2006 授業計画(抜粋)

コード DG52-01
系列 系列:西洋史
授業科目 西洋史演習U・V−2
副題 歴史の中のジェントルマン
副専攻  
担当者 小泉 徹
単位 4
期・曜時 通年 月2
対象学年 3・4年
特記事項    

授業概要
 ジェントルマン(ジェントリ)がイギリスの歴史において重要な役割を果たしてきたことは、最近のイギリス史研究においては共通の理解になっています。それでは彼らは歴史の中で実際にどのような役割を果たし、どのような生き方をしていたのでしょうか。この授業では、イギリス革命期を生きたジェントルマンの家族を取り上げ、彼らの家庭生活を調べたいと思います。
課題・評価
 出席、報告、発言、課題提出により総合的に評価します。
テキスト
 Slater, Miriam, Family Life in the Seventeenth Century: The Verneys of Claydon House, Routledge &Kegan Paul.
担当者のものをコピーして用います。
参考文献
 キース・ライトソン『イギリス社会史 1580−1680』リブロポート。
ピーター・ラスレット『われら失いし社会 近代イギリス社会史』三嶺書房。
受講生への要望
 最初は英語論文の読み方を訓練するつもりで、十分予習して授業にのぞんでください。また授業では、予習の成果を生かすように、積極的な発言を期待します。
授業計画
 最初の数回は、日本語文献によって、当時の社会や歴史についての予備知識を獲得します。その後、英文テキストを読み始めますが、最初はテキストに慣れるようにゆっくりと輪読します。テキストに十分慣れたところで、報告者と担当部分を決め、報告にしたがって討論を行います。

University of the Sacred Heart, Tokyo