ゼミ紹介

国際経済学ゼミ

ガイドブック2017より転載

 3・4年次で展開されるゼミナールは、大学教育課程の中心的な位置を占めます。国際交流学科では、国際社会系、情報科学・コミュニケーション系、国際文化系で9つのゼミナールが開講されています。各学年上限10名の少人数制・学生主体となる演習授業で、各自の問題意識を専門的に掘り下げ、履修者全員が卒業論文を完成させます。
 例えば国際経済学ゼミナール「国際経済学演習T・U」では、個人の研究とグループ研究が重層的に進んでいます。3年次前期に、正規授業の本ゼミでは国際経済学のテキストを精読して基礎を固めます。放課後に自主的に行われるサブゼミでは関連知識を映像資料で得た上で議論し、秋に他大学と開催する合同ゼミナールに向けてグループ研究を開始することでゼミ活動が始まります。

 合同ゼミナールとして、10月に慶應義塾大学経済学部・獨協大学経済学部との資本主義の持続性に関する研究発表討論会が、12月には一橋大学経済学部、慶應義塾大学商学部、関西学院大学経済学部、同志社大学経済学部とのグローバル経済に関する英語論文での研究発表討論会およびディベートが実施されました。仮説を立て、統計データや事実をもとにそれを論証していくという学術研究の道を、ゼミ仲間と共に悩み励まし、協力しながら歩み始めます。全力投球の勉強と、他大学の友と互いに切磋琢磨する敬愛に満ちた経験は自信と反省をもたらし、学生は新しい成長の局面へと向かいます。
 合同ゼミナールが終わると、3年次期末までに卒業論文のベースとなる個人研究の1万字論文を仕上げ、同時に4年次初夏に向けてソーシャルビジネス企画案をゼミ内3つのグループで立案します。社会的問題を持続可能なビジネスで解決しようと知恵を絞る中で、理想の実現には現実的な知識と力の裏付けが必要であることに、学生自らが気付きます。全員が、4年次夏までにはゼミ仲間の研究に対して的確にコメントする能力を獲得し、卒業論文の執筆に邁進します。
 2年間、全力で成長しようとする学生たちは、国際経済を学びながら、さらに大切なこと「いかに生きたらよいのか」を考え、聖心スピリットを身につけていきます。

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