哲学科の特色ある取り組み

ノルウェー王国大使館エムテルード参事官 講演会 「 Diversity and Welfare in Norway 」

 哲学科と大学院哲学専攻では、6月13日(月)、ノルウェー王国大使館のスノーフリッド・B・エムテルード参事官と通訳を務めてくださった伊達朱実広報官をお招きし、宮代ホールにおいて第2回文化思想講演会を実施いたしました。
 「Diversity and Welfare in Norway」という題目にたがわず、さまざまなライフスタイル・思考・価値観の多様性へと開かれたノルウェー社会の成熟度に驚かされると同時に、自分自身の生きかたについても考えさせられることの多い、たいへん有意義な時間となりました。 その後、グリーン・パーラーでの懇談会で、ゲストのおふたりは学生たちの質問に丁寧に答えてくださいました。
 なお、少なくとも120人以上の聴講者をお迎えできたことを報告いたします。
 また、聴講した本学の学生・大学院生を対象に、エッセイコンテスト(日本語・英語)を行いました。詳細および表彰式の様子は下記をご覧ください。

哲学科

文化思想講演会(ノルウェー王国大使館)

文化思想講演会(ノルウェー王国大使館)

文化思想講演会(ノルウェー王国大使館)

文化思想講演会(ノルウェー王国大使館)


< 聴講した学生の感想 >

 参事官のお話を聞いて、福祉の充実には社会全体の働きかけが必要ということを痛感した。それも、ただ政治に国民が働きかけるのではなく、国民自身が社会の構成員であるという意識と主体性を持つことが要だと思う。 社会人の前段階にいる大学生として、参事官のお話を今後の人生に役立てたい。

学部学生 4年

 この講演会では、ノルウェーの芯のつよい、たくましい一面も知ることができた。
 印象的だったのは、男女の共同参画の重視にみられる、変化を恐れない姿勢だ。女性の社会進出を支える枠組みとしてクオータ制が、政治の世界に留まらず会社においても採用されている。同時に、「パパ・クオータ制」という独自の制度により男性の育児の機会も確保されている。これらの方針の背景には、女性の地位を高めるためだけでなく、男性にも自身の在り方を捉えなおす機会を与えるべきだという、本来的な意味での男女平等への変化を求める姿勢が現われている。 男女の別なくすべての人の生き方にかかわる問題意識が根付いていると感じた。

大学院修士 2年


エッセイコンテストの募集ポスター(クリックすると拡大表示)
文化思想講演会(ノルウェー王国大使館)
本講演会の告知ポスター(クリックすると拡大表示)
文化思想講演会(ノルウェー王国大使館)

第2回文化思想講演会エッセイコンテスト表彰式 (7/18実施)

 哲学科・大学院哲学攻では、6月13日に開催した2016年度文化思想講演会(ノルウェー王国大使館参事官スノーフリッド・B・エムテルード氏による“Diversity and Welfare in Norway”)を記念してエッセイ・コンテスト(日本語または英語)を実施しました。
 人間の多様性の尊重、教育の意義、女性と男性のパートナーシップなど、学生たちにとって身近で切実な問題をとりあげた講演であったこともあり、哲学科以外の学科・専攻や基礎課程の学生からも、それぞれに個性的な投稿原稿が寄せられました。哲学科の教員全員により厳正な審査が行われ、以下の通り、6名の受賞が決定しました。

【最優秀賞】
 衛藤ロザリンさん(英語英文学専攻・英語)
【優秀賞】
 花山美穂さん(英語英文学科・英語)
 白田侑子さん(哲学科・日本語)
【奨励賞】
 濱田真衣さん(哲学科・日本語)
 太刀川菜緒子さん(哲学科・英語)
 谷本圭さん(基礎課程・日本語)

 表彰式は7月18日(月)の昼休みにブルーパーラーにて行われ、受賞者には表彰状のほか、副賞としてノルウェーグッズが贈られました。
 また、講演会の報告と写真、受賞作6本、審査講評、授賞式の写真等を収録した8頁の小冊子を作成し、ノルウェー王国大使館に送付するほか、受賞者をはじめ、投稿者全員、その他関係者に配布することにしました。

文化思想講演会(ノルウェー王国大使館)

文化思想講演会(ノルウェー王国大使館)

文化思想講演会(ノルウェー王国大使館)
受賞したエッセイを掲載した小冊子の表紙

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