過ぎていきます。

1班:ジブリアニメの分析

 先週に引き続き、図書館のメディア室にこもります。「千と千尋の神隠し」「おもひでぽろぽろ」「もののけ姫」「魔女の宅急便」「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「火垂るの墓」「猫の恩返し」「耳をすませば」「崖の上のポニョ」…。分担して、ひたすら作品を分析します。

1班のコメント
■今日は、それぞれが別々のジブリ作品を主人公が人間か動物か、その人数・性別、時代、舞台、ストーリー、テーマ、のコードに基づいて分析作業をしました。私が作業する中で苦労した点は、テーマの読み取りでした。ジブリ作品を見て感じるテーマは、人それぞれ違うので、自分が感じたテーマが適切なのかどうかという判断が非常に難しく、迷いました。楽しむためにジブリ作品を見るのもよいのですが、今回のように焦点を絞って作品を分析することで、ジブリの面白さや奥深さを改めて理解することができ、非常によい勉強になりました。次回は、残りの作品をすべて分析し終えたいと思います。それまでに、班のメンバーで昼休みに集まり、それぞれが行った分析の結果をまとめようと予定しています。
■手元にあるすでに調べた分析コード内容の情報を、作品を実際にみて確認、及び再検証にあたりました。今回はさらに時間を短縮するため、1人1人で映像を検証しました。私は今回「もののけ姫」と「となりのトトロ」を検証しました。映像から分析した内容としては、主人公の設定・主な登場人物の人数・時代設定・作品テーマ・作品内容の5点です。作品を観賞するのではなく、分析コード内容を機械的に処理するという作業は馴れていないので苦労しています。主人公の設定や時代設定は比較的わかりやすいのですが、主な登場人物をどこまでにするか(話さないキャラクターを含むか、含まないか、など)は見極めるのが難しいです。また、作品のテーマやメッセージ性の情報処理が、客観的に行えているかどうか、個人の意見が入ってしまっていないかも心配な点として挙げられます。今後も引き続き他作品の検証を行い、処理したコードと興業成績の関連性が見いだせればと考えています。地道な作業ですが、頑張ります。

2班:電車の広告

 日比谷線(コード3)の広告の入力画面です。掲出場所はドア上・窓=1、中吊り=2、サイド=3・・・、広告のジャンルはエリアガイド=1、電車サービス=2、書籍・雑誌=3・・・・とコードを決め、一つ一つの広告をコーディングしていきます。日比谷線では、サイドに電車サービスの広告が多いのでしょうか?

 広告のコーディングを終えたら、Excelで集計作業に入ります。
 早くも単純集計結果が出ています。鉄道会社によって、広告ジャンルの内訳も異なるようです。
 同時にプレゼンテーションのファイルも作り始めます。グラフは、Excelで作成したものを貼り付けるよりも、データだけコピーして、直接powerpoint上で作成した方が美しく、また、プレゼンテーションと連動しやすいからです。

2班のコメント
■私のグループは電車の広告について調べているので、5つの路線で広告の部類を集計し、数値化してそれぞれを円グラフに表しました。私の調査した相鉄線では、サービス広告が最も多いということがわかりました。ExcelやPowerPointを使っての作業でしたので、なかなか使いこなすのが大変でしたが、これからもっと使うことによって様々なグラフの表現方法や、PowerPointを使っての視覚で訴える見せ方を見つけていきたいです。
■作業がだいぶ進みました。ひとまず、南武線と相鉄線だけ、部類ごとにグラフにしたら、広告の部類の割合がまったく違ったのがとても意外で驚きでした。残りの3つもグラフにして違いを早くみたいですo(^-^)o

 

3班:菓子CMの比較

 チョコレート菓子のCMを見ながら、起用されているタレントの性別、年齢、菓子の値段、放送された時代をデータ化していきます。
 判定に迷う場合は、複数のコーダー(コーディング作業をする人)で協議します。

3班のコメント
■今日は、YouTube等を活用して、CMを見て登場人物や構成を考察しました。Excelで、メーカー、実写/アニメ、出演タレント、放送された年代などを、種類別に表を作成しました。また、お菓子の価格(メーカー希望価格)を調べました。
■ただYouTubeを見るだけでなく、CMを比較しながら、今後のリサーチのためのフォーマットを作成しました。毎回違うお菓子を知ることができて、楽しみながら作業しているので、発表も楽しい構成にしたいです。

4班:放送局別ニュース番組の比較

 「報道ステーション」の入力画面です。ニュースごとに開始時間と終了時間を入力し、そこから放送時間を計算します。トップニュースにこそ14分間以上も割いているものの、それ以外のショート・ニュースは1〜3分間程度です。ショート・ニュースの放送時間は5分間ぐらいのように感じていましたが、データにすると短いことに驚きます。視聴者が体感するテレビの1分間は、意外に長いようです。

 全員で各局のコーディング結果を一覧しながら、分析の方向性を話し合います。

4班のコメント
■今日は、局ごとの特徴やニュースの流れなどを個人でExcelやWordにまとめる作業から、他局とのトップニュースの内容やかかった時間の比較など、班全員で話し合う段階に入りました。自分では気づけない面白さを班で話し合うことによって見つけることができ、面白かったです(^O^)。研究内容を充実させるために、各自の持ち帰り作業を家できちんとやってきます!
■わたしたちの班はニュース番組の比較をしていますが、思っていたより難しいです。特に苦労の種となっているのが局ごとに大きく異なる構成の違いです。例えばニュースごとの放映時間を比較したいときに、震災関連のニュースで1.原発、2.節電、3.波及問題、4.被災地支援、というようにカテゴリ分けしてひとつひとつ放送する局もあれば、1〜4すべてをひとつにまとめて「震災関連」として放送していて、区切りがあいまいな局もありました。わたしたちの班ではカテゴリ分けしたものをひとつのニュースととらえることにしました。次の授業からは共通しているニュースや独自性のあるニュース、またニュースの価値基準について調べてみようと考えています。有意義な研究ができるよう頑張ります!


