佐々木 隆 史学科 教授
著書 『藩閥政府と立憲政治』(単著)吉川弘文館、『伊藤博文の情報戦略』(単著)中央公論新社、『日本の近代 メディアと権力』(単著)中央公論新社、『日本の歴史 明治人の力量』(単著)講談社、『図説明治の群像296』(共著)学習研究社、『歴史と素材』(共著)吉川弘文館、『明治時代館』(共編著)小学館、『メディアの中の「帝国」』(共著)岩波書店、『山県有朋と近代日本』(共著)吉川弘文館

佐々木先生のおすすめ

『江戸城御庭番―徳川将軍の耳と目』
著者:深井雅海
出版社:中央公論社

本学教授であり、江戸幕府政治史を専門とされる深井雅海先生のご著書です。御庭番を実証的に書いた唯一の本といえるでしょう。時代劇に登場する御庭番は、忍者のようにデフォルメして描写されがちです。情報収集活動をしていたことは確かですが、実際には将軍直属の“役人”でした。御庭番の素顔を楽しみながら読んでみてください。