新しい年を迎え、いよいよ入学試験も間近に迫ってきました。
 まだまだ寒い日が続きますが入学試験当日に実力を出し切れるよう、体調を整えておきましょう。
2003年 新春
 
 受験生へのメッセージ
  − 広尾の知の空間へ ー
                          奥田 勲

 聖心女子大学の入試が近づいてきました。健康に注意してその日を迎えてください。
 入学試験はあなたが選別されるのではなく、あなたがその大学に適しているか、また大学があなたにふさわしいかを知る機会なのです。たぶん、今まであなたが得た聖心の情報やオープンキャンパスで得た印象で、あなたを聖心女子大学が迎え入れる用意があると知ったことでしょう。
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 聖心は常に新しく入ってくる人たちのために、準備を怠りません。4年間の毎日の学習・研究・生活のさまざまな環境作りをいつも考えています。
 来年度からの、つまり4月に入学するあなた方に向けての新しい試みの一つは《副専攻》の制度です。現代は多様化の時代です。いろいろなことに興味を惹かれます、それぞれに参加したいと思います。聖心女子大学のカリキュラムも、学生の多様な知的関心に答えるように設計されています。しかし、まだ十分ではないと考えました。学科や専攻に所属してそれを深く勉強するのは高校までとは違う新しい経験でしょう。けれど、《深さ》も大事ですが、深さが生きるのはそこからリンクする《知》の力です。
 たとえば、国際的な視野や活動を、人を教えることのベースに置きたいと考えているならば、「教育学科」をmajorとして専攻しつつ、「国際交流専攻」をもう一つの専攻minorに持つという形です。この制度は《知と知のリンク》に有効に働くことが期待されています。これは来年度に向けての聖心の環境整備の一端です。
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 聖心の入学試験はどのようなものかは過去問(《赤本》などでも簡単に見られます)で大体知っているでしょう。前もって一度解いてみてください。「書かせる」問題が多くて苦手だなあと思っているかもしれません。しかし、手で文字を書きながら順々に解答してみれば、問題があなたの知的活動を活発にし誘導してくれる快感を味わえるに違いありません。そのようにきめ細かい工夫がしてあります。これまであなたが心がけてきた系統的な勉強に応える聖心の試験問題なのです。自信を持って解いてください。
 そして、見事に合格したら、4月4日の入学式までの間は、心と体の《小春日和》です。ゆったりするのも大事ですが、今まで気になっていたのに読めなかった本を読むこと、調べたかったのに先延ばしにしていたことを調べること、訪問したかったのに行けなかったところに行くこと、に当ててください。そこで得たゆとりが入学してからの楽しくも忙しい毎日をいっそう充実させるのに必ず役に立つでしょう。


百人一首の授業(日文大学院)
奥田 勲:学務部長・日本語日本文学科教授。
日本の中世に関心があります。特に人々が集まって作る《座》が生み出した日本独特の文化、連歌・茶の湯など。そこからリンクして、そのような《芸》を人に教え伝えるシステムや方法――師弟関係が中心ですが中世独特の以心伝心もその一つ――にも興味があります。

 一般入試情報
 
@出願期間
   郵送受付:2003年1月6日(月)〜1月24日(金) 締切日消印有効
   窓口受付:2003年1月27日(月) 受付時間 9:00〜12:00/13:00〜17:00

A学力試験  2003年2月1日(土) 本学キャンパスにて

B合格発表   2003年2月6日(木)

 試験当日のミニ情報
 

試験会場は暖房で暖かくしてありますが、服装でも調節できるよう、脱ぎ着のしやすい服装をおすすめします。
 高校の制服でなくてもかまいませんのでリラックスして試験を受けられる服装でいらしてください.

午前10時から学力試験を開始しますので、当日は時間に十分な余裕を持ち、9時30分までに来学してください。(試験場開場時間:午前8時30分)
学力試験日は土曜日ですので、交通機関が休日ダイヤになります。平日よりも時間のかかる場合がありますので、あらかじめ利用する交通機関の時刻表を確認しておくことをおすすめします。
 また、試験当日の朝に慌てないためにキャンパスの下見をしておくことをおすすめします。本学は入学試験の前日までキャンパス内に入ることが可能です。

電車の遅れによる遅刻には対応しますので、その場合は申し出てください。必ず遅延証明を各交通機関から受け取ってください。

試験当日は使い慣れた文房具を使用することをおすすめします。
受験生の皆さんにとって実り多い一年となりますように・・・