コード CD55-01
系列 系列:日本語学
授業科目 日本語学研究Ⅱ
副題 (『大鏡』のことば)
副専攻 C1
担当者 山口 佳紀
単位 2
期・曜時 後期 木2
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 古典作品を味読するためには、ことばの正確な理解が必須である。ここでは、『大鏡』を取り上げ、読解の方法を具体的に探るとともに、日本語史の諸問題にも触れていく。
課題・評価
 期末に筆記試験を行う。なお、中間に小テストを予定している。
テキスト
 日本古典集成『大鏡』(石川徹校注、新潮社、1989年)
参考文献
 新編日本古典文学全集『大鏡』(橘健二他校注、小学館、1996年)
 
受講生への要望
 一方的に講義する形式でなく、対話しながら授業を進めていきたいので、自分なりに考える姿勢を養ってほしい。
授業計画
1.以下に述べる諸点に配慮しながら、『大鏡』を読んでいく。
2.言葉にこだわりながら古典を読むということは、どういうことか。
3.この作品は、いつ、誰の手によって、どんな目的をもって、またどのような過程を通じて、成立したのか。
4.我々に与えられた古典のテキストは、どのようにして作られたものか。
5.古典を読む時に使われる古語辞典の類は、どのように利用したらよいか。
6.この作品に現れた言葉は、日本語の歴史の上でどのような位置を占めているか。
7.作品を味読するためには、ことばに関する知識以外に、どんな知識が必要か。

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