石原 比伊呂 史学科 専任講師
研究テーマ 日本中世史
主要論文 「准摂関家としての足利将軍家〜義持と大嘗会との関わりから」
(『史学雑誌』一一五の二 二〇〇六)
「足利義持と後小松「王家」」
(『史学雑誌』一一六の六 二〇〇七)
「足利義教と義満・義持か〜朝廷行事における行動の分析から」
(『歴史学研究』八五二 二〇〇八)
「義詮期における足利将軍家の変質」
(『鎌倉遺文研究』二九 二〇一二)

石原先生のおすすめ

『海の武士団 水軍と海賊のあいだ』
(講談社選書メチエ 二〇一三)
著者:黒嶋 敏
出版社:講談社

これは、中世の海を舞台とした「水軍」と「海賊」について書かれた本です。水軍は海で戦う軍隊のこと。一方の海賊はならず者集団というイメージがあると思いますが、実際はそう明確に分けられるものではなかったのです。たとえば海賊が水軍として雇われることもあり、立場は臨機応変に、ややあいまいな“海のローカルルール”によって変わることもありました。みなさんが幼い頃、ゲームのルールを変えながら遊んだのと同じようなことといってもよいでしょう。とはいえこれは荒くれ者が闊歩した中世のお話。無法者のロマンが好きな方、『ワンピース』が好きな人にもおすすめです。