学生インタビュー(2008年度)

岡本 さん
教育学科 初等教育学専攻 4年


多角的な視点で子どもの個性を見つめる。

 私は、子どもの持つ豊かな想像力や創造力に興味を持っています。初等教育学専攻を選択したのは、直接子どもとふれあって、子どもの感受性を伸ばしていくような取り組みをしたいと考えたからです。
 初等教育学専攻の最大の特徴は、3年次生の前期と後期に1つずつゼミを選択でき、幅広い視点を得ることができる点です。私は前期に美術教育学のゼミを選び、美術教育が子どもに与える影響や、子どもの作品から子ども自身を理解する方法を学びました。後期はもっと子ども自身のことを学びたかったので健康教育学のゼミを選択しました。このゼミは、子どもの「こころ」、「からだ」、「人間関係」などさまざまな側面から子どもの健康について考えるのがテーマでした。授業ではデータ分析を通じて子どもの実態に迫ります。たとえば体力調査のグラフから、年々子どもたちの体力が低下している原因を読み解きました。体力低下は自由にのびのび遊べる環境が減ってきたことも原因のひとつですが、家庭環境の変化による影響も見逃せません。その他、食生活調査のデータからは、朝食の摂取や規則正しい食習慣が、子どもたちのいろいろな健康行動と関係していることも学びました。データからいかに客観的に背景を読み解くか。それがこのゼミで学ぶ大きなテーマなのです。そのような経験をふまえ、子どもの生活環境の改善と食育について学ぶことができたことは、大きな収穫でした。
 4年次には新たに卒業論文制作のためのゼミに所属します。ここで特徴的なのは学生がゼミを選ぶのではなく、学生の研究したいテーマに応じて指導教員を選任していただけることです。一人ひとりの個性を見つめるのが幼児教育です。だからこそ学生一人ひとりの自主性を大切にしてくれる初等教育学専攻の方針に感謝しています。

子どもが好きで、高校時代よりボランティアを通じて積極的に子どもとふれあう機会を持っていた。子どもがおもちゃや絵本の面白さをどのように感じとるのかに強い関心を抱いている。将来的には幼稚園教諭として活躍する以外にも、美術教育の指導員のような、子どもの感性を刺激し、情操教育に関わっていく道を模索したいと思案中。



[CLOSE]

Copyright(c), University of the Sacred Heart, Tokyo. All Rights Reserved.