授業概要 |
精神分析学者であり、社会学者でもあったエーリッヒ・フロムの『愛するということ』を読む。愛の概念そのものが歴史的に移り変わるのだという視点、その多様なあり方について学ぶことが目標である。 本を分担して要約し、発表し、議論をするという形ですすめていく。 |
課題・評価 |
平常点とレポートによる。 |
テキスト |
エーリッヒ・フロム『愛するということ(新訳版)』(紀伊國屋書店)。 |
参考文献 |
原文もできれば参照してほしい。Erich Fromm, The Art of Loving (Harper Collins) |
受講生への要望 |
タイトルに比べ、内容や文章は1年生にとってはなかなか難しい。その覚悟をすること。前もって予習カードを毎回集めるので、それなりにきつい。発表もあるし、最後にレポートもあるので、全体としてハードな授業になる。したがって、受け身ではなく積極的に授業にのぞむこと。 |
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授業計画 |
目次から
第1章 愛は技術か 第2章 愛の理論 愛、それは人間の実存の問題にたいする答え 親子の愛 愛の対象 第3章 愛と現代西洋社会におけるその崩壊 第4章 愛の習練
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