2008 syllabus

コード	DB61-01
系列	系列：日本史
授業科目	日本近現代史Ⅰ
副題	（追体験・動乱の初期議会と明治中期の生活文化）
副専攻

担当者	佐々木　隆
単位	4
期・曜時	通年　月3
対象学年	1(A)･2・3・4年
特記事項

授業概要

　第二議会から第四議会にかけての政治と生活文化を内閣書記官・森沢春樹とその許婚・加賀沙耶子の視線で紙上再体験。組閣騒動、大津事件、史上初の解散、選挙干渉、伊藤内閣成立へと続く激動の政局と明治中期の東京の生活文化を、衣食住・四季の行楽・年中行事を織り交ぜて実感する政治・文化シミュレーション。物語形式で進行。

課題・評価

　初回の講義で説明する。

テキスト

　講義中に適宜資料を配布する。

参考文献

　講義中に適宜指示する。配付資料中にも掲げる。

受講生への要望

　一年生大歓迎。
　私語無用。

授業計画

１．諸元設定　二人の主人公の性格・能力を設定
２．二人のこれまで
３．組閣騒動―二流政権（？）松方内閣
４．大津事件の実相　児島裁判長の真実
５．花見と藤見、躑躅見物　春夏の行楽
６．新聞操縦問題　明治の新聞界の実態
７．真夏の人々
８．憲法解釈見直し問題と濃尾大地震
９．紅葉と菊人形　秋の行楽
10．幻の板垣検挙計画　初公開・歴史の裏側
11．酉の市からお正月まで　年末・年始の季節感
12. 迷走する松方政権
13. 明治東京食べ歩き　和食・洋食・菓子・果物
14. 明治天皇の実像
15. 真夏の政変―松方政権から伊藤政権へ
16. 明治の怪事件　三奇禍と相馬騒動
17. 最後の大血戦・第四議会
18. 二人の運命
※一号館三階の佐々木隆研究室（326B）の前に詳しい資料（内容の詳細・登場人物設定など）が用意してあります。御自由にお持ち下さい。

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