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【第6回】 6月9日(木)

 対象とするデータが膨大なところは、まだコーディングに苦労していますが、早くも集計や分析に入る班も出てきました。

1班:ジブリアニメの分析

 静寂…。

 コーディングを終えた作品から、Excelに入力していきます。「平成狸合戦ぽんぽこ」「紅の豚」「魔女の宅急便」「崖の上のポニョ」の主人公を、人間とするか、動物(非人間)とするか、判断に迷います。暫定的に「半獣」カテゴリを設けることに。

1班のコメント
■前回に引き続き、借りてきたDVDを見ました。時間も限られているため早送りをしながら見る感じだったのですが、内容も理解しなければならず、かつ、この話はいつの時代か、舞台はどこか、主要人物は何人なのか、など決められた項目ごとにも映画を分析して見ていかなければならないので、わからなければもう一度繰り返し見るといった作業がとても大変でした。みんなそれぞれ食い入るように見ていたので目が疲れたのではたないかと思います。作業を通じてですが、多くのジブリ作品を見ていくうちに共通点なども発見でき、すべてをデータ化してみるのがとても楽しみです。
■今回は二手に分かれて作業をしました。DVDを見て登場人物や時代、テーマを確認する作業と、それらをExcelでまとめる作業です。登場人物を確認していくと、ポニョや紅の豚など、「半獣」が多いことがわかりました。これらを踏まえ、分析結果が明確に出るとうれしいです。
■今回は、今まで調べたことをExcelにまとめる人と、まだ見ていない作品を見る人に分かれて作業を進めました。私は「ハウルの動く城」を分析しました。普段映画を見るときは深いところまで気にしませんが、コードの内容を確認するために、登場人物やひとつひとつの言葉、場面などを注意しながら見るように心がけました。特に時代や場所ははっきり説明が出るわけではないので、自分で読み取って解釈するのが大変なところだと思いました。

2班:電車の広告

 JR南部線の広告。川崎市税務広報から軽自動車税の納付について告知が出されているのは、路線の地域性をよく表しています。
 早くも分析に入る2班。路線ごとに広告にも違いがあるようです。

2班のコメント
■グループで調べた路線が5つもあるので、それぞれの特徴をまず把握しました。その上で、自分が担当した路線については、集計結果を見ながら、より詳しく細かいところまで、どんな特徴があるのかを考えなければいけないので大変でした。
■各路線の広告部類分けや、広告掲載場所別の割合を集計するという作業をしました。各路線によって掲載される広告の種類が大きく異なっていて驚きました。広告にそれぞれコードを付け、種類ごとに分類する作業は黙々としなければならない作業で大変でした。今後は、各路線を比べるだけでなく、5つの路線全体での集計を取り、どんな種類の広告が多いのか、路線ごとにある利用客の層や地域にある特徴等を分析してみたいと思っています。
■今回は各線の広告の掲載場所と広告部類を、Excelでデータ化しました。また、powerpointも同時に作成しました。データ化するときに、COUNT IFなどの関数を用いて集計する作業が少しややこしくて苦労しました。路線によって、広告の種類が全然違っていて、驚きました。

3班:菓子CMの比較

 不二家ペコちゃんの古いCMを見つけました。劇画調に驚きます。
Excelの入力画面。CMの出演者と当時の年齢、菓子の種類、放送された年代、値段などを丁寧に入力していきます。

3班のコメント
■今日は、前回同様に、チョコレート菓子のCMの出演者、BGM、価格等についての統計をとるために、Excelを使用して入力していきました。次回は、統計データを元に様々な切り口でまとめていき、傾向の分析を行います。
■今回は前回に続き、ロッテ、明治、森永、グリコ、ブルボンのCMで起用されているタレントの性別や当時の年齢、放送された時代やお菓子の値段などをExcelにまとめていきました。特にCMの放送された時代はYou Tubeの更新日に頼ってしまうと正確性がなくなってしまうために、そのCMに出演しているタレントを通して時代を一つ一つ調べていきました。お菓子のCMは季節ごとにすぐ新しく変わるため、分析する量がたくさんあり、本当に大変でした。しかし次第にExcelの表が完成していくとお菓子の会社ごとに起用するタレントの年齢に違いが見られるなど面白い傾向がありそうなので、次回からはもっと特徴を探っていきたいです。
■一番苦労したことは、すべてのCMを探し出すことです。また、そのCMの情報もWikiペディアなどで調べるのではなく、より確実な情報を求めて色々なサイトを見比べたり調べたりしました。

 

4班:放送局別ニュース番組の比較

 各自のコーディング結果を突き合わせて、共通点や相違点を議論します。
 散乱。

 どの番組も、東京電力が公開した17枚の津波被害の写真を取り上げていましたが、被災地の交通事情や、福島県飯舘村の放射能汚染など、特定の番組の独自取材も見られました。震災のニュースにウエイトがあることは共通しているものの、その内容や扱いは番組によって違うようです。

4班のコメント
■各自でニュースをジャンル分けしてまとめておいたものを持ち寄り、比較しました。それぞれのニュース番組ではニュースの数が違い共通のニュースを見つけることが苦労した点です。作業からニュースを比較してみると、各局の特徴がはっきりと見えてきたことと、震災のニュースであっても伝え方が違うことを感じました。
■今回の授業では前回までにまとめたデータを、Excelを用いて比較をしました。共通のニュースを探すため一つ一つのニュースをあわせていくのが大変でした。また震災関連のニュースのカテゴリ分けもすべてが関連していて線引きするのが難しかったです。しかし、共通のニュースを見つけるため各局のニュースをあげていくと、その番組の特徴が少しずつ見えてきて着々と進んでいるなという実感ができて嬉しかったです!
■各局のニュースの分析をするのが大変でしたが、一つ一つ見ていくうちに各局の特徴が見られて面白かったです。

