コード WF61-01
系列 人間科学専攻(博士前期課程)
授業科目 国際教育研究特論1
副題 (国際教育協力の課題と展望)
副専攻
担当者 永田 佳之
単位 2
期・曜時 後期 月4
対象学年 学部3・4年生も可
特記事項

授業概要
 この授業では、現代の教育課題を国際的な視野から検討する。講義のテキスタイル構成は、縦糸として「グローバル・イシュー」を、横糸として「教育開発」及び「国際協力」を設定し、受講者の関心の高いと思われるサブトピックも適宜、織り込んでいく。「教育開発」のストランドでは国際機関等による指標を用いて世界の教育潮流をマクロに把握する。「国際協力」のストランドでは、戦後から現在にいたる教育分野での国際協力の潮流を概観し、国際機関やNGOによる活動の実際を通して国際協力の現代的課題について考察する。
課題・評価
 授業への参画(コンスタントな出席と発表)及びレポートをもって判定する。
テキスト
 永田佳之ほか編著『国際教育協力を志す人のために:平和・共生の構築へ』(学文社、2004年)
参考文献
 トピックごとに授業で指示
受講生への要望
 国際機関やNGOに関心のある学生はもちろんのこと、教職志望の学生も対象にする。「総合的学習の時間」として実施され得る開発教育や国際理解教育の授業にも資する内容にする予定である。
授業計画
◯ 本講義のキーワード
国際協力、国際教育協力、教育援助、万人のための教育、ESD、エンパワメント、貧困問題

◯ 基本的に下記のトピックを中心に扱い、必要に応じて、受講生の関心領域も織り込んでいく。
1.人はなぜ人を助けるのか
2.教育分野の国際協力の歴史的展望
3.データで見る世界の基礎教育の現状と課題
4.国際教育協力の実際①(学校・識字教室建設支援)
5.国際教育協力の実際②(教材づくり支援)
6.国際教育協力の実際③(教員養成・カリキュラムづくり支援)
7.国際機関による教育協力
8.NGOによる教育協力
9.政府による教育協力
10.国際教育協力の現代的トピック(環境と開発を超えて)
11.国際教育協力を学校現場でどう活かすか
12.国際教育協力というダイナミズム

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