コード YA22-01
系列 人間科学専攻(博士後期課程)
授業科目 認知心理学特殊研究Ⅱ
副題 (協同想起研究の知見と方法論を学ぶ)
副専攻
担当者 高橋 雅延
単位 2
期・曜時 前期 金4
対象学年 院生のみ
特記事項

授業概要
 協同想起とは同じ体験を共有した複数の者がコミュニケーションを行いながら記憶を想起することである。この授業では、協同想起研究の現状と問題点についてテキスト、参考文献、関連論文を読むことによって学んでいく。
課題・評価
 発表(内容および発表技法を評価)70%、質疑応答・討論とコメント(論理性、明確性などを評価)30%
テキスト
 Middleton, D. & Edwards, D (1990). Collective remembering. Sage./Anderson, J., Helstrup, T., Rönnberg, J. (2007). Collaborative memory: How is our ability to remember affected by interaction with others? In Magunssen, S., & Helstrup, T. (Eds.), Everyday memory. Psychology Press.
参考文献
 高橋雅延(2002). 偽りの記憶と協同想起 井上毅・佐藤浩一(編) 日常認知の心理学 北大路書房 Pp.107-125./高橋雅延(1999). 記憶の社会的側面-協同想起をめぐって 梅本堯夫(監修)川口潤(編)現代の認知研究 培風館 Pp.17-28.
受講生への要望
 (1)授業の開始までに、可能な限り、参考文献を入手して通読しておくこと(テキストは変更もあるので入手しなくてよい)。(2)多量の英文を短時間で読める能力を磨いておくこと。
授業計画
 授業の前半はテキストの各章の分担発表を行い、後半は参考文献やテキストの関連文献の発表を行い、これらの発表をもとにした質疑応答、討論が授業の中心となる。以下に、おおよその授業計画を示した(詳細は、授業第1回目のオリエンテーションで明示するので、必ず出席すること)。
(1)オリエンテーション(レジュメの作成法、発表方法、評価の方法、オフィスアワー、テキスト発表の割り振り、文献の紹介など)
(2)~(5)テキストの分担発表
(6)~(12)参考文献やテキストの関連文献の分担発表
(13)授業のまとめ

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