ゼミ紹介

哲学演習T

ガイドブック2014より転載

 毎年さまざまなテーマの文献について発表者がレジュメを作成してその内容をプレゼンテーションし、参加者全員で議論し、前後期2回レポートを書いてもらうという標準的なやり方でこの演習を行っています。レジュメ、レポートはきちんとしたものを求めますが、議論においては、素朴な意見から学術的な意見まで、自由な発言を許すのが私の演習の特徴と言えます。哲学的問いには、素人と専門家の垣根はないと思うからです。例年哲学的文献はもちろん、倫理学的、心理学的、思想史的、芸術学的文献など幅広いジャンルの複数の文献を扱います。テーマに魅かれてか、他専攻の学生もよく参加してくれます。ここ数年の演習のテーマは以下の通りです。他者理解と共感、偶然性と必然性と邂逅(出会い)、理性・偶然・運命、合理的人間に潜む非合理的側面の諸相、懐疑論の構造とその克服、ショーペンハウアーの哲学とその影響、世紀末ウィーンの思想と芸術など。

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