 少しずつデータの特徴が見えてきました。常識だと思い込んでいることがデータによって裏切られること、客観的なデータを突き合わせてみて初めて見えてくること、これが社会調査の醍醐味です。コーディングやデータ入力の地道な作業が、報われるときです。(こしろ)


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【第7回】 6月16日(木)

 各班がデータの集計と分析に入っています。平均値や割合などの量的な分析は、Excelを駆使して表やグラフにまとめますが、メッセージ性といった質的な分析は、メンバーで議論しながら進めていきます。

1班:ジブリアニメの分析

 「借りぐらしのアリエッティ」はレンタル開始前で入手できなかったため、「風の谷のナウシカ」〜「崖の上のポニョ」の16作品を分析対象としました。各自のコーディング結果を突き合わせて、傾向を見出そうとしています。

 ジブリアニメの観客動員数のデータです。ジブリアニメといえば、初期作品の「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」の印象も強いのですが、観客動員数はそれほど多くなかったのは意外です。1997年公開の「もののけ姫」がターニングポイントのようです。
 ざっと見たところ、「風の谷のナウシカ」〜「火垂るの墓」までを第1期、「魔女の宅急便」〜「耳をすませば」までを第2期、「もののけ姫」〜「崖の上のポニョ」までを第3期と分けることができそうです。

2班:電車の広告

 福岡市営地下鉄の広告。いちご大福が先駆となって、あんず大福やはっさく大福など、フルーツと大福のコラボはさまざまなバリエーションが生まれたようですが、トマト大福とは!「果物のように甘くジュウーシー」と書かれています(「ジュウーシー」がポイント)。製造・販売元の「如水庵」では、「筑紫もち」が有名でしたが、最近ではフルーツ大福もアピールしているとは知りませんでした。

 早くもpowerpointの作成に入っています。効果的に見せるために、グラフや図を多用しようとしています。

3班:菓子CMの比較

 CMに出演しているタレントの性別や人数など、データ化していきます。どうやら、チョコレート菓子のCMに起用されるのは、男性タレントよりも、女性タレントの方が多いようです。ここに表示されているグリコのポッキーだけでも、男性タレントが起用されているCMは7件しかないのに対して、女性タレントが起用されているCMは2倍以上の16件です。また、男性タレントが起用されるようになったのは、ここ10年ほどの新しい傾向のようです。ポッキー以外のチョコレート菓子、グリコ以外のメーカーにも範囲を広げて、もう少し分析を進めたいところです。

4班:放送局別ニュース番組の比較

 「マス・コミュニケーション論」のノートを見ながら、その授業で学んだ知識を生かしながら分析しようとするも、方向性が見えなくなって壁にぶつかる4班。何度も、番組別のニュース一覧を眺めて、各番組の特徴を議論しています。

 量的な分析は数値が明確に示してくれますが、質的な分析は研究者の主観が入らないよう、丁寧に進めていく必要があります。研究者の視点で見てみると、一消費者、一視聴者であったときには意識しなかったこと、気づかなかったことが見えてきます。(こしろ)


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【第8回】 6月23日(木)

 分析結果が出そろって、そろそろ結論が見えてきました。各班とも、プレゼン用のPowerPoint作成に入っていますが、今度は、グラフ作成やアニメーションの設定など、研究を効果的に発表するための作業に時間がかかります。

1班:ジブリアニメの分析

 作品の鑑賞とコーディングに時間をとられましたが、ようやくPowerPointの作成に入りました。
 「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」などの初期作品と比べると、「もののけ姫」以降は、メッセージ性が変化しているようです。その変化を、世相との関連から分析しようとするも、何を世相の指標とすればよいのか、ジブリの森に迷い込む1班。
 三鷹の森ジブリ美術館のHP。実は、小城ゼミの卒業生が、スタッフとして勤務しているのです! 美術館日誌の中に、本人が登場しているのを発見して興奮。1班の研究とは直接関係ないのですが、つい熱く語ってしまいました。

1班のコメント
■昨日の授業では、データ検証をしながら、プレゼンテーションの際に配るレジュメやPowerPointをグループのメンバーで分担し、同時並行で作成しました。データの検証の作業では、ジブリの興行成績が上昇することを裏付けるための傾向を見つけ出すことができました。データを検証、分析する作業は、時間がかかり大変なものでしたが、想定外の傾向や結果が出てきたときには、「面白い」と感じたり、「時間をかけてやって良かった」と満足感を得ることができました。また、班のメンバーでその喜びを共感できる点がグループ作業の良さであると実感しました。来週は、授業時間だけでなく昼休みなども使用し、原稿を作成して仕上げる予定です。
■前回はデータ分析及び考察を行いました。次回も引き続き行い、発表に備える予定です!作品数が多いので、なかなか分析が楽にはいきません。しかし作品検証から共通点が発見できたときは、面白いです!

2班:電車の広告

 相鉄線の広告。65歳以上は、相鉄バスが割引になるようです。
 電車広告の意義を確認するために、広告料などのデータを調べます。テレビの視聴率が低下する中、電車広告はコストパフォーマンスのよい広告のようです。

2班のコメント
■今回の授業で私たちの班は、プレゼン発表に向けて、PowerPointで作業をしました。文字の出し方など見やすさ、強調したい点など動きを出すことを心がけました。次回は発表の仕上げをしていきます。
■今回は、PowerPointでプレゼンの資料を作成しました。私はPowerPointを今までまったく使ったことがなかったので、友達がPowerPointを作るのと並行して、発表用の原稿を考えたり、資料を集めたりしました。自分たちが調べたことをみんなにわかりやすく伝わるような文章を考えたり、資料を作成するのは難しい作業だと思いました。来週でプレゼンの準備が最後なので、しっかり取り組み、プレゼンが成功するようにグループの友達と協力して頑張りたいと思います。

