インタビュー

福浮ウん ガイドブック2015より転載

Q.専門分野を決めた理由は何ですか?

 私は高校時代から世界史が得意で、海外旅行が好きでしたので、最初は西洋史を専門的に学ぶつもりでしたが、実際には西洋史か日本史どちらにしようか、専攻決定間際まで迷っていました。結果的に日本史を選んだのは、日本がどのようにして造られたのかを知りたいという思いが強くなったからです。また、日本について深く学ぶことによって、外国との相違点や類似点が明らかになり、海外旅行もより有意義なものになるのではないかと考えました。聖心女子大学では、西洋史やアジア史の講義も自由に履修することができますので、各国の価値観や事情を通して多角的に日本史を概観するためにも、可能な限り多くの授業を受けています。

Q.歴史を学ぶことの魅力は何ですか?

 歴史とは、大雑把に言ってしまうと「過去のこと」です。あらゆるものに歴史はあり、歴史を辿ると関係性や関連性が見えてきます。その意味で、他の学科の授業を受けることは非常に良い刺激になります。私も日本語日本文学、哲学、国際交流などの授業を履修しています。
 高校の歴史の授業とは違い、「歴史学」では年号や人名の暗記よりも、物事の本質や意味を問う思考力と論理性が重要になってきます。ですから、暗記が嫌いで高校で歴史が苦手だったという人でも心配ありません。考える力が磨かれるため、他学科と比べて就職活動で不利ということもなく、資格も教員免許や博物館学芸員資格を取得することができます。歴史を学ぶことによって、日々のニュースや社会の動きもそれまでとは異なって見えるようになりますし、個性豊かな歴史上の人物たちの生き様に元気をもらうこともたびたびです。

Q.史学科のゼミの特徴は何ですか?

 史学科ではゼミが大体の時代区分で分かれていて、学びたい領域によって兼ゼミをしている人も多くいます。私は佐々木隆先生のゼミで日本近代史を学んでいます。主に伊藤博文宛の手紙の読解、内容についての分析・発表を行いました。4年次では海軍大将の日記がテーマとなる予定です。最初はこのような難解な文章が読めるのだろうかと不安でしたが、先生のサポートのおかげで全員がしっかりとしたレジュメをつくり、発表できるまでになりました。7名と少人数のゼミですから、疑問点や気になる点はどんな些細な事柄であっても質問し合える、和気あいあいとした雰囲気です。先生の非常に広範な知識に皆で驚き、毎週盛り上がっています。
 日本史コースでは、3年次になる直前に学科旅行を毎年行いますので、ゼミが決定する時には皆が顔見知りです。史学科のゼミはどれも少人数で、どのゼミもそれぞれ食事会をしたり、旅行に行くなどとても仲が良いのが特徴です。

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