コード CB38-01
系列 系列:日本文学
授業科目 古典文学研究Ⅷ
副題 (『仮名手本忠臣蔵』 )
副専攻 C1
担当者 深沢 了子
単位 2
期・曜時 後期 木3
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』を、浄瑠璃のテキスト、歌舞伎のビデオなどを参考に読み解く。なお、「古典文学研究Ⅶ」で扱ったお軽と勘平の物語については、概要にとどめる。
課題・評価
 出席、レポートにより総合的に判断。
テキスト
 プリントを配布。
参考文献
 服部幸雄『仮名手本忠臣蔵』(歌舞伎オンステージ 白水社)
受講生への要望
 授業では扱いきれない参考文献などはできるだけ自分で読んでおくこと。
授業計画
 近世演劇の代表作『仮名手本忠臣蔵』を題材に、「敵討ち」という状況から近世文学を考える。忠臣蔵は現在でもさまざまに作品化されるが、なぜこれほどの人気を得たのだろうか。その魅力を解き明かしたい。
 講義では初回に、史実の赤穂事件、作品『仮名手本忠臣蔵』について簡単な講義を行う。
 その上で、大序から、二段目、四段目、七段目、九段目、十段目、十一段目を、浄瑠璃の本文も参考にしつつ、読み解いていく。なお、お軽と勘平の物語(三・五・六段目)については、前期の「古典文学研究Ⅶ」で扱う(前期を履修していなくても問題はない)。
 また、ビデオによって、実際の舞台ではどのように演じられているかも鑑賞する。

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