学生インタビュー(2006年度)

竹田 さん
哲学科 4年


深い思索を与えてくれる哲学の世界に魅力を感じます。

 以前から1つのことを深く掘り下げて考えることが好きで、物事に対して常に「どうして?」と疑問を抱いていました。高校時代に、ドストエフスキーの『地下室の手記』を読んだ時のことです。人が誰かのために何かをしたいと思う場合、根底に「自分のため」というものがあるのだろうか、と考え込みました。たとえば電車でお年寄りに席を譲る行為も偽善なのでしょうか? その答えを探すには、哲学を学ぶことが有効だと考えたのです。
 聖心女子大学の哲学科では「哲学・思想史」「美学・美術史」「キリスト教学」の3コースを横断的に学ぶことができます。その中でも、フランス人の思想を学ぶ冨原眞弓先生の「キリスト教学演習」の授業に深く感銘を受けました。「不幸とは何か」などのテーマでフランス語の原書を輪読するのですが、その際、先生が話してくださる「神学者的な定義」が、現代の日常にはない発想なのです。物事を違った視点でとらえる学習によって、視野が大きく広がっていくのを毎日実感しています。
 有史以来、哲学者が積み重ねてきた思想は、個々の生き方に大きな影響を与えているはずです。そんな教養学問に重きを置く聖心女子大学の教育が、有能な人材を輩出している所以なのだと思います。

哲学を通じて、ドイツ語、フランス語、ギリシア語、ラテン語にも関心が高い。
また中学時代からホルンを演奏している。
音楽という“世界共通言語”を通して世界中の人々と触れ合うことで、国際人としてはばたきたい。


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