2006 授業計画(抜粋)

コード GG57-01
系列 系列：国際文化系
授業科目 日欧思想交渉史入門(１)
副題 　
副専攻 国際交流副専攻
担当者 小川　早百合
単位 2
期・曜時 前期 金4
対象学年 1(A)･2･3･4年
特記事項　

授業概要
　日本とヨーロッパの接触は、16世紀に始まる。16～19世紀に書かれた「ヨーロッパから見た日本」についての文献を読みながら、日欧の文化接触・思想交渉を考察する。
課題・評価
　発表、討議への参加、レポート、小テスト、出席で評価をする。
テキスト
　築島謙三『「日本人論」の中の日本人〈上〉ザビエルから幕末まで』 講談社学術文庫
参考文献
　河野純徳訳『聖フランシスコ・ザビエル全書簡１～４』平凡社
　フロイス著・松田毅一，川崎桃太訳『日本史１～12』中央公論社
　J.ロドリゲス著・池上岑夫他訳注『大航海時代叢書 第９・10 日本教会史（上）（下）』岩波書店
　ヒロン著・佐久間正訳注他『大航海時代叢書 第11 日本王国記』岩波書店
　カロン著・幸田成友訳『日本大王国記』平凡社
　ケンペル著・斎藤信訳『江戸参府旅行日記』平凡社
　C.P.ツュンベリー著・高橋文訳『江戸参府随行記』平凡社
　ティチング著・沼田次郎訳『日本風俗図誌』雄松堂書店
　ヅーフ著・斎藤阿具訳註『日本回想録』駿南社
　ジーボルト著・斎藤信訳『江戸参府紀行』平凡社
　オールコック著・山口光朔訳『大君の都－幕末日本滞在記　上・中・下』岩波書店
受講生への要望
　発表の分担をするので、責任をもって取り組むこと。
授業計画
・大航海時代の日欧関係概説
・テキストに沿って、ヨーロッパの視点でみた「日本人論」を読む。
　１） F.ザビエル
　２） L.フロイス
　３） J.ロドリーゲス
　４） A.ヒロン
　５） F.カロン
　６） E.ケンペル
　７） C.P.ツンベリィ
　８） I.ティチング
　９） H.ズーフ
　10） P.F.シーボルト
　11） R.オールコック

University of the Sacred Heart, Tokyo