3班:菓子CMの比較

 チョコレート菓子のCMに起用されているタレントの男女比、年齢構成、商品価格との関連、放送されていた時代との関連など、さまざまな分析結果をグラフにまとめていきます。カラフルで、目を引きます。PowerPointが楽しみです。

3班のコメント
■今回はExcelで作った分析結果をもとに特徴やどのような関連性があるのかを調べ、パワーポイントにまとめていきました。具体的には各お菓子会社のCM出演者の男女の割合、平均年齢やまたお菓子の対象年齢によって変わるタレントの性別や年齢などを表やグラフにまとめていきました。またすべてのお菓子会社における共通点も探してみました。それらを分かりやすくPowerPointにまとめ、今まで研究してきたものをみんなに伝えることができるように最後まで頑張っていきたいです。

4班:放送局別ニュース番組の比較

 分析結果の考察とPowerPoint作成が同時進行です。
 分析結果を眺めながら、考察とプレゼンの方向性を考えます。

4班のコメント
■今日はPowerPointを作るにあたり、今までの調査のまとめを考えました。私たちは「夜のニュースは各局で放映されているが、局ごとに違いや特徴はあるのだろうか」という問いから調査を始めました。しかし、いざ「目的」「結果」とまとめようとするとたくさんのデータを上手くつなげることができず、苦労しました。また、PowerPointも作り始めました。内容をまとめる人、データの表やグラフを作る人、PowerPointに打つ人、など分担して作業を進めました。PowerPointはアニメーションや色など凝ろうと思えば、いくらでも凝ることができるので楽しいです。残り一週間で満足のいくプレゼンができるよう、準備します!
■本格的に発表準備のPowerPoint作成に入りました。PowerPoint作成担当とデータのまとめ担当に分かれて作業をしました。作業をしていると時間の経過が速く、少し焦りました!授業時間内では間に合わないので、授業以外の時間も使って進める予定です。基礎課程演習は、他の授業とは違って、複数の人数グループで活動するので、刺激も楽しめあってよいと感じます(^o^)/

 当初の予定では、来週から2班ずつプレゼンをすることになっていたのですが、各班とも、分析やPowerPoint作成に力が入るあまり、来週までに間に合わないことが判明。だいたいの結果が見えてきたら、さっさとプレゼン準備に入るのかと思いきや、その結果の考察について、延々と熱く議論している班が多かったので、間に合わなくて当然といえば当然ですね。PowerPointにも凝り始めると、きりがないようで、授業終わりが近づいて「区切りで終了してください」という先生の呼びかけも耳に入らず、背景のグラデーション設定に夢中な班もありました。仕方がないので、スケジュールを後ろ倒しにして、来週も準備作業に当てることになりました。(こしろ)


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【第9回】 6月30日(木)

 今週はプレゼン用のPowerPointや配布資料、原稿の作成が中心です。各班とも、効果的なプレゼンを目指して、ひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。

1班:ジブリアニメの分析

 PowerPoint作成班。
 原稿作成班。スライドを見ながら、読み上げ用の原稿を考えます。
 散乱…。

2班:電車の広告

 2班は早くからPowerPoint作成に取りかかっていましたが、美しいディテールにこだわり、念入りに仕上げています。
 電車の画像も検索。

3班:菓子CMの比較

 さまざまな分析結果がグラフ化されています。カラフルで目を引きます。

 PowerPointの構成を見ながら、プレゼンの流れを確認します。考察が浅いことに気づいて、あわてて分析結果を再確認。

4班:放送局別ニュース番組の比較

 PowerPoint作成中。
 背景は、クールに濃いブルーです。硬派なテーマとよく合っています。
 PowerPointを作りながら、何度も分析結果を見直します。

 研究の全体像が見えてきました。PowerPointのスライドショーと、原稿読み上げの練習をしておきましょう。来週のプレゼンが楽しみです。(こしろ)


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【第10回】 7月7日(木)

 いよいよプレゼンです。これまでの作業の集大成を披露するときです。

1班:ジブリアニメの分析

 授業前に、原稿のチェックと最終打ち合わせ。あいにく、プレゼンの日に風邪を引いてしまったようで、声がガラガラです。

 いよいよプレゼンが始まりました。入念に準備したとはいえ、緊張します。

 フロアも興味深く資料を見ます。
 グラフを効果的に使います。
 興行成績上位3作品の「千と千尋の神隠し(304億円)」、「ハウルの動く城(200億円)」、「もののけ姫(192.1億円)」の共通点を探ろうとしていますが…。
 「魔法が出てくる」は、興行成績9位の「魔女の宅急便」にも、「動物が出てくる」は興行成績14位の「となりのトトロ」にも、「食べ物を食べる場面がある」は興行成績16位の「天空の城ラピュタ」にも該当しているなど、必ずしも、上位3作品だけの特徴ではないのではないでしょうか???
 ちなみに、「天空の城ラピュタ」では、主人公のパズーとシータが、目玉焼きを乗せたトーストを食べるシーンがありますが、この目玉焼き乗せトーストを、巷では「ラピュタパン」と呼ぶとか。
 まだ興行成績の高くなかった初期作品の「風の谷のナウシカ」〜「火垂るの墓」までを第1群、やや興行成績が上昇した「魔女の宅急便」〜「耳をすませば」を第2群、一気にブレイクした「もののけ姫」以降を第3群として分類し、それぞれの特徴を質的に分析しています。
 ストーリーの質的な分析結果です。どうやら、初期作品は、明確な悪役や敵役が存在していて、戦いと対比させた平和のメッセージであったのに対して、時期が下るにつれて徐々に戦いの描写がなくなり、広い人間愛へと表現が変化しているようです。
 時代設定は、過去から現在へとシフトしています。第3群は、ほとんどの作品が現在に設定されています。
 第1群の半数は外国が舞台になっていましたが、第2群、第3群は日本の割合が増えています。前述の時代の分析を合わせて考えると、興行成績の上昇した第3群には、現在の日本を扱った作品が多いということでしょうか。観客が感情移入しやすいのかもしれません。
 第2群、第3群になると、主人公の声優に、有名俳優を使うケースが増えていて、それがヒットにつながったと考察されています。
 第1群の初期作品はマニア受けする作品だったが、第2群、第3群の作品は、万人受けするように、次第に変容していったというのが結論です。
 プレゼンが終わったら、フロアの各班で話し合って、コメントや質問をまとめます。
 フロアとの質問応答。研究内容だけでなく、プレゼンについても容赦なく評価されます。1班のプレゼンは、スライドの情報不足や、資料の煩雑さが指摘されました。
<

