2007 syllabus

コード	AN13-01
系列	系列：キリスト教学Ⅱ
授業科目	キリスト教学Ⅱ－３
副題	（近代日本における自己と超越）
副専攻

担当者	長野　美香
単位	4
期・曜時	通年　月3
対象学年	3･4年
特記事項

授業概要

　日本の近代化と、そうした時代を生きた人々の信仰を考える。講義では、近代化によって日本人の世界観や信仰がどのように変化したか、近代人特有の思想的課題とはどのようなものであったのか、また、輸入された宗教であるキリスト教と近代日本人のかかわり、などについて検証する。

課題・評価

　出席状況。ペーパーの提出。後期は発表形式にする可能性がある。

テキスト

　特に指定しない。必要があれば、配布する予定。

参考文献

　必要があれば指示する。

受講生への要望

授業計画

１．明治維新後、キリスト教をふくむ西欧思想の流入と急激な科学技術の発展によって、日本人の世界観・宗教観はどのように変化したか、主に明治近代の思想家・宗教者を通して考える。
　１）近世的世界観とその崩壊
　２）至誠
　３）和魂洋才
　４）学問のすゝめ
　５）日本道徳論
　６）近代的自我の苦悩
　７）私の個人主義
　８）見神の実験
２．日本近代を代表する宗教者の信仰を考える。
　１）内村鑑三
　２）宮沢賢治
　３）八木重吉

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