学生団体SHRET 東京入国管理局(品川)見学と被収容者へインタビュー

 学生団体SHRETのメンバーは、品川にある入国管理局を訪れ難民申請者や移民の方々と面会・インタビューを行うことにより、難民の祖国の問題や日本に来てからの問題について深く聞くことで、難民問題が私達の中でより身近と感じる活動をしています。また、インタビューを通して難民問題の現状を発信していかなければならない重要性を認識し、SHRETの活動内容にその経験を生かしています。

第7回 2016年2月22日(月)
報告者: SHRET 安田侑加(1年)

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第6回 2016年2月15日(月)
報告者: SHRET 安田侑加(1年)

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第5回 2015年8月10日(月)
報告者: SHRET 増田京美(国際交流学科2年)

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第4回 2015年7月27日(月)
報告者: SHRET 古川幹子(日本語日本文学科3年)

 2015年7月27日(月)、聖心女子大学の学生団体SHRETが、入国管理局に収容される難民申請者・移民の方々と面会し、彼らと交流することをとおして、身近な難民・移民問題を知り、出張授業など日々の活動にその経験を活かすため、品川の東京入国管理局の訪問をしました。(第4回目)

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【 準備 】

6月22日(月)の訪問に引き続き、今回はSHRETメンバーだけによる入国管理局訪問に臨んだ。


【 当日の状況 】

 今回は面会したことのある方1名との面会となった。面会の手筈から何からスムーズに行うことができ、20分間という決められた時間内の中での面会では、尽きることのない会話をした。面会者はビザの未更新によってのみ収容されてしまったという方であった。


【 学生の感想・報告 】

報告者:SHRET 代表 古川幹子 (日本語日本文学学科3年)

 この度、品川にある入国管理局に代表として訪問するのは初めてであったため、牛久の入国管理局との違いを様々な点において感じた。牛久入管は長期的な収容のケースが多く、交通の便が悪いことから面会者が少ないのに比べ、比較的出入りが激しく交通の便も良い品川入管は、面会者も多いことから手続きも素早く済ませられ、雰囲気としてもあっさりとした印象を持った。ただ、品川駅から出ている入国管理局方面のバスの乗り場から本当に多くの外国人を見かけ、入管に着く前から今自分がここにいる場所こそが、外国人の入国を管理している現場なのだということを痛感した。
 面会では、収容生活を余儀なくされた彼女が入管で過ごしている中での新たな気づきについて伺った。自由だった時には実はありとあらゆる可能性やチャンスに囲まれていた、とのことである。入管から出られた暁にはその多くの可能性やチャンスを無駄にしたくないと切実に語る彼女からは、私達大学生への託す思いや助言等もいただき、今後とも自分の有用性について具体的に考え行動に移していくべきだと強く感じた。
 8月9月の夏休み中は、SHRETメンバー全員が各々で入管面会に行くという宿題がある。まずはメンバー全員が共通して現場を知り、入管での実情を把握せねばならない。


報告者:SHRET 増田京美 (国際交流学科 2年)

 今回4度目となる入国管理局訪問では、何度かお会いしている方との面会で、楽しく会話を交わすことができた。祖国のご飯のこと、恋愛のこと、私達女子大生と何も変わらない日常会話だった。さらに、私達が試験期間中ということで、勉強に対するエールもいただき嬉しい気持ちになった。
 それでも時折、入管に収容されている方々の複雑な背景を思い出し、胸が苦しくなる。今後もSHRETとして継続的な面会を行い、自分達にできることを考え続けたいと思う。

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第3回 2015年6月22日(月)
報告者: SHRET 増田京美(国際交流学科2年)

 2015年6月22日(月)、聖心女子大学の学生団体SHRETが、入国管理局に収容される難民申請者・移民の方々と面会し、彼らと交流することをとおして、身近な難民・移民問題を知り、出張授業など日々の活動にその経験を活かすため、品川の東京入国管理局の訪問をしました。(第3回目)

SHRET

【 準備 】

6月14日(日)の訪問に引き続き、今回も宮島牧師にご協力いただき、入国管理局訪問に臨んだ。


【 当日の状況 】

 過去2回同様、様々な地域出身の難民、移民の方々計4名と面会した。今回は明治大学の Meal for Refugees 運営の方と面会を行ったので、難民の方と料理の話で盛り上がることができた。


