コード ZA19-01
系列 社会文化学専攻(博士後期課程)
授業科目 社会文化学特論Ⅸ
副題
副専攻
担当者 堀江 宗正
単位 4
期・曜時 通年 火3
対象学年 院生のみ
特記事項

授業概要
 比較宗教学・宗教研究や他の関連分野における最近の理論的動向を取り上げ、「宗教」という概念の西洋近代的な特殊性や、「比較」という方法の問題点、従来の宗教学の本質論的偏向を明らかにする。また理論的関心のみならず、現代における宗教研究の実践的課題として、宗教の多元的状況や、「見えない宗教」、スピリチュアリティとの関わり方などにも、目を向けさせる。
 ここ1〜2年に出た最新の理論と自身の研究とを連関させることを目標とする。
課題・評価
 平常点
テキスト
 受講生と相談して決める。
参考文献
 授業中に提示
受講生への要望
 高度な宗教学理論を理解し、議論する能力を養うために、多くの時間を費やすこと。
授業計画
 テキストを用いて、受講者にクリティカル・リーディングとパラグラフ・ライティングを用いた発表を課す。

 発表者は、テキストの著者の見解を要約し、それを批判し、自分の見解を展開し、結論を述べる。それを4000字の文章にまとめる。構成は、発表の目的400字、テキストの要約800字、テキストの批判1200字、自分の見解1200字、結論400字である。それとは別に、本文のアウトラインを冒頭に記す。各パラグラフに1行以内の項目アウトラインとなるようにする。また、テキストの章末および巻末の参考文献で関係のあるもの1点につき100字程度の紹介文を書く。

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