学生インタビュー(2007年度)

小野 さん
教育学科 教育学専攻 4年


広い意味で教育をとらえ、人と街の関係を考える。

 私は転勤の多い家庭で育ち、さまざまな街での生活を経験してきました。小さい頃から小学校の先生になりたいと思っていたのですが、「教育」というものを「地域」や「まちづくり」という視点からも考えたいと思い、両方が学べる教育学専攻に興味を持ちました。
 「教育学演習2-2」では、「市民性とは何か」について、小学校の教材や欧米の事例を通して学びました。具体的には、NPO法人やボランティア団体といった市民活動について、事例を調べ発表します。私は、実際に障害児のサポートを行っている社会福祉法人を訪ねました。そこで障害のある人の暮らし方や生き方が、社会の仕組みや環境によって大きく左右されることを知りました。私たち一人ひとりの問題意識や、地域に参加する意義について考えさせられた貴重な体験でした。教育学専攻にはその他にも、合唱の発表や短いドラマ撮影、ホームページや教材づくりなど、創作活動の学びが多く、アイディアをすばやく形にする力が養われました。
 生涯学習を考える上で一番大切なことは「人が好き」ということです。人が好きで、関わりたいという気持ちが、地域を活性化させます。広い意味で教育をとらえ、人と人、人と街の関係を学んだことで、私は以前よりもずっと人が好きになりました。この学びと経験を、より良いまちづくりと教育のために生かしていければと願っています。

授業で訪問した社会福祉団体で、月に一度ボランティアを行っている。障害児との触れ合いの中に、「純粋な心」を感じるという。グリークラブに所属し、メゾソプラノを担当。 心を一つにして歌うこと、完成されていく過程が楽しいと語る。



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