フロアのコメント;
■ジブリ作品の分析は、一つ一つ丁寧に調べ、傾向をまとめていたので、とてもわかりやすく、興味深いものでした。その中でも、特に印象に残ったことは、映画の内容や声優、公開時期によってさまざまな違いが見られたことです。「愛」をテーマにする、声優に人気俳優を用いる、時期を夏休み前にするなど、今まで何気なく観てきたジブリ作品が、こんなにも工夫されて作られていたことには、とても感動しました。これから、ジブリ作品を見るとき、このようなことに注目してみたいです。そして、今後、さらに人気を高めるためにジブリはどのような方法を使ってくるかも楽しみです。
■一つ一つのジブリ作品について、興行成績など、とても詳しく分析されていたので、わかりやすかったのですが、監督や声優の資料を一覧表などにまとめてくれたら、さらに理解を深められたのではないかと思いました。私が初めて観たジブリ作品は「千と千尋の神隠し」ですが、これは、テレビや映画館などで宣伝されていたので、話題性があると思い、鑑賞に出向きました。私のように、宣伝があちこちでされていたために流行に乗ったという人も多かったのではないかと感じました。分析に宣伝の視点はありませんでしたが、今後の課題として、興行成績を上げるために宣伝力も問われるのではないでしょうか。

1班(プレゼンター)のコメント;
■作品紹介の際に、分析コードの説明が長くなってしまい、フロアがつらかったというのが反省の1点目として挙げられます。視覚的にわかりやすいグラフや表をレジメに加えたり、各スライドに細かい情報を入れたりしておけばよかったと思います。この部分をコンパクトにできれば、プレゼン後半のまとめの部分を、よりしっかり伝えられたのではないかと反省しています。分析については、他作品と上位3作品の明確な違いを提示するようにとの指摘をいただきました。上位3作品の共通点を探ることばかりに目が行ってしまったように思います。初めてのプレゼンで、思うようにいかない点もありましたが、よい経験になったと感じています。今後に生かしていきたいです。
■今回、初めてプレゼンをしてみて、反省点がいくつかあった。重要なグラフなどは資料で配布した方がよかっただろうし、作品の説明も長すぎたように思った。また、口頭での説明も多かったため、フロアにとってはわかりづらかっただろうと思う。次回からは、余裕を持ってPowerPoint作成に取り組み、図やグラフを多用したり、詳細な情報をスライドに入れたりしようと思った。上位3作品の共通点を挙げて説明したが、他の作品にも該当してしまう点があるのではないかと先生に指摘され、もっと深く分析する必要があった。緊張したけれど、とりあえず一段落してよかった。


 16作品を対象に、大変な作業だったと思いますが、短期間で丁寧に分析されていたと思います。興行成績の低かった第1群に比べて、第2群や第3群、特に第3群では、「現在」の「日本」を舞台に、「戦い」の描写を減らして「愛」をアピールし、「有名俳優を起用」する、といった傾向が明確に見られたのは興味深かったです。その一方で、初期作品の熱心なファンは、果たして第3群の作品にも同等の評価をしているのだろうか、と気になりました。もしかしたら、第1群、第2群、第3群では、ファン層が異なるのかもしれません。(こしろ)

2班:電車の広告

 授業が始まる前に、スライドショーの最終確認。
 プレゼン開始。時間をかけた自慢のアニメーションを披露します。
 スライドショーの動きと、口頭の説明が一致しているか、常に確認します。
 グラフや写真などを多用していて、フロアの目を引きつけます。ただ、広告ジャンルの内訳が路線ごとに円グラフになっていたため、違いがわかりにくかったようです。
こんなふうに、1つのグラフにすべての路線のデータを入れ込んではどうでしょうか。直接比較がしやすくなります。

 2班のプレゼンについて、フロアも班内でディスカッションして、意見をまとめます。

フロアからの鋭い指摘。

 2班の場合は、広告ジャンルに「エリアガイド」「電車サービス」「書籍・雑誌」とったコードを、掲出場所に「窓横」「中吊り」といったコードを設定しましたが、それぞれのコードの内容や、具体的にどんな広告をどのコードに分類したかといった説明が不足していたようです。また、広告の分析結果を説明する前に、各路線の特徴(地域や所要時間、乗降客数、乗り入れ路線など)の情報を出しておくべきでしたが、それが最後に回ってしまい、プレゼンの構成がよくなかったことを指摘されました。

 思わぬ指摘に、うろたえる2班。
 同じ路線を使っている地元民からは、異なる視点の情報提供もありました。

フロアのコメント;
■路線によって、広告の傾向が違うという事実を初めて知りました。各線の乗客のニーズに合わせて内容を変えている点が、非常におもしろかったです。実際に、期間を決めて写真を撮影してくる行動力にもとても感動しました。グラフや図が多かったことなども、フロアにとってわかりやすいものでした。普段、あまり気にならないことでも、興味と疑問を持って調べてみることのおもしろさに気づかされたプレゼンでした。
■2班のプレゼンは、スライドとレジメがわかりやすく作成されていて、とてもよかったです。班のメンバーが使っているローカル線の調査でしたが、今後の課題として、たとえば、都営地下鉄のみに限定して、共通点と相違点を見つけるなど、他の路線のデータも見てみたいと思いました。また、GW以外の平時の広告はどのようになっているのかも知りたかったです。平時は、連休に向けたイベントの広告が減るとしたら、代わりに何が増えるのでしょうか。
■電車の広告の種類の多さに驚きました。各路線は、どの世代がもっとも多く利用しているのかなど、ターゲットも関係しているのではないかと思いました。たとえば、私は山手線を利用していますが、電車の広告を見ていると、飲料や本など、消費者の世代が幅広い商品ジャンルのものが多いように感じます。それに対して、学生が多く利用する電車は、中学や高校など、学校を宣伝するものが多いのではないかと思いました。そのような関連性も、もっと知りたかったです。

