特色ある教育の内容

海外スタディーツアー

ガイドブック2018より転載

 教育学科では、グローバリゼーションの下における教育と生涯学習のあり方について探求することを目的とし、授業と関連づけた海外スタディーツアーを毎年実施しています。2015年度には「インクルーシブ教育」を原則として、子どもから大人まで、すべての人の学ぶ権利を保障している国として世界から注目されているスウェーデンを訪問先とし、首都ストックホルム市周辺で教育・福祉施設を見学しました。
 現地では、今回のスタディーツアーのコーディネートをお引き受けいただいたスウェーデンの研修機関「スウェーデン・クオリティーケアー(SQC)」の本部でスウェーデンの教育制度に関する講義を受けたほか、プリスクール(就学前教育施設)、基礎学校(0〜9学年)、小児病院の院内学校と図書館、障がい者のための特別支援高校、フォーク・ハイスクールの失語症療養コース、子どもオンブズマン事務局、ストックホルム大学、野外博物館スカンセンなどを訪問しました。教員志望の学生が多かったため、施設訪問の際には、応対してくださった先生方が、学生からの熱心な質問に大変丁寧に説明をしてくださいました。
 教員を目指す学生は、見聞した具体的な教育方法、教材や教具、掲示の仕方などから、自らの教育実践にも活かすことのできるヒントをたくさんみつけることができたようです。
 参加学生がまとめた報告書のなかには、次のような記述があります。「信念をもって働いている先生のお話を多く聞くことができ、自身の教育観をみつめ直すことができた」「スウェーデンでは子どもを取り巻くありとあらゆる存在が子ども自身を大切に包み込んでいるように感じた。常に子どもにとって何がベストなのかを考えることの重要さを学んだと同時に、自分が教師になった時、このことを忘れずにしていきたいと強く感じた」

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