英語英文学科の特色ある取り組み

英国の劇団によるシェイクスピア作『マクベス』公演

 2012年5月28日(火)18時より、英語英文学科主催の「国際化推進のための公開講座」として、英国の劇団インターナショナル・シアター・カンパニー・ロンドン(ITCL)によるウィリアム・シェイクスピア作『マクベス』公演が、本学マリアンホールにて行われました。
 2010年に本学教養講座として上演された『オセロー』以来、2度目となるITCL公演でしたが、学内各方面のご協力により、予想を上回る満場のお客様をお迎えすることができました。役者の身体性を生かしたユニークな演出による新しいシェイクスピア劇を多くの皆様に楽しんでいただけたことと思います。
 公演をはさんだ8日間、英語英文学科の学生、英語英文学科の科目を受講する1年生、大学院生、大学院修了生が制作した『マクベス』とシェイクスピアに関する手作りの作品・ポスター、研究発表等を宮代ホールロビーとグリーンパーラーに展示しました。ITCLの劇団員やご来場の方々にも好評で、有意義な催しとなりました。
 劇団員をお迎えしての当日のレセプションの様子、作品展示・公演の写真の一部を以下にご紹介します。

英語英文学科 2012年度代表委員 教授 林 龍次郎

終演後、満場の来場者に挨拶するITCLの役者たち

(学生より) 2012年5月28日、大学のマリアンホールにて、英国の劇団International Theatre Company Londonによるウィリアム・シェイクスピア作『マクベス』の公演が行われました。私たちはシェイクスピア研究のゼミに所属しています。3 年生の早い時期に、教室にとどまらないで、本場の劇を実際に観ることができたのは、大きな意味がありました。シェイクスピアをいま読むと、「本」として、文学として考えがちですが、もとは「劇」として書かれたのだと気づくことができたからです。上演中は舞台と客席が一体となり、まさに生きた空間でした。三人の魔女(ThreeWitches)の演出などは、本では味わえないものだったと思います。
 鑑賞後は英語で劇評を書き、第1 回英作文コンテストに応募しました。たとえばマクベス夫人(Lady Macbeth)は本で読んだときも印象的な登場人物でしたが、舞台上の感情表現や声の変化に触れると、圧倒されました。人間らしさや悲劇の奥深さに感銘を受け、それを文章に書きまとめることで、自分たちも表現者になれた気がします。
 公演の前に、劇に関連した作品を制作したことも、楽しい経験でした。マクベスの運命をなぞった「すごろく」やマクベスの世界観を表象した作品を展示し、当日は劇団の方々に丁寧に見ていただきました。今後もゼミの先生からアドバイスをいただきながら、自分たちの考えをいろいろな形で表現していきたいと思います。

佐藤絵里、冨岡美紗子、副専攻生 平松佳奈子 4年


劇団員の皆さんの挨拶

レセプションでの歓談

教員・学生との記念写真

シェイクスピアに関する学生の作品展示

学生の作品をご覧になる劇団員の皆さん

ほぼ満員の客席

劇の1シーン

劇の1シーン

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