2班(プレゼンター)のコメント;
■自分で発表していても、説明の順番がよくなかったと感じました。また、掲載場所や広告ジャンルなどのコードを、もっとしっかり説明しておけばよかったです。自分たちは2ヶ月以上も電車広告について分析をしているのでわかっていますが、初めて電車広告について知る人にもっとわかりやすい内容にすべきだったと反省しました。グラフを多用したのは見やすくなったと思う一方、より効果的なグラフの提示があったのではないかとも思います。今後は、このような点にも注意してプレゼンをしていきたいと思いました。
■自分たちでは、掲出場所を当たり前のように決めつけていて、みんなもわかっているという感覚でいましたが、指摘されたように、フロアはどこが「サイド」か、「窓横」かなどを理解していませんでしたし、「エリアガイド」に何が含まれているかなどを、丁寧に説明するべきだったと思いました。


 2班は、各自が、周囲の「?」という視線に耐えながら、一車両のすべての広告を撮影してくるというバイタリティにあふれた班でした。分析の途中経過を見ているときは、ローカリティがはっきり出ているように思ったのですが、プレゼンでは量的分析が中心だったため、各路線の質的な違いが見えにくかったようです。このHPでも広告のいくつかを紹介してきましたが、苦労して撮影してきた広告を、プレゼンでも大々的に使って、量的分析では見えないところをアピールすれば、もっとおもしろかったと思います。(こしろ)


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【第11回】7月14日(木)

 今日は3班・4班のプレゼンです。先週の1班・2班のプレゼンを受けて、この1週間で大急ぎで手直しをしたようです。

3班:お菓子のCM分析

 授業前に、口頭用のプレゼン原稿をもう一度練習します。
 プレゼンは、グラフを中心に視覚的にアピールします。
 チョコレート菓子のCMは、女性タレントが起用されることが多いようです。
<  ロッテの場合、他のメーカーよりも、スポーツ選手の起用が多いことが特徴です。ロッテ・オリオンズ(現:千葉ロッテマリーンズ)の選手?と思いきや、起用されているのは野球選手ではなく、フィギュアスケートの選手とのこと。なぜ??
 CMに起用されているタレントを、年代別に分析してみました。10代〜20代で4/3を占めていることから、チョコレート菓子には若いタレントが多く起用される傾向が認められました。
 割合は少ないとはいえ、高年層のタレントも起用されています。特に50代の男性タレントが起用されるのは、やや価格帯が高めの商品のようです。高級なチョコレートを売り出すときには、シブいオヤジのイメージが合うのでしょうか。
 ロッテの「ガーナミルク」のCMは、女性タレントが9割を占めていますが、その職種は、歌手、女優、スポーツ選手など、多種多様です。
 数あるチョコレート菓子の中でも、ロッテ「トッポ」は、出演タレントの平均年齢がもっとも高く、30.6歳でした。といっても、タレントは3名だけで、そのうち、江頭2:50(当時43歳)が平均年齢を上げているようです。
 明治「きのこの山」「たけのこの里」のCMになると、お笑い芸人の起用が目立ちます。子ども向け商品には、ユーモアやおもしろさとともに、親しみやすさを演出しているという考察でした。
 プレゼン終了後、フロアも班ごとに話し合い、質問や意見をまとめます。
 3班の研究は、データ分析は丁寧になされていて、おもしろい結果を導いていましたが、なぜそのような結果になったのか、その背景や理由の考察が浅いことが指摘されました。また、消費者心理と対応させて分析してみてはどうか、といった提案も出されました。

フロアのコメント;
■内容について関心を持ったのは、CMの出演者によって消費者への影響が変わるのか、ということです。私や周囲の人は「○○が出演しているから買おう」というよりも、「××がおまけでついてくるから買おう」の方が多い気がします。また、調べてみたいと思ったのは、パッケージについてです。会社ごとに違いはあるのか、共通点や色使いなども興味があります。年齢別の分析は困難になってきているという先生のご指摘は、とても納得しました。
■お菓子のCMに目を向けたところに親近感を持ちました。プレゼンもレジメも、たくさんの表やグラフで埋まっていて、詳しく調べたことが伝わってきたし、見やすかったです。メーカーによって、CMに起用されているタレントの男女の割合や職種の違いを見ることができたし、お笑い芸人を起用してユーモアや楽しさ、おもしろさを演出して、子どもとその親に向けて表現していることに納得がいきました。また、女優や女性タレントを比較的多く起用しているという結果がでましたが、そのタレント名を見ていくと、年代ごとにそのときの旬な人気者を起用しているのではないでしょうか。タレントの表を年代ごとに分析すると、もっと有効に使えたかもしれません。

3班(プレゼンター)のコメント;
■PowerPointにこだわりすぎて、口頭の原稿が少しあいまいになってしまった部分があったかな、と少し後悔はありますが、プレゼン自体は全体としてうまくいったと思います。先生にも言われたように、この結果を踏まえて、今後の課題や発展まで含めた発表ができればよかったと思いました。
■大変だったこともたくさんありましたが、楽しく分析できたと思います。CMというものを、今まで注意深く見たことがなく、メーカーごとに、これほど違いがあったことに驚きました。そして、メーカーは、いろいろな方法で消費者に商品を購入させようとしていると実感しました。CMに出演させるタレント、その年齢、性別、職種など、一つのことに対して客観的に調べることができたのは、よかったと思います。しかし、昔のCMはほとんど現存していないために、Youtube等で探し、一部しか入手できなかったのは残念でした。これからも、お菓子のCMを観察して、どのような変化が表れるのか、楽しみです。


