学生インタビュー(2006年度)

大出 さん
史学科(東洋史コース) 4年


過去を学ぶことで今を学べる学問です。

 高校時代までの世界史の授業は西洋史に多くの時間が割かれていたため、私にとって東洋史の知識は、本当にわずかなものでした。そのことでかえって、「私たち日本人に一番近い地域のことを何も知らなくていいのだろうか?」という疑問が湧いたことが、東洋史を学ぶ出発点になりました。
 東洋史といっても幅が広く、私は「東洋史演習」のゼミで中国に絞って学んでいます。とはいえ、最初は漢文を読み解くことだけで精一杯で、何時間もかけて数行ということもありました。それでも諦めずに読み続けられたのは、1年次の基礎課程科目「哲学演習」で、先生から「苦しくても読み続けなさい」というアドバイスをいただいたからです。難解な分厚い哲学書を1冊読破したことで自信がつき、継続こそが本当の力になることを、自らの経験を通して実感しました。
 世にあふれる情報の多くは、忘れ去られていくものです。しかし歴史書は、それらの情報の中から、淘汰されて後世に伝えるべきものが残されたものです。過去を学び、先人の行動を知ることは、戦争や紛争といった過ちを繰り返さないためにも必要なことです。
 私が学んだことを生かし、より良い未来を作り上げていくことに貢献できないだろうか?そんな思いで日々の授業に取り組んでいます。

個々の目標に向かって努力するゼミ仲間は、常に刺激を与えてくれる一番頼れる存在だ。
インドア派で料理が趣味。クッキングスクールに通ったこともある本格派で、近所に住む学友と一緒に食事をつくるのが、日常的な楽しみだ。


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