【 学生の感想・報告 】

報告者:SHRET 増田京美 (国際交流学科2年)

 この度3回目の入管訪問を行った。面会が2回目や3回目になる方もいらしたのだが、皆さん前回よりお元気そうだったので、私も嬉しく思った。面会をするたびに彼らを取り巻く状況が大きく変わっていることを肌で感じた。
 また今回は、明治大学でMeal for Refugeesを運営している方を交えての面会だった。難民の方と祖国の料理の話で盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができた。いつか彼らがまた自分たちの祖国の料理を味わう日が一日も早く来ることを願う。


明治大学政治経済学部3年 荻原沙理 (明治大学 Meal for Refugees 運営)

 今回初めて入国管理局の収容所を訪問させていただきました。ガラス越しにお会いした方々はそれぞれの事情を抱えており、長期間に渡る収容所生活にかなり疲弊している様子でしたが、そのような状況の中でも笑顔を見せてくださったのがとても印象的でした。
 実際大学生である私に何ができるのかはわかりません。しかし、まず現状を知ること、直接話を聞くことが大切なのではないでしょうか。今後も継続して訪問を続けていきたいです。

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第2回 2015年6月14日(日)
報告者: SHRET 増田京美(国際交流学科2年)

 2015年6月14日(日)、聖心女子大学の学生団体SHRETが、入国管理局に収容される難民申請者・移民の方々と面会し、彼らと交流することをとおして、身近な難民・移民問題を知り、出張授業など日々の活動にその経験を活かすため、品川の東京入国管理局の訪問をしました。

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【 準備 】

6月1日(月)の訪問に引き続き、今回も宮島牧師にご協力いただき、入国管理局訪問に臨んだ。


【 当日の状況 】

 今回も前回同様、アジアからアフリカまで様々な地域出身の難民、移民の方々計4名と面会した。また宮島牧師より、難民の弁護や在留特別許可に関するお話をうかがった。


【 学生の感想・報告 】

報告者:SHRET 増田京美 (国際交流学科2年)

 この度2回目の入管訪問を行い、様々な背景を持った方々とお話することができた。
 今回改めて、難民となること、そして祖国で培ったものを全て失うということについて考えさせられた。もちろん自国における危険から逃れるために、彼らは難民になるという選択肢を選ばざるをえなかったわけであるが、やっとの思いで逃れた先でも辛い環境に置かれている現状を目の当たりにし、胸が詰まる思いだった。
 そういった中でも会話の途中で皆さん本当に素敵な笑顔を沢山見せてくださったことが印象的で、私も楽しいひとときを過ごすことができた。今後もぜひ継続的に訪問し、SHRETとしてできることを考え実行していきたい。


3年 橋海奏

 本日はじめて、品川入国管理局を訪問した。今回は4人の方にお話を伺うことができ、彼らが今日本に置いておかれている現状と、彼らが今まで命の危機にさらされていたことを思うと同情せずにはいられなかった。彼らは幸せと安全を求め日本にきたのにもかかわらず、彼らの生活を目の前にして日本人として心が痛んだ。
 しかし一方で、彼らの願いを支える宮島さんという日本人に出会えた。宮島さんが一人一人に語り掛ける「神様はいつもあなたのそばに、あなたの中にいます。」という言葉にいったい何人が救われただろうか。日本へ希望を持って来たが、希望を絶たなければいけないかもしれない外国人が日本にいること。そして、彼らの心を支え続けている日本人がいるということ。私たち学生は事実を、知る・気づくと言うことを第一歩として踏み出してゆく必要があると考えた。


1年 安田侑加

 今回の訪問でも、祖国を逃れた背景は、宗教上の理由や政治的理由が多いのは共通点であった。以前授業で観た内戦についての映画での様子と合わせて考えると、紛争地域の方が国境を超えることが難しいのかもしれないと感じた。
 さらに、日本を選んだ理由として、治安の良さや清潔感が挙げられ、日本が難民の受け入れ態勢が整っていないことは知られておらず、その事実を把握する余裕もなかったことも共通点であり、大きな問題であると思った。
また、前回より明るく施設内のお話をして下さるようになった方や、日本語を学びたい方々との面会を通し、収容されている方々の不安が少しでも軽くなるよう、継続的な面会が重要であると実感した。

