特色ある教育

「生活科概論」

ガイドブック2018より転載

 生活科概論の授業は、小学校低学年および幼稚園の子どもたちを対象とした「生活」分野の教科内容について取り扱っています。子どもの身近な生活の場である、家庭、学校、地域社会を舞台とし、具体的な体験や活動を通しながら学び、子どもたちが自立して生活の主役として育つ基礎づくりを目指す教科です。
 本授業では、「生活」分野に関し、幼稚園や小学校教員としての視点を養う際、その理念や理論を学ぶとともに、感じ、体験しながら、実感を持って学ぶということを大切にしています。特に、見る、きく、においをかぐ、味わう、さわる、といった五感を十分に使うことを重視しており、授業には体験的な内容を多く含むようにしています。また、さらに、記録や発表、話し合いを活動に含めながら、子どもの気づきを学びへとつなげていくことも検討します。
 学内の畑やプランターで、お米、落花生、トマトや枝豆などの夏野菜の栽培活動も行っています。土づくりから始まり、日々の世話や収穫、調理・試食という活動を行います。栽培は、自然の不思議さに直接にふれ、楽しさや喜びの大きい活動ですが、一方で、きちんとお世話をしないと、水が不十分になったり、虫や雑草が作物の成長を妨げたり、ということも多くおこります。週に1回の授業時だけでなく、日常的なお世話も必要なので、当番制でお世話をしながら、収穫までつなげていきます。その他にも、玉ねぎの皮を用いた草木染や、枝豆の栽培活動から発展させて、大豆を使った調理として、手作り豆腐や、おからを使ったおかず作り、動くおもちゃ作りにも挑戦しています。

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