 3班は、Youtubeの動画をうまく見られなかったり、古いCMのデータが入手できなかったりと、いろいろ苦労がありましたが、おもしろい分析結果を導いていたと思います。グラフを効果的に使って、視覚的に引きつけるプレゼンも見事でした。今回はCMの内容分析でしたが、商品CMは消費者に買ってもらうことが目的であることを考えると、今回の結果を踏まえて、消費者心理の観点から改めて考えてみたいところです。先生は、自分の研究、3年生の実習、4年生の卒論などなど、日々さまざまなデータを見ていますが、このところ、「年齢」という変数の説明力が弱くなってきているように感じています。アイドルのママファンしかり、韓流しかり、スマホ・ユーザーしかり、モンスター・カスタマーしかり、アニメファンしかり。子ども向け商品を「大人買い」したり、本来は子どもをターゲットにしていた食玩(お菓子についてくるおまけ)に文化的価値がついてインターネットオークションで取引されていたり、お菓子の消費行動でも同じです。消費者を年代で区分するのは、難しくなってきているのかもしれません。最終的に残るのは、個人の嗜好性なのでしょうか。(こしろ)

4班:ニュース番組の比較

 授業前に、スライドと原稿の最終確認。
 プレゼン開始です。
 週末や祝祭日、選挙などのイベントを避けて5月19日を録画日に設定し、分担して録画しました。分析対象となったのは5つのニュース番組です。
 震災のニュースが6割近くを占めており、重要な関心事であることを示しています。
 では、全体の6割を占める震災関係のニュースは、どのような内訳になっているのでしょうか。おおよそ「原発」「節電」「(観光や経済などの)波及問題」「被災地」に大別されました。日テレ、テレ朝、TBSは比較的分散していますが、フジは「原発」と「波及問題」に特化しているようです。
 録画日の5月19日は、東電が福島第一原発の津波被害を撮影した17枚の写真を公開したのですが、このニュースはどの番組でもトップで扱っていました。それ以外の震災ニュースも、複数の番組が扱っていて、重複が見られます。
番組ごとの特徴の総括です。

 フロアからは、結果が文字で羅列されていることが多く、インパクトが薄かったことが指摘されました。グラフや表にまとめたり、具体的なニュース内容を紹介したりして、分析結果がより伝わるような工夫があるとよかったかもしれません。また、「フラッシュあり」と「フラッシュなし」の意味がよくわからないという質問が相次ぎました。「フラッシュ」とは、数秒のショートニュースのことで、短時間で多数のニュースをざっと概観するときに使われます。4班は、数秒のショートニュース(フラッシュあり)と、じっくり報道するロングニュース(フラッシュなし)とを区別して分析していたのですが、分析手順の説明が不足していたために、フロアはそこで戸惑ったようです。

フロアのコメント;
■とてもおもしろい分析だと思いました。こんなにはっきりと、番組ごとにニュースの傾向が出ることに驚きました。今回は夜のニュース番組でしたが、朝のニュース番組だとまた傾向が変わるのでしょうか。また、視聴率のデータも合わせて分析できれば、もっとおもしろかったと思います。4班の分析は明確に傾向が見られたので、4班のプレゼンを終えて自分たちのプレゼンを振り返ってみると、考察を無理やりこじつけていたのではないかと感じました。
■私は、個人的に「報道STATION」と「NEWS ZERO」を見るのが好きですが、今日の発表で理由がわかった気がします。「報道STATION」は、他局とは違う独自のニュースを報道していること、「NEWS ZERO」は芸能色が強いということを知りました。今は、どのニュース番組でもわかりやすい報道を心がけていると思います。たとえば、難しい用語を後でキャスターが説明したり、そのときの状況を人々へのインタビューを通じてその報道に独自性を持たせたりするなどですが、そういったニュース番組全体に共通する特徴も知りたかったです。

4班(プレゼンター)のコメント;
■自分たちでは完璧なプレゼンだと思っていました…。こう思っている時点で、客観性が足りなかったと、振り返ってみて思います。「『フラッシュ』の意味がわからない」と質問されたとき、確かに自分が聞き手だったらわからないと思いました。分析手順を丁寧に説明しなければならないことは、先週の1・2班の発表で気づいていたのに、もったいなかったです。震災関連ニュースの内訳も、全体ではなく、番組別に示さないと、番組の違いがわからないし、震災関連のコードも、自分たちが一番迷った作業なのに、説明を省略してしまいました。どれも、聞き手の立場で考えればわかることなのに、次回からは気をつけたいと思います。
■「フラッシュ」の点では、発表する側と見る側の認識の違いを改めて思い知らされました。今回は、発表するにあたって、せかせかして自分たち目線でしか見ていなかったのが原因だと思うので、今後は、きちんと説明を入れた上で、不要なものを削っていくようにしたいと思います。また、今回は1日しか番組を録画しませんでしたが、長期的に録画して比較したら、結果が違っていたかもしれません(特にトップニュース)。さらに、テレビではなく、新聞などで一つのニュースについて変遷を分析していくのもおもしろそうだと思いました。何となく調べきれていない感じがして、とても悔しいです。改めて、プレゼンとは、ただスライドを見せたり、原稿を読んだりするのではなく、フロアとの情報共有とディスカッションのためにあるのだと思いました。その点で、プレゼンターとしては、まだまだ情報が不足していたし、自分がフロアに回ったときにも、もっと多くの疑問を見つけられるようにしていきたいと思いました。


