特色ある教育

「国語科教育法(小学校)」

ガイドブック2016より転載

 小学校の先生は様々な教科の授業を一人で受け持ちます。国語、算数、社会、理科、生活、体育、音楽、図画工作、家庭の9教科です。基本的にはこれら全部が教えられなければなりません。この各教科をどのように教えていくのかを学ぶのが、大学における「教科教育法」の授業です。国語科教育法はこの「教科教育法」の一つになります。
 国語すなわち日本語の教え方を学ぶわけですが、こう教えましょうという決まった方法はありません。生きた子どもたちを相手とするのですから、この授業では国語を教えるための基礎的な理論や国語の授業についての考え方を中心に学ぶことになります。具体的には、国語科で教えなければならないことは何だろう、国語科の構造(仕組み)はどのようになっているのだろう、どんな教え方があるのだろう、というようなことを検討します。さらに、そもそもことばって何だろうといった原理的な内容も考えていくことになります。
 これらをただ知識として得るだけではなく、実際の小学校教材を用いてより具体化していくことも大切にしています。今まで学習者として読んできた教科書を教える側に立って読んでいくのです。子どもになってみたり、先生になってみたりして「ことばを学ぶこと」を考えていきます。
 ここで学んだことは4 年次で行う教育実習に結びつき、卒業後の現場での教師の仕事に生きてきます。子どもたちとともにことばを学んでいける教師になるということが大きな目標です。

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