特色ある教育

哲学入門「哲学カフェ」

ガイドブック2018より転載

 哲学科では、2年次生の必修科目「哲学入門」において、前期および後期の最終回の時間で、「哲学カフェ」を開いています。学生7名程度のグループごとに、担任教員といっしょに学生食堂のテーブルを囲み、さまざまなテーマのもとにディスカッションを行います。哲学カフェの名にたがわず、飲み物とお菓子が用意され、ふだんの授業とは異なる和気あいあいとした雰囲気のなかで、ディスカッションも盛りあがります。
 ディスカッション・テーマは、哲学カフェの運営を任された学生たちがもちより、教員と相談しながらしぼりこみます。学術的なものから、人生観・職業観・結婚観を問うものまで、多岐にわたりますが、多くの学生が参加しやすく議論が広がるものを選びます。
 哲学入門の後期では、各担任が工夫をこらしたグループ・ディスカッションを連続して設けていますので、後期最後の授業であり、一年間の集大成でもある第2回哲学カフェでは、2年次生も堂々と自分の意見を述べることができるようになります。
 上級生が各グループに入ってディスカッションの手助けをしたり、各テーブルから教員へ直接質問をしたり、〇×式のクイズ形式で教員に解答を求めたりと、そのときどきのスタイルは、学生たちの創意にもとづき、学生だけでなく教員をも巻きこむ哲学実践の場でもあります。
 学生にとっては、ディスカッションを通じて互いを知り合い、感じ方や考え方の違いを受けとめ、教員とも意見をやりとりするなど、哲学コミュニティとしての一体性を感じる貴重な機会となります。

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