特色ある教育の内容

教育実習

ガイドブック2018より転載

 初等教育学専攻では、大学で学んできた教育の理論や身につけてきた技能をふまえて教員としての実践能力を養うために、「教育実習」を行います。教育実習では、実習校で担当教員の指導を受けつつ、保育・教育活動の様子および子どもたちの様子を実際に観察し、保育・教育活動に参加し、実際に保育・教育活動を実践します。それらの活動を通して、学校組織の実際、教員の職務、子どもの実態等への理解を深めるとともに、教員としての自覚と使命感を高め、自己のあり方となすべき課題を明確に把握することが目指されます。
 教育実習の前には幼稚園・小学校を訪問して打ち合わせを行い、教育目標、指導方針、子どもの実態等について正しく理解する機会を設けます。そして、教育実習中に毎日学んだこと・考えたことを教育実習録に綿密に記載し、指導教諭の指導を受け、教育の実践能力と子ども理解力を磨いていきます。
 子どもたちは、教育実習生が来ることを楽しみに待っています。こちらが笑顔で声をかけると素敵な笑顔を返してくれ、子どもたちのほうから傍に寄ってきて、いろいろとお話ししてくれます。その楽しく貴重な時間を子どもたちと一緒に過ごせる教育実習は、人生においてもとても印象深い、今後の糧となる経験をもたらしてくれます。
 「教育実習では二度、泣く」とよく言われます。一度目は、実習が体力的・精神的に決して楽ではなく、どれほど考えて、情報を収集して、保育・教育の準備をしても終わりがなく、保育・教育実践がうまく展開できず、思わず涙がこぼれる瞬間です。そして二度目は…。
 ぜひ、実際に教育実習に行き、二度目の涙を経験してください。二度目の涙は永遠の宝物になります。二度目の涙を経験することで、私たちは教員になりたくてなりたくて仕方なくなるのです。

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