聖心女子大学

2012年2月11日開催 チャリティデーのご報告

2.11チャリティデー@聖心女子大学実行委員会 菅原健介

 2月のチャリティデーは11日(土)、聖心女子大学のキャンパスにて実施され、福島第一原発の事故によって東京に避難されている84名(うち子ども34名)の方々にご来場いただきました。今回は「子どもたちには笑顔を、親たちには憩いのひと時を」をテーマとし、日ごろ何かとお忙しい皆さんに、ゆっくりした時間を過ごしてもらうことを第一の目的として、喫茶コーナーを中心とした会場づくりを行いました。普段、学生たちが使っている無味乾燥な大学机にテーブルクロスを敷き、お花とお菓子を置いてちょっとオシャレにアレンジ。それぞれのご家族の居場所をつくり、そこを拠点として、恒例のアロマやコーヒー、ココアや焼き菓子、綿あめなどのコーナーを利用していただきました。お昼は地元商店街のお弁当を、津波被害の中、ようやく営業を再開した石巻にあるメーカーのお味噌汁と一緒にお召し上がりいただきました。

 子どもたちは、幾つかのキッズ向けプログラムで過ごしました。一つは大学の広い体育館。バトミントン、縄跳び、バスケット、バランスボールなどを使い、思いっきり体を動かし、思いっきり汗をかきました。一緒に活動した高校生や大学生たちもふらふらになるほどでした。もう一つは、喫茶コーナーの横での創作活動でした。ご両親がくつろいで見守る中、5メートルもある長い紙に思い思いの絵を描いたり、フェルトを使った手芸を体験したり、ダンボールでお城を作ったりしました。出来たお城は、後からやってきた託児コーナーの幼児さんたちの格好の的となり、最後は見る影もなくぺちゃんこにされていました。この他、プロの楽器奏者によるマリンバの演奏会が行われました。楽しい解説とともに、元気な音楽、懐かしい音楽、愉快な音楽が奏でられ、子ども大人も一緒に楽しむことができました。

 今回のチャリティデーでもう一つ報告しておくことは、福島の皆さんにもご協力を頂いたことです。ニコラバレ地下駐車場には、多くのバザー品が保管されていましたが、衣類などの中には、古いものやそろそろ季節に合わなくなるものが多く含まれていました。1月31日、忙しい合間を縫って、多くの方々に品物の仕分けをしていただき、ニーズの高いものを選んで11日のバザーに出品することができました。今回、福島の方たちと一緒に作業が出来たことは、ボランティアにとっても新鮮で、「支援者と被支援者」という関係を超えた新たなコミュニティーを築くきっかけともなるように感じました。

 さて、チャリティデーも3時半を過ぎる頃になると、会場となったホールに西日が差してきます。プログラムの最後は、大学の聖堂での祈りのミサでした。ギター、バイオリン等の伴奏の中、テゼ歌集から選曲された歌があり、ボランティア3名と福島からの参加者1名が共同祈願を行い、静かに会を閉じることができました。

 尚、今回のイベントは150名以上のボランティアに支えられました。きらきら星ネット、とすねっと、CTVCのメンバー、聖心女子大学の教職員、学生、卒業生、さらに、姉妹校の高校生や先生方にもご参加いただきました。

今回のチャリティデーでは、実行委員会のまとめ役として至らぬ点が多々あり、ご不便、ご迷惑をおかけいたしましたが、参加者とボランティアの皆さんが一緒になって会を盛り上げてくださったこと、本当に心強く、嬉しく思いました。改めて感謝の意を表させていただきたいと思います。


パンフレットはこちら(ご参考)

聖心女子大学


close