2007(平成19)年度 第26回 教養講座(終了のご報告)

 本学の教養講座は昭和57年から開催しております。2007(平成19)年度の第26回教養講座は、公開シンポジウム「広尾から未来へ」にて実施し、本学の所在地広尾と渋谷区の過去から未来への講演を行いました。
 以下、ご参考までに教養講座の様子と募集概要をご紹介いたします。


第26回教養講座の様子

ご参加いただいた皆さん、
どうもありがとうございました。



                   募集概要(ご参考)

        第26回 教養講座 公開シンポジウム「広尾から未来へ」

■ 開講のことば ■
 聖心女子大学は、マグダレナ・ソフィア・バラが1801年にフランスで創立した聖心女子学院の教育理念に基づいて、戦後、日本で最も早く1948年にスタートした大学の一つです。
 その教育理念は、一人一人の人間をかけがえのない存在として愛するキリストの精神に学び、学業を修め、その成果をもって社会との関わりを深めることにあります。
 この教育理念に基づいて、本学は50余年、多くの優れた人材を育て、社会に送り出すとともに、研究と教育の成果をさまざまな形で社会に還元するための努力を継続してまいりました。
 「聖心女子大学教養講座」はその一つとして長い歴史を持ち、多くの方々の参加を得てきました。毎回、さまざまなテーマを選び、それを本学の教員をはじめ豊かな講師陣が多角的な視点から考察・提言し、皆様と共に考え、認識を深めることを目的としています。
この講座が皆様にとって、興味深くまた有意義であることを願い、同時に本学のあり方についても知っていただく機会になることを期待します。
 今回も多数の方々の参加を願ってやみません。
                          聖心女子大学 学長 寺中 平治

■ 本シンポジウムの主旨 ■
 今回の「聖心女子大学教養講座」では、本学が位置する広尾をテーマに取り上げ、この地域の過去から現在を俯瞰しながら、広尾に宿る「土地の力」、その自然・文化的資源にさまざまな角度から光を当てます。
 現在の地名としての広尾は渋谷区ですが、広尾神社は港区に位置するというように、行政区域を超え「広尾とその周辺地域」も視座に入れながら、地域の歴史と現在、そして未来を考えてみたいと思います。そのなかで、聖心の学生が広尾商店街等で参加・実施している活動例も紹介いたします。
 折しも、広尾にある渋谷区立臨川小学校が130周年を迎える今年、本学の教養講座で広尾を取り上げることができますことは、私たちの大きな喜びです。地域との連携が、今後さらに深まることを願いながら、本シンポジウムを開催致します。

■ 内 容 ■
12:30〜 開場・受付開始
13:00〜13:30 イントロダクション:聖心発広尾
プレゼンテーター: マグダレナソフィアセンター・学生 + 秋山洋祐(広尾コメカフェ・旧秋山米店)
商店街の年中行事と、聖心の学生が参加・展開してきた活動とを、大まぐろ祭り、大江戸打ち水大作戦への参加、秋の大祭、広尾フェア、広尾Art-ON、キャンドルナイト、クリスマスキャロル等の様子を、エピソードを交えて紹介します。
13:30〜14:20 第一部:時空を駆ける地図
佐藤 豊(写真家・旧町名研究家)+ 田原光泰(白根記念渋谷区郷土博物館・文学館 学芸員)
広尾地域を中心に、渋谷区の歴史的変遷を、江戸、明治、東京、三層合わせ地図と画像資料を使い解説します。
古地図と古い画像資料を複合して提示することで、時の流れのなかで移り変わっていったまちや地域の様子を、分かりやすく映し出します。例えば、広尾が昔からの道が幅も変わらず現在に続いている渋谷区における数少ない地域のひとつであることも含め、土地の持つ自然の力であった環境や景観の変化を、皆さんの身近にある誰もが知っている場所の昔の画像を御覧に入れながら、その変貌の様子を解説します。
パソコンに搭載したデジタルコンテンツを活用制作した優れた視覚資料の事例としても必見です。
14:20〜15:00 第二部:自然と交流する都市の感性
鳥越けい子(聖心女子大学 教育学科 教授)
広尾は江戸時代、「広尾の原」あるいは「土筆ヶ原」と呼ばれ、古川(現渋谷川)流域の広大なすすき野原でした。夏には「蛍狩りの名所」、秋にかけては、隅田川東岸、王子辺、道灌山、飛鳥山などと共に「虫聴きの名所」として、江戸市中より多くの人々がこの地を訪れました。このように、広尾とその周辺地域が、自然を愛でる江戸の都市文化を育む土地であったことを、浮世絵等の資料により解説します。同時に、水辺空間に代表される自然との交流の場を、これからの都市生活に取り戻す大切さを考えていきます。
15:30〜17:00 第三部:パネルディスカッション「広尾から未来へ」
(パネリスト) ・荒井行雄 (渋谷区立臨川小学校校長) ・濱出憲治 (渋谷区都市整備部長) ・山崎渾子 (聖心女子大学 歴史社会学科 教授) ・秋山洋祐 ・佐藤 豊 ・田原光泰 ・鳥越けい子 (コーディネーター)
(内容概略) 臨川小学校130年の歩みから見た広尾の歴史と今、2008年1月に来日100周年を迎える聖心会と広尾ならびにその周辺地域との関わり、渋谷区における広尾地域の特色と現在進行中のまちづくりの施策内容などについて、パネリストより紹介します。その後、全員で意見交換をしながら、参加者の皆様と共に「広尾の未来」について考えていきたいと思います。
   内容の詳細につきましては以下のパンフレット(pdfファイル)をご参照ください。
 
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  ■開 催 日■ 平成19年11月17日(土) 開場・受付開始 午後12時30分より
  ■ 場  所 ■ 聖心女子大学 3号館「宮代ホール」
  ■受 講 料■ 無料ですが資料代として500円を当日いただきます。
  ■申込方法■ 事前にご予約をお願いしています。以下の予約申込用紙をご使用ください。
  ■お問合せ■ 聖心女子大学 入学広報室 教養講座係までお問合せください。



 


 


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