聖心女子大学

外務省主催「大学生国際問題討論会」にて聖心女子大学チームが外務大臣賞を受賞

2013年9月8日 受賞

 外務省の主催で、9月8日(日)に開催された、「大学生国際問題討論会」にて、聖心女子大学チームが最優秀賞である外務大臣賞を受賞。
 「日本政府は,日・ASEAN関係強化のために,ASEAN各国から積極的に労働者を受け入れるべきである」というテーマでのディベートで、聖心女子大学チームは、肯定、否定ともアジア諸国の多様性に言及しながら、ASEANとの関係重視を前面に出して戦い、勝利しました。

 この大会には、全エントリー大学40校の中から4大学が選ばれ、決勝戦となりました。決勝戦の出場チームは、「AGU(青山学院大学)日本外交政策研究会チーム」、「白桃組(岡山大学)チーム」、「早稲田大学 国際関係論 河野ゼミチーム」と聖心女子大学チーム。
 本学チームは、国際交流学科国際政治ゼミの9人が力を合わせて準備。決戦の壇上は2名という決まりでしたが、ゼミ生全員の総力戦での勝利とのことです。

【聖心女子大学チームのメンバー】
五十嵐 茜さん   鈴木 伶奈さん   征矢 しおりさん
高橋 陽子   松村 由樹さん   宮本 奏さん
横川 真依子さん   吉田 かえでさん   米山 茜さん
(50音順、9名とも3年次生)

 聖心女子大学チームは2009年までは毎年決勝大会に出場・受賞しておりましたが、都合によりこの数年決勝に出場しておらず、久々の決勝出場・受賞となりました。

※ 同ゼミでは2002年の初出場以来、7回目の受賞
※ 過去の実績等、詳しくは外務省の「大学生国際問題討論会」のページをご参照ください



出場学生より


< 国際政治ゼミ18期一同 >

討論会を振り返って...
 今回、このような栄誉ある賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。
 ここまでの道のりは、長く険しいものでした。戦後日本外交を中心に学習を進めてきた私たちにとって、ASEANという、歴史的にも戦略的にも非常に重要な地域に特化した学びは初めてであり、試行錯誤の日々が続きました。今回の論題は、人口減少や入国管理など、私たちの専門外の知識も多く要求されたため、全員で徹底的に基礎知識を調べ上げることから始まりました。日を追うごとに、集めた資料は厚みを増していき、立論書の提出日には深夜まで作業が続きました。先の見えない不安との戦いに、挫けそうな時もありましたが、この確かな積み重ねこそが、予選通過という結果に結びついたことは言うまでもありません。
 予選通過後の夏季休暇の間も、ほぼ毎日大学で立論や資料の作成に励みました。直接はゼミに参加出来ずとも、インターンや委員会で多忙な中で資料を作成したゼミ生、遠方から毎日資料作りに徹した仲間もいます。その事実は、ゼミ生の絆をより強固にしていきました。いくら学んでも解消されない不安や実力不足に苦しんだこともありましたが、皆で賞を勝ち取るという強い思いを持ち続け、努力を重ねて参りました。本番当日、傍聴席で応援するゼミ生の顔を議論中に見つける度に、自信と闘志が登壇者の胸に湧き上がりました。今回の外務大臣賞は、まさにゼミ生全員で勝ち取った、汗と涙の結晶です。
 討論会に懸けた熱い夏は、私たちにとって何事にも代え難い、貴重な経験となりました。


2年生による討論会見聞録


<国際交流2年Y.S.>

 当日の先輩方の討論は、他大学のいずれのチームをも圧倒するものであり、それはすべて聖心のゼミだからこそ成し遂げられたものと確信しました。討論のいずれの場面でも、その自信が傍聴席にまで伝わりました。第三者には計り知れない、討論会までの準備、努力が根拠となっているのだと実感しました。
 更には、討論での言葉遣い、姿勢、礼儀など、討論中はもちろんのこと、入退場時、スタンバイの時など、どんな時でも気品ある先輩方の姿には大変魅了されました。
 高邁な志を掲げ、厳しくも暖かい先生と、そして互いに支え合える真の仲間と共に研鑽を積むことができる貴重な環境がここにある。先輩方の背中を見ながら、自分自身の勉学への姿勢を改めて正し、高みを目指していきたい思いを強くした一日でした。

<国際交流2年Y.N.>

 聖心女子大学チームを見て感じたのは、聖心特有の強みです。極度の緊張の中で、「普段」以上の実力を発揮することは容易ではありません。従って、いかに「普段」の精度を高めるかが勝利への鍵となるのです。あの日、その鍵を手にしていたのが聖心であったことは傍聴者の目にも明らかでした。
 ではなぜ聖心は「普段」を鍛えることができたのか、それは、聖心女子大学では全学的にゼミ制が採用され、少人数教育が徹底されているからです。学生同士の切磋琢磨と教授からの直接的な指導は、鍛練された「普段」を生み、それが表舞台での能力発揮に直結するのです。
 「外務大臣賞、聖心女子大学チーム」の声を聞いた時、この受賞は聖心の教育の賜物であると確信しました。壇上での凛とした先輩方の勇姿と、客席からエールを送るゼミ仲間の真剣なまなざしは今も後輩である私の胸に強く刻まれています。


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