コード DG53-01
系列 系列:西洋史
授業科目 西洋史演習Ⅱ・Ⅲ-3
副題 (ヨーロッパ史における式典と祝祭)
副専攻
担当者 桑名 映子
単位 4
期・曜時 通年 月3
対象学年 3・4年
特記事項

授業概要
 君主の偉大さを演出し、一般市民も観衆として参加する式典やページェントは、ヨーロッパの政治生活にとって重要な機能をはたしてきた。本演習では、太陽王とうたわれたフランスのルイ14世、イギリスのヴィクトリア女王、ハプスブルク帝国のフランツ・ヨーゼフ皇帝らの治世を特徴づけていた、華やかな公式行事や記念式典に関するテキストを読み、イメージづくりの方法を比較検討する。
課題・評価
 発表とレポートに、授業中のディスカッションへの貢献度を加味して評価する。
テキスト
 ピーター・バーク『ルイ14世』名古屋大学出版会、2004年
山之内克子『ハプスブルクの文化革命』講談社、2005年
川本静子/橋村昌家編著『ヴィクトリア女王』ミネルヴァ書房、2006年
 D. キャナダイン『虚飾の帝国』日本経済評論社、2004年
 Daniel L. Unowsky, The Pomp and Politics of Patriotism (West Lafayette, Indiana: Purdue University Press, 2005)
 その他、授業中に指示する。
参考文献
 必要に応じて授業中に指示する。
受講生への要望
 毎回積極的に発言して、ディスカッションを盛り上げて下さい。3年生は卒論への基礎固め、4年生はこれまでの経験をもとに卒論執筆に取り組みましょう。
授業計画
1.参加者全員が毎週必ず指示されたテキストを読み、感想や疑問点をまとめておく。
2.各週の担当者は、テキス卜の内容を要約してまとめ、発表する。わかりにくい事項や人名等についても調べておき、説明するとよい。
3.他の参加者からの質問とコメント。
4.担当者は、自分の発表をまとめてレポートとして提出する。
 授業と平行して3年生は各自の関心に応じた研究レポート、4年生は卒業論文の執筆を進めていく。必要に応じて授業中に発表の機会を設ける。

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