学生インタビュー(2006年度)

秋 さん
心理学科 4年


日本の抱える社会問題にふれ人間の不完全さを知る。

 私は韓国の雑誌に風刺漫画の連載を受け持っていました。そのストーリーの中で、登場させる人間の行動や思考に説得力を持たせる根拠を学びたくて、心理学に興味を持ちました。その学びの場に、聖心女子大学を選んだ最も大きな理由は、専攻を選ぶ前に、1年間の基礎課程があることです。実は心理を学ぼうと思ったものの、本当に自分に向いているのかどうか不安があったのです。しかし、1年次にさまざまな専門科目を受講し、自分に合った専攻を問い直すことができるシステムのおかげで、心理学への強い思いを再確認することができました。
 3年次から履修した川上ゼミでは、乳幼児の発達について学んでいます。学生主体で研究や発表が行われ、質問や意見など全員に発言の機会が与えられます。そのため、1つの課題について多角的に考えるようになりました。現在、育児ストレスによる鬱や、親による子どもの虐待などが社会問題になっていますが、そうしたことを学ぶことで「人間は不完全なものである」とあらためて実感しました。だからこそ人間は助け合って生きていくのだということを、この授業から学んだのです。聖心女子大学での多彩な学びをきっかけに、漫画だけでなく、表現することに興味がわいてきました。帰国後は文筆業にチャレンジしたいと考えています。

韓国出身。手塚治虫、宮崎駿など日本の漫画・アニメに高い関心をもち、留学先として日本を選ぶ。
来日後、日本語学校を経て聖心女子大学に入学。
「自閉症児」と「行動の変わっている子」の区別のあいまいさに着目し、卒論に臨む予定だ。


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