学生インタビュー(2008年度)

大山 さん
史学科 4年


多角的な視点から真実を見る目を養う。

 高校時代から世界史に興味があり、2年次に専攻を選ぶときも迷いはありませんでした。特に史学科は通年科目が多く、1年を通して同じ先生からじっくり学べることが魅力です。また日本史・西洋史・東洋史の垣根が低く、さまざまな領域の科目を履修できるのも大きなメリットです。ゼミは西アジアの歴史的・宗教的背景の研究をテーマとしている山口先生のゼミを選びました。近年、中東情勢の報道が過熱気味ですが、報道されていることが本当に正しいのか、またその背景や因果関係を深く知らなければ真実は見えてこないと考えたからです。
 授業内容は、先生が研究されているテーマに基づき、自分の興味のある地域・時代を掘り下げて発表するスタイルです。私は第一次世界大戦の時代を中心に、現在の中東地域の枠組みができるまでの過程を調べています。高校までは歴史の勉強というと暗記することに終始していました。しかしゼミでは個々の事件や紛争の背景、経緯を紐解き、それが「なぜ起こったのか?」という疑問をぶつけて答えを探していきます。単一のアプローチではなく、多角的な視点を持つことで真実を突きとめていく深い探求心が要求されるのです。またこのゼミは6人という少人数で構成されているため、たっぷり時間を使って意見交換ができることも、たいへん有効です。
 世界中で勃発する戦争や事件が毎日のように報道されています。私たちはそれを正しく理解し、紛争解決への糸口を見つけ出す努力をしていかなければなりません。そのために真実を見る目を養うゼミでの学びは、今後の人生にもきっと役立つものだと実感しています。

日本文化に興味があり、高校時代から歌舞伎を鑑賞するのが趣味。そこで観た三弦にあこがれ、聖心女子大学では筝曲部に入部。聖心祭や定期演奏会でその腕前を披露している。
将来は模索段階だが、人々に多角的な情報を伝えたいという思いからマスメディア関係や、正しい尺度での判断が必要な公共性の高い団体への就職を希望している。



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