日本語日本文学科 文学散歩2016 のご紹介

 日本語日本文学科の秋の恒例行事に『文学散歩』がございます。教員、副手、学生が参加し、文学作品や作家にゆかりの地を巡ります。これまでに、三鷹、川越、鎌倉、深川などを訪れました。
 文学散歩の計画は学生有志である日文委員が中心となって立てます。日文委員はクラス委員のような係で、春に行う新入生歓迎会なども企画し、学科を楽しく盛り上げてくれる存在です。

 さて、2016年度の今回は11月3日の文化の日に上野近辺を散策しました。樋口一葉の記念館、上野公園内の名所や不忍池畔にある下町風俗資料館を訪れました。

 初めに向かったのは一葉記念館です。女性作家単独の文学館としては国内初で、代表作『たけくらべ』の舞台となった地に建っています。樋口一葉の生い立ちや一葉に影響を与えた人物、自筆の原稿などを見ることができ、学生たちは展示品一点一点に熱心なまなざしを向けていました。
 続いて上野公園では、西郷隆盛像の前で記念撮影の後、公園内にある王仁の石碑や清水観音堂、正岡子規記念球場、上野東照宮を回りました。各場所で日文委員から解説を聞いたり、先生方から人物にまつわるエピソードを伺ったりしました。また、下町風俗資料館では大正時代の東京・下町を体験しました。実際に使われていたものに触れることができ、思い思いに江戸の風情を満喫しているようでした。
 最後は、お食事会で文学散歩の締めくくりです。皆が楽しみにしているひとときで、なんと、この時間だけ参加する学生もいました。

 文学散歩は教員と学生の親睦を深める機会でもあります。この日一日を通して、大学で見るのとはまた違ったお互いの一面を知ることができたのではないでしょうか。
 次回の文学散歩も今から待ち遠しい限りです。


西郷隆盛像前にて


清水観音堂の月の松


正岡子規記念球場の句碑


下町風俗資料館を見学

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