2011(平成23)年度 聖心女子大学 第30回 教養講座(終了のご報告)

 
  本学の教養講座は昭和57年から開催しております。2011(平成23)年度の第30回教養講座は、教育学科心理学専攻の企画による「変えてみよう!記憶とのつきあいかた」をテーマとして実施し、多くの方のご参加をいただきました。
 ご参加くださいました皆様にお礼を申し上げますとともに、以下、心理学専攻からのご報告とご参考までに講座概要をご紹介いたします。


第30回教養講座 「変えてみよう!記憶とのつきあいかた」
〜教育学科 心理学専攻からのご報告〜

 2011年度第30回教養講座として、11月19日(土)14:00〜15:30宮代ホールにおいて、心理学専攻の高橋雅延教授の講演会を行いました。開場時間の13時半前後には雨が降り風もあるという悪天候でしたが、それにもかかわらずたくさんの方が来場されました。生涯学習の一環であるためか、記憶という内容のためか、学生や卒業後間もない方ばかりでなく、大先輩や男性の方、一般の方の姿も多く見られました。
 タイトルは「変えてみよう!記憶とのつきあいかた」です。人間の記憶の不思議をご自分の体験や映画・本などを引用されながら、わかりやすく、おもしろく話してくださり、後半では日常生活のなかでどのように記憶と付き合えばよいかなどの示唆もあり、あっという間の1時間半でした。ご来場の皆さまの満足度は高かったようです。
 雨の中来場してくださった方々、準備お手伝いくださいました方々、本当にありがとうございました。
 なお、このタイトルは講演者の近著からとられたもので、当日はご著書の販売も行われました。講演時に話されていましたように、ご購入していただいた売上金37,200円は、すべて日本赤十字社を通じて被災地に寄付されたことも併せて報告させていただきます。

教育学科 心理学専攻 柴田玲子

 


第30回 教養講座 のお知らせ (ご参考)

  日 程: 2011年11月19日(土) 13:30開場 14:00〜15:30  (終了時刻は予定)
  場 所: 聖心女子大学 宮代ホール
  講演者: 高橋 雅延         (聖心女子大学 教育学科心理学専攻 教授)
  会 費: 一般 500円  学生 無料 (学生証持参)         (当日申し受けます)
  ご予約: 不要です。         当日直接ご来学ください。


「変えてみよう!記憶とのつきあいかた」

高橋 雅延
TAKAHASHI, Masanobu
(聖心女子大学 教育学科心理学専攻 教授)

【 略歴 】
1958年新潟県生まれ。京都教育大学卒業後、京都大学大学院教育学研究科修了。京都大学助手、京都橘女子大学講師、助教授を経て、現在、聖心女子大学教授。教育学博士。

 人間の記憶とは不思議なものだ。どれほど一生懸命に覚えたとしても忘れてしまったり、辛くて忘れたいことであっても記憶から消えないことがある。
 しかも、やっかいなことに、覚えているか忘れているかという二者択一の形ではなく、自分でも気づかないうちに、部分的に省略され、修正され、記憶そのものが変化してしまうこともあるのだ。

 そこで、この講座では、記憶研究30年の講演者が、最新の知見をふまえ、ときには講演者自身の体験も引き合いに出しながら、日常生活の中で、どのように記憶と付き合えばいいのかという講演者の考えを平易なことばを使って紹介する。

【主な著書】
『変えてみよう!記憶とのつきあいかた』(岩波書店)、『認知と感情の心理学』(岩波書店)、『記憶のふしぎがわかる心理学』(日本実業出版社)、『感情と心理学−発達・生理・認知・社会・臨床の接点と新展開−』(共著、北大路書房)、『日常認知の心理学』(共著、北大路書房)、『視覚シンボルの心理学』(共著、ブレーン出版)、『感情心理学』(共著、朝倉書店)などがある。


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