アメリカ大使館訪問時


白熱した議論が繰り広げられるゼミでの学び

ゼミ紹介

国際経済学ゼミ

ガイドブック2018より転載

 3・4年次で展開される演習(ゼミ)は、学びの中心的な位置を占めます。国際交流学科では、国際政治・経済・社会・文化・コミュニケーションなどに関する少人数制のゼミが毎年開講されています。学生が主体となり、各自の問題意識を専門的に掘り下げ、その成果を卒業論文にまとめます。
 たとえば国際政治学ゼミ「国際政治学演習I・II」では、グローバル社会について国際政治の観点からアプローチしていきます。まず3年次前期に国際政治学のテキストを輪読して世界を読み解く基礎を固めます。並行して、さまざまなゲスト講師から刺激を受け、また外務省やアメリカ大使館などに赴き、実務担当者と真剣な議論を重ねることで経験値を高めていきます。
 夏休みには沖縄合宿で、太平洋戦争の戦跡を訪ねるとともに、自衛隊基地やアメリカ総領事館などで日本とアジアの現状を把握し、また基地問題の現場も見ることで国際政治への「地に足のついた」感覚を研ぎ澄まします。そしてゼミ生は仲間と夜通し語り明かして、人生の思索にかけがえのない時間を過ごします。秋の聖心祭では合宿の経験も活かしグループごとに国際政治と日本の外交・安全保障について発表をします。
 3年次後期は国際政治の理論と現実について、日本語や英語で何冊かの本を速いスピードで読み進め、簡潔なプレゼン、素早い質疑応答の訓練を重ねます。世界の秩序はどのように作られているのか、またそれが現在どのように変化しつつあるのか、骨太の専門書を読み、議論することで、世界について深く考えることを学びます。
 3年次から4年次にかけての春休みに、卒業論文を視野に、個人研究テーマについて調査、執筆を始めます。それをもとに4年次前期はゼミ内で侃かんかんがくがく々諤々の議論をし、自らの問いを深め、大学生活の集大成としての卒業論文につなげます。
 この2年間は、ゼミや大学の枠内だけでなく、できる限り多様な、多くの経験をつむ機会を設けることを大切にしています。ゼミ生は、外務省「国際問題プレゼンテーション・コンテスト」優秀賞など各種の他流試合で成果を上げ、また在京大使館、国際機関、NGO等のイベント企画などへの参加を積極的に行うことで、視野を格段に広げていきます。そのような経験と現場感覚、仲間との切磋琢磨、そして一人で深く悩み考えることを通して、現代世界を生きる、聖心スピリットを体現した人格として社会に羽ばたいていきます。

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