大トリの4班は、硬派なテーマで、マス・メディア分析の王道といえるでしょう。ニュースの重複と、独自性を丁寧にあぶり出していて、プレゼンターもフロアも、今後はニュースの見方が変わるのではないでしょうか。東電の写真公開は、どの番組もトップで扱っていましたが、もし、まったく同じ報道の仕方だったとすると、この問題に対してマス・メディアが横並びだったとも考えられます。もう少し、質的な違いも見たかったところです。また、ニュースごとに放送秒数を計測するなど、分析作業に膨大な労力を割いていたのに、プレゼンではあっさり流してしまっていて、せっかくの貴重なデータを十分にプレゼンに生かせていなかったのは、ちょっと残念でした。フロアとのディスカッションでは出てきませんでしたが、今回の結果が「番組」の特徴なのか、「放送局」の特徴なのかは、もう少し分析対象を広げ、調査期間も長くとる必要があります。同じ放送局でも、番組によってコンセプトが異なり、ニュースの構成が違うことがあるからです。それでもなお、同じ傾向が見出せたら、放送局の報道姿勢は一貫しているといえますね。(こしろ)


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【第12回】7月21日(木)

 プレゼンが終了し、論文執筆課題に入ります。シラバスでは、内容分析のテーマで論文を書くことにしていましたが、変更して、テーマは各自の自由にしました。

レジメに沿って、論文の書き方を一通り学びます。

テーマは漠然としていませんか?
資料は十分に集めていますか?


高校までは、感想文のようなものをレポートと称することも多いのですが、正式な研究論文とは、文献やデータに基づいて、客観的に論じる文章です。特に注意しなければならないのは、文献の引用です。論拠となっている文献を本文中に明記することが重要ですが、逆に、文献引用を意識するあまり、文献に書かれていることを、そのまま「切り貼り」しただけで、全体の構成がよくわからないものになってしまいがちです。また、だらだらと長文を書き連ねて、要点が見えない論文も多いです。項を立てて体系的に構成し、項の要点や前後のつながりを意識して書きましょう。(こしろ)


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【 最終回 】7月28日(木)

 各自がレポート執筆に入っているため、今日は自習として、授業時間はツマガリ(兵庫県西宮市)から、季節限定のブルーベリーパイをお取り寄せして、打ち上げを兼ねたお茶会になりました。このお店は先生のお気に入りで、ゼミ生や人関の先生方と一緒に、季節ごとによくお取り寄せをしています。ちなみに、先生が一番好きなのは、秋のキング・オブ・パンプキンです。

ホールのブルーベリーパイが4つも!
ちなみに、基礎課程演習9(岩上真珠先生)のクラスでは、同じツマガリから南高梅のタルトをお取り寄せしていました。
無用な争いが起こらないように、4つのパイを、きっちり6等分していきます。カフェのバイトで鍛えた腕が役に立ちました。
突先から食べ始めて、みずみずしい大粒のブルーベリーを堪能し、外側のパイ皮にたどりついたところで、第二の感動の嵐が…。バターの豊潤な香りが、アーモンドパウダー入りの生地とよくマッチしていて、思わず顔がほころびます。
至福のひととき。
まだ残っているピースを狙って、壮絶なジャンケン大会。みんな真剣です。
2人とも勝って、悠々と2個目にとりかかる1班。
1個しかゲットできず、ハイエナのように群がる2班。

 最後の授業が終わりました。半期は、長いようであっという間でした。震災の影響もあり、いろいろ不安を抱えて入学してきたことと思いますが、写真で振り返ってみると、生き生きとした表情が伝わってきます。これからも楽しく元気に、充実した大学生活を送ってください。よい夏休みを!(こしろ)


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【夏休み】

 授業は終わりましたが、先生には論文の添削作業が夏休みの宿題となっています。
 論文はWordファイルで提出してもらい、こんなふうに画面上で添削やコメントを入れていきます。赤がたくさん入るのは、論旨のボディはそのまま生かせて、文章表現の修正だけですむということなので、比較的完成度の高い論文といえます。逆に、骨組みからやり直しという論文は、手のつけようがないため、赤がほとんど入りません。赤が少なかった論文は、むしろ、完成度が低い場合が多いのです…。

文章表現の癖や、論理矛盾のパターン、改善点などは個々別々で、それぞれに合わせて総評や注意事項をまとめていきます。20人分の添削作業はなかなか大変です。Wordファイルを添削するよりも、対面で指導する方が早かったかもしれませんが…。

 8月上旬に、全員に添削した論文を返しましたが、大半がC評価で、落ち込んだ人も多かったことと思います。しかし、この課題は、成績評価のためではなく、論文の書き方をマスターしてもらうことが目的ですので、論文単体をシビアに判定して、あえてストレートな評価を出しています。まず、自分のレベルや欠点と真摯に向き合うことが、学習の第一歩だからです。今後も、さまざまな授業で論文を書くことになると思いますが、ここで学んだことを参考に、よりよい論文を書けるようになってください。(こしろ)


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【秋のお茶会】 10月27日(木)

 授業は前期で終わりましたが、久々に集まって秋のお茶会を開きました。ツマガリの季節限定ケーキの中で、ハロウィン・シーズンだけのキング・オブ・パンプキンは、先生の一番のお気に入りです。

1年ぶりだね、会いたかったよ。パイ皮の網目も美しく、つやつやと光っていて、おいしそう…。
こっくりと濃厚なパンプキンのフィリングと、バターの風味豊かなパイ生地とが相まって、えもいわれぬおいしさ…。
本当においしいものを食べているとき、人は無言になるようです…。口いっぱいに広がるパンプキンの味わいを堪能。

 4月は、まだ高校生気分が抜けていなくて、幼い感じがありましたが、久しぶりに会うと、何だか少しお姉さんになっていました。バイトや、2年次からの専攻のことで話がはずみ、学生生活を謳歌している様子がうかがえました。
 1年生のメインイベント、専攻決定はもうすぐです。みんなは、どの専攻に行くのでしょうか。(こしろ)


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