コード EB23-01
系列 系列:人間関係
授業科目 社会心理学特講13
副題
副専攻 E1
担当者 佐久田 祐子
単位 2
期・曜時 前期 集中講義
対象学年 3・4年
特記事項

授業概要
 体に良いとされる食品がマスメディアで紹介されれば、翌日その商品が飛ぶように売れるように、我々の「からだの健康」への関心の高さが窺えます。一方で心理的側面から見た健康への関心や理解は非常に低いと言えます。本講義のキーワードは「こころの健康」および「ストレス」とし、身体的な病気と心身の病における心理・社会・身体的要因の相互作用について理解を深めてもらいます。
課題・評価
 毎回の出席およびレポート課題により評価を行います。
テキスト
 プリントを配布します。
参考文献
 適宣指示します。
受講生への要望
 積極的な参加を求めます。
授業計画
【健康を理解するための基礎知識】
1.健康心理学とは
 健康心理学が取り扱う範囲、健康心理学の目的と方法
2.健康心理学の基礎
 人体の組織と機能、自律神経系、内分泌系
【不健康行動】
3.喫煙行動
 人はなぜ不健康行動をするのか、喫煙行動と種々の心理的要因
4.食行動異常
 なぜ痩せたがるのか、食行動に影響を及ぼす心理社会的要因
【健康とパーソナリティ】
5.病気と関係があると言われているパーソナリティ
 タイプA(冠動脈疾患)、タイプC(ガン)
6.感情と健康
 怒り感情、笑いが健康に及ぼす影響
【健康とストレス】
7.ストレスの概念
 ストレスとは、ストレス研究の歴史
8.ストレスに関する諸モデル
 ストレスの原因、認知的評価、対処行動(コーピング)
9.ストレス測定法
 ライフイベントの測定、日常的で些細な出来事の測定
 ストレスコーピングの測定、ストレス反応の測定
10.ストレス反応を緩和させる要因 ソーシャルサポート
11-12.ストレスマネジメント
 ストレス緩和のための諸技法、自律訓練法、漸進的弛緩法
13-15.様々な場面でのストレスと健康
 職場、家庭、学校、スポーツ場面、高齢化社会とストレス

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