2006(平成18)年度 第25回 教養講座(終了のご報告)

 本学の教養講座は昭和57年から開催しております。2006(平成18)年度の第25回教養講座は、統一テーマ「育てる」にて実施し、本学の5人の教員により各専門分野から実り多い講義が行われました。
 以下、ご参考までに教養講座の様子と募集概要をご紹介いたします。


第25回教養講座の様子

ご参加いただいた皆さん、
どうもありがとうございました。



                 募集概要(ご参考)

  
 2006(平成18)年5月20日より6月24日(6月10日を除く)の毎週土曜日に恒例の教養講座を開催します。
 今回の統一テーマは「育てる」。  以下の日程で、本学の教授陣が各分野の視点から講義をします。お申し込みをお待ちしております。

  
  →PDF版パンフレット     →PDF版申込書


■開講のことば
 聖心女子大学は、マグダレナ・ソフィア・バラが1801年にフランスで創立した聖心女子学院の教育理念に基づいて、戦後、日本で最も早く1948年にスタートした大学の一つです。
 その教育理念は、一人一人の人間をかけがえのない存在として愛するキリストの精神に学び、学業を修め、その成果をもって社会との関わりを深めることにあります。
 この教育理念に基づいて、本学は50余年、多くの優れた人材を育て、社会に送り出すとともに、研究と教育の成果をさまざまな形で社会に還元するための努力を継続してまいりました。
 「聖心女子大学教養講座」はその一つとして長い歴史を持ち、多くの方々の参加を得てきました。毎回、統一テーマを、時代と社会が提起する問題から選び、それを本学の豊かな教授陣が講師として多角的な視点から考察・提言し、皆様と共に考え、認識を深めることを目的としています。
 この講座が皆様にとって、興味深くまた有意義であることを願い、同時に本学のあり方についても知っていただく機会になることを期待します。
 今回も多数の方々の参加を願ってやみません。

聖心女子大学学長 山縣喜代    


■統一テーマ  「育てる」
 世界では、グローバル化とともに、さまざまな人々が交わり、共生する必要がますます高まっています。多様な人々を理解し、そうした人々と協力しながら生きていく心構えと能力を、私たちは、とりわけ次世代を担う若者は、もっているでしょうか。
 近年、ニートや「すぐキレル」若者、成人式で暴走する若者のことなどが注目を浴び、また、子どもが事件に巻き込まれて命を落とすこともしばしば報道されています。こうしたリスクの大きい社会のなかで、子どもたちはどのように育っているのでしょうか。
 「育てる」ことは、人間の可能性を信じ、引き出し、最大限高めることですが、今日の難しい社会の状況の中で、自立し、他者と連携し、社会の一員としての自覚をもって行動する個人を「育てる」ことに、親は、教育者は、また大人たちは、どのようにかかわることができるのか、考えてみたいと思います。

  
  
  
第1回 5月20日(土)14:00〜15:30
子育て・教育観の転換-男女共同参画社会に向かって-

鶴田敦子 聖心女子大学教授(教育学・初等教育学)


内容(パンフレットより)
   わが国は、国連で採択された「女子に対するあらゆる差別の撤廃に関する条約」および「児童(子ども)の権利条約」をそれぞれ1985年、1994年に批准しました。それらは、これまでの子育て・教育観の転換を迫るものです。従来の子育て・教育観の主流とどのような点で異なるものなのか、それを私たちはどのように受けとめればいいのか共に考えていきます。
第2回 5月27日(土)14:00〜15:30
「育てる」-近年の発達心理学の研究から

向井隆代 聖心女子大学助教授(心理学)


内容(パンフレットより)
   私たちは、子どもを「育てる」のでしょうか。それとも子どもは「育つ」のでしょうか。人間には生まれながらにさまざまな能力が備わっていますが、成長とともによりすぐれていく能力にも限りはありません。我々はどのような側面で育ち、また育てられているのかについて、発達心理学の最近の研究を通して考察します。
第3回 6月3日(土)14:00〜15:30
「おのずから」成りゆく-日本人の生育観

長野美香 聖心女子大学専任講師(哲学)


内容(パンフレットより)
   日本語では、「自ら」と書いて、あるときはそれを「おのずから」と読み、また状況によっては「みずから」と読みます。このことは、主体的に自力で行うことと、自然とそうなることとは別ごとでないという気分が、日本語・日本人にあることを示しています。こうしたことを手がかりに日本の伝統的な生育観を考えていきます。
第4回 6月17日(土)14:00〜15:30
21世紀の教育と「人間力」

澤野由紀子 聖心女子大学助教授(教育学・初等教育学)


内容(パンフレットより)
   日本では学力向上を目指す最近の教育改革のなかで、新しい学力観として「人間力」という言葉が頻用されるようになっています。21世紀を担う子どもたちに育むべき力とは何か、UNESCOが20世紀後半に提案したLearning to Beという考え方を基本に、諸外国の教育改革の動向とも照らし合わせながら、これからの日本の教育の方向性を探ってみましょう。
第5回 6月24日(土)14:00〜15:30
日本人の羞恥心とモラル

菅原健介 聖心女子大学教授(人間関係)


内容(パンフレットより)
   近年、公共場面で恥ずかしげもなく”非常識な行為”を行う人々が増えています。人様に対して恥ずかしくないように振舞うことを道徳としてきた日本人の心に何が起きているのでしょうか?若い世代を対象に行った意識調査データを紹介しながら、現代人の公共場面における規範意識と、その社会心理学的背景を考えてみたいと思います。


■受講のご案内

会  場  聖心女子大学 3号館「宮代ホール」
受講料  全5回 (各回毎の受け付けはいたしません)
 (一般)3,000円  (学生)1,500円
定  員  200名
受講資格  どなたでも受講できます。
申込開始  2006(平成18)年4月1日(土)より
締め切り  申込書の先着順に受け付けし、定員になり次第受付を終了します。
申込方法

 1) こちらよりパンフレットおよび申込書をプリントアウトして下さい。

   →PDF版パンフレット     →PDF版申込書

   または電話で、下記申し込み先へご連絡下さい。
   パンフレットおよび申込書を送付いたします。

 2) パンフレットにて申し込み方法をご確認のうえ、郵便局で
  定額小為替(3,000円分)を購入し、申込書といっしょに聖心
  女子大学入学広報室宛に送付してください。
  申込書と定額小為替が届きましたら、受講証をお送りします。

 3) 第1回開催1週間前(5月13日)までに受講取り消しの
  お申し出がない場合は、受講料は返却いたしません。

申し込み・
問い合わせ先
 聖心女子大学入学広報室
    Tel 03-3407-5076(直通)
    Tel 03-3407-5811(代表)   内線202(公開講座担当係
)
※受講者への
お願い
 ・大学からの領収書は発行いたしませんので、定額小為替
  購入時の郵便局発行の領収書を保存しておいてください。
 ・車での入構はご遠慮下さい。

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