ゼミ紹介

北村ゼミ(地球時代の子どもと教育)

ガイドブック2015より一部転載

 「子ども」は、教育活動の対象であり、また子ども自身の中に望ましい価値が実現されていくことが教育活動の目的でもあります。このように「子ども」をどうとらえるかは教育上きわめて大切と言えるでしょう。「北村ゼミ(地球時代の子どもと教育)」では、日本と西洋において子どもの生活実態は古代・中世と近代以降でどう変わってきたのか、人々の子ども観(子どものとらえ方)にはどのような違いが見られるのか、などの歴史研究をしっかりと行います。さらに、地球時代を迎え情報・消費社会化が進む中で大きく変わってきた現代の子どもたちをどうとらえ、働きかけるべきか、理論的かつ実践的な考察を深めています。
 ゼミでは、学生が自力で調べた多数の文献・資料あるいは現場調査、インタビューなどをもとに発表し、活発なディスカッションが展開されます。多様な意見、異質な価値観が時にはぶつかり合いながら交流し、視野が広まり思考が深まる様子はゼミならではのものです。発表テーマは、「日本の伝統的な子ども観」、「ルソー、アリエスにおける『子どもの発見』」、「国際新教育運動における児童中心主義」、「児童文化運動と童心主義」、「自由保育の子ども観」、「『教育家族』の心性と論理」、「母性と子ども」、「子育て方法の国際比較」、「子どもの権利条約の子ども観」、「子どもたちのいま」等々、ユニークで、大変興味深いものです。ゼミを通じ、各自が教育学的根拠に裏づけられた子ども観を形成していきます。

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