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第1回 2015年6月1日(月)
報告者: SHRET 増田京美(国際交流学科2年)

 2015年6月1日(月)、聖心女子大学の学生団体SHRETが、入国管理局に収容される難民申請者・移民の方々と面会し、彼らと交流することをとおして、身近な難民・移民問題を知り、出張授業など日々の活動にその経験を活かすため、品川入国管理局の訪問をしました。

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【 準備 】

宮島牧師に事前にコンタクトをとり、ご協力いただいた。また、入国管理局とはどういったところか各自下調べを行った。

【 当日の状況 】

今回は宮島牧師に紹介いただいた4名の方々と面会した。書類の記入・提出等の手順を踏み、面会室にて1組20分ずつお話しした。私たち学生と変わらない年齢の方から、来日してから日が長い方まで、各々様々なバックグラウンドを持っていらした。また、宮島牧師から品川入国管理局や難民についてのお話もうかがいながら、面会の振り返りを行った。

【 学生の感想・報告 】

報告者:SHRET 増田京美 (国際交流学科2年)

 今回初めて「難民」として認められる前段階、すなわち庇護希望者の方々と出会った。「宗教や政治の問題によって祖国から逃れる人々」という難民の定義は、一見どこか日本人学生である私たちからは遠い存在に感じるかもしれない。しかし今日、彼らを目の前にし、心から保護を求めている様子に胸が痛んだ。いつか入管を出られることを願い、一生懸命神様にお祈りする姿が今も目に焼き付いているようだ。
 また今まで、日本は難民にとって閉ざされた国家であるということは、比較的知られているものだと思い込んでいたが、実際はそれを知らずに来てしまう方も大勢いるのだと知り、衝撃を受けた。
 改めて、今後も直接難民の方々と触れ合う機会を大切にしたいと思う。


1年 安田侑加

 SHRET加入後初めての活動で、祖国を逃れ困難かつ複雑な状況下にある方々に面会できたのは、得るものが多く、貴重な経験となった。両者の境遇の違いから、どのように会話が進むのか不安を感じていたが、実際は、日常会話や互いの国の食文化などで会話が弾んだ。
 それでも、面会した全ての方の、現状から脱却したいという切実な思いの強さに胸を衝かれずに入られなかった。中でも、日本が難民の受け入れ態勢が全く整っていない状況であることを知らずに来日し、不自由な生活をなさっている方が多かった。そのため、難民の置かれた状況の厳しさを感じ、外国人に対する国内環境の改善と現状の発信の重要性を認識した。
 また、祖国を逃れた経緯は紛争によるものが多いと思っていたが、宗教的事情や命を脅かす家族から逃れる人も多く衝撃を受けた。そして、国や地域により難民の背景は全く異なり、複雑化する難民の現状に対応することが急務であると思った。


1年 秀野璃子

 私は今回初めて品川入国管理局に赴き、四人の難民の方と面会させて頂きました。出身国も境遇も異なれば日本に逃れてきた理由もそれぞれで、話を聞いていて本当に胸が苦しくなるばかりでした。さらに難民の方々に突きつけられている現状はとても厳しく辛いもので、管内の食事面、生活面、難民申請が通らないこと、金銭面や言語の面など、さまざまな問題や悩みを抱えていました。
 なにより日本は他国に比べて難民問題に関してはかなり遅れているというのです。私はこの現状をどうにか改善できないものかと痛烈に思い、またそれと同時にとてももどかしく感じました。
 面会をさせて頂いてわかったのは、言葉の壁があっても、世界共通語の笑顔でコミュニケーションをとることで彼らを不安とストレスの中から救うことができるということです。辛い思いをして日本にやってきたのに、さらに辛い現実にさらされ、彼らの精神負担は計り知れないものだと思います。
 それでも、面会中は母国の食べ物の話や趣味の話でたくさん笑い合うことができ、こちらもすごく救われた気持ちになりました。まだ、初めて会って数十分しかたっていなかったのにもかかわらず「また来る?また来る?」と何度も繰り返し言われることもありました。コミュニケーションをとることは、彼らの根本的問題を解決できるわけでもなく、小さなことかもしれないけれど、とても必要とされていることだというのを感じました。
 これからも継続して難民の方々とたくさん触れ合い、少しでも心の支えになれたらいいと思います。大切なことに気付けました。

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