コード TA71-01
系列 日本語日本文学専攻(修士課程)
授業科目 日本語教育学研究Ⅰ
副題 (第二言語習得と日本語教育)
副専攻
担当者 海野 多枝
単位 4
期・曜時 通年 月5
対象学年 学部4年生も可
特記事項

授業概要
 第二言語習得という観点から日本語教育を考えることをねらいとする。第二言語習得とは、人が(母語ではない)二つ目の言語をどのように学ぶのかについての研究分野である。日本語の第二言語習得研究の成果の概観と個別的な実証研究の検討を通して、その理論と実際を理解するとともに、日本語教育への示唆についても検討する。
課題・評価
 出席、発表、課題(レポート×2)によって総合的に判断する。
テキスト
 迫田久美子『日本語教育に生かす第二言語習得研究』アルク
参考文献
 授業時に提示する
受講生への要望
 この科目の受講希望者で学部生は事前に研究室で所定の手続きを済ませること。
授業計画
1)基本テキストの発表
 まず、日本語の第二言語習得研究の基本テキストを演習形式で読み、その主な研究領域、基本概念、研究方法の概要を理解する。受講者は、テキストの内容を聞き手に分かりやすく説明するとともに、参考図書・文献にあたり、重要概念の解説を行う。

2)実証研究の分析
 日本語の第二言語習得実証研究の文献を一つ選び、夏期休業中に主に方法論的観点から分析し、提出する。

3)実証研究分析の検討
 2)の内容を後期に発表する。他の受講者も同じ文献を読んでおき、一緒に検討する。

4)実証研究の批評
 上の成果をふまえて、受講者が単独で実証研究の批評を行い、レポートにまとめて、提出する。
 
 以上をカバーする予定であるが、受講者数に応じて活動の種類や内容の配分を調整することがある。

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