I.M.(2007年度卒、マスコミ社会心理学ゼミ)

 現在、大日本印刷株式会社C&I事業部マーケティング開発室に所属し、社内外に対してマーケティング情報の開発・提供をしています。具体的には、毎年継続的に行っているアンケート調査の実施を通して、生活者の購買行動把握を活動の軸にしながら、流通へ利用顧客の実態を明らかにしたり、食品メーカーへ新商品提案をしたりするなど、得意先のマーケティング戦略を支援しています。

 就職活動はメーカーを第1志望に進めていましたが、メーカーでは商品開発などのマーケティングに関われる可能性が低いということが分かり、印刷会社のなかのマーケティングを専門に行う部署へ就職を決めました。社会調査士資格を明示することで、統計の基礎知識があることを明確に伝えることが出来たのは、就職活動において大きな利点だったと思います。

 また、現在の仕事においても、実習を通して身につけた"調査設計~データ分析"までの一連のスキルが非常に役立っています。しばしばSPSSを活用した多変量解析を行いますが、大学での基礎があるからこそスムーズにキャリアアップしていることを実感しています。

 社会調査士の資格は単に調査方法を学ぶだけでなく、生活者を見る視点や、データを分析するスキルを学ぶことが出来るカリキュラムとなっています。実際に調査をする仕事以外にも、マーケティングといった仕事への展開など、応用のきく基礎知識になると思いますので、ぜひ将来のキャリアアップの基盤として取得をご検討ください。

U.E. (2007年度卒、マスコミ社会心理学ゼミ)

◆現在の仕事の内容◆

 マーケティング会社に勤めており、主にメーカー様のマーティングのお手伝いをしています。

 売上データの提供を主に担当し、時にはお客様の課題に応じてWeb調査、郵送調査、インタビュー調査などの企画提案・実施もしています。

◆就活のプロセス◆

 最初は幅広く様々な業界を受けていました。そんな中、就職活動と同時に進めていた卒業論文の分析をしている中、「調査って面白いな」と思い、調査会社という存在を知りました。元々、メーカーの商品開発などにも興味ありましたが、様々なメーカーと関われるという点に魅力を感じ、調査会社が第一志望となりました。

◆社会調査士資格を取得するまでに学んだことといまの仕事の関わり◆

 資格取得のために学んだこと全てが今の仕事に関係しています。

 資格を取得するまでには、基礎的な統計学や社会心理学を学び、実習クラスでは実際に調査・分析を行いました。興味を持ったテーマに沿って、多くの文献や過去事例を読みあさり、仮説を立て、それを実証するための調査項目を設計してアンケート調査を実施。その結果を分析して最終的な考察を出しました。
私の仕事は、お客様の課題解決のためにデータを読み解き、仮説を立て、調査を設計・実施・分析していますので、資格取得までの過程全てが仕事となっています。

◆社会調査士資格をとって良かったこと◆

 上と重複してしまいますが、私の場合、調査が主な仕事なので、社会調査士を取得するまでに学んだことそのものが仕事に活かされていると思います。統計学や社会心理学の基礎的な知識はもちろん、調査を経験しているということが大きな糧になりました。データを扱う会社に就職した者としては、ゼロスタートであるよりは、この経験が少なからず役立っているように思います。

◆在校生への一言メッセージ◆

 私たちは自分が思っている以上に「データ」というものに接触する機会が多くあります。世論調査や、テレビやネットでも良く見る『~調べ』という調査結果も全てデータです。ほぼ毎日、何かしらのデータに触れていると言っても過言ではないでしょう。その「データ」についての知識は、きっと日々の生活で役立ちますし、今までとは違った発見につながると思います。好奇心を持って、楽しく勉強してみてください。