学生インタビュー(2007年度)

濱中 さん
哲学科 2007年3月卒業


自己形成を行い、自分の価値観をつくり上げる。

 高校時代に起きた米国の同時多発テロをきっかけに、宗教上の対立について関心を持ちました。ちょうど歴史の授業でスペインのレコンキスタ(国土回復運動)を学んでいたこともあり、信仰のために戦争をするということはどういうことなのかを学びたいと思いました。また歴史的観点だけでなく「人の思想がなくては歴史はつくられない」と教わっ たことで、哲学を研究したいと強く思うようになったのです。
 授業は少人数制で行われるため先生との距離も近く、とても深く学ぶことができます。「哲学演習Y−1」では、単に文献を読むだけではなく、問題意識を常に頭に置くことで、一見難解な哲学書も消化しやすくなることを学びました。明確な答えが簡単に出ない学問だからこそ、あきらめないで問い続ける「探究心」が養われたと思います。また、自分自身の考えと向き合うことで、自らの人生を考える上での、手がかりを得ることができました。
 哲学は、じっくりと自己形成を行い、自らの価値観をつくり上げることのできる学問です。卒業後は、これまでの学びをもっと深く掘り下げたいと思い、大学院への進学も視野に入れています。
 自分の興味あることをつきつめて考えていくと、その過程でたくさんの知識や教養を身につけることができます。これからも「探究心と情熱」を忘れずに、成長を続けていきたいと思います。

3年次に1年間、スペインのグラナダに留学して、原書を読むための語学力の必要性を痛感。スペイン思想史を学び、卒論のテーマは「中近世スペインにおける〈マラーノ〉のシンクレティズムとその射程」。
弓道サークルに所属。的に向かい呼吸を整え、心を静めて弓を引く。



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