コード GC41-01
系列 系列:国際政治系
授業科目 国際交流特殊講義
副題 (「イラク情勢と日本外交」)
副専攻 G1
担当者 関場 誓子
単位 2
期・曜時 前期 集中
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 世界第二の経済大国の日本は、国際社会の平和と安定にどのように関わっていけるのか。湾岸戦争で130億ドルもの資金提供をしながら、なおも『キャッシュ・ディスペンサー』と揶揄された苦い経験をもとに、日本外交はどのように変容したのか。あるいはしていないのか。この授業では、そのような問題意識のもとに、実際に政府部内で政策決定に携わった方々の講演を組み入れながら、主にイラク戦争時の日本外交に焦点をあてて、日本外交のあるべき姿を考える。
課題・評価
 ディスカッションを含む、授業への積極参加と、授業の最後に実施するテストによる。
テキスト
 レジュメを配布する。
参考文献
 適宜指示する。
受講生への要望
 日々の新聞、雑誌等の国際政治欄に目を通す習慣をつけてほしい。
授業計画
 授業は、①講義・講演、②グループ別討論、③全体討論の3部で構成される。まず講義や講演を通じて、日本外交の課題について問題意識を共有しあう。その後与えられたテーマごとにグループに別れ、グループ別討論を行う。その上で、全体討論では各グループの代表がグループ別討論の内容を紹介する。各グループの報告終了後、受講生全体で討論を行う。これらを通して、単に日本外交の政策決定過程に関する知識を吸収するにとどまらず、問題点を掘り下げて考察する能力や自分の考えを体系的に表明する力を養うこととする。

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