人間関係学科の風景

日本の「技」、伝統工芸の世界を通して社会を学ぶ

ガイドブック2009より転載

  「社会調査実習3」は、3年次からの自由選択科目です。この授業では、「伝統の継承と変容」をテーマとして、学生たちが「ものつくり」の現場を訪れ、「伝統」を支える職人たちとの関わりから多くのことを学びます。今年度は、埼玉県の岩槻人形を取り上げ、人形職人や見習いの方々、人形組合長にインタビューを行いました。また、文献や行政資料などから、その歴史や現在の社会における位置づけを学び、充実した報告書を完成しました。履修者の中には、「社会調査士」の資格取得を目指して頑張っている学生もいます。複雑な社会と直接向き合うフィールドワークは、学生にとって忘れがたい貴重な経験となります。

専任講師  石井 洋子


岩槻人形の伝統工芸士である石川潤平先生より、「江戸木目込み人形」の歴史を教えていただきました。


「ぬいぐるみ世代」のお母さん達は、こうした、目の大きな可愛らしい日本人形を好むのだそうです。


さいたま市岩槻区にある「人形の東玉」にて、木目込み人形の作り方を学びました。衣装人形とは異なり、溝に布地の端を「きめ込む」という作法が、木目込み人形の由来だそうです。

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