コード XA35-01
系列 人文学専攻(博士後期課程)
授業科目 美学・芸術学特論Ⅰ
副題 (芸術とイデア論―パノフスキー『イデア』講読)
副専攻
担当者 上石 学
単位 4
期・曜時 通年 火2
対象学年 院生のみ
特記事項

学習目標
 イデア論の歴史的な変遷と、その芸術や美との関係について理解を深める。
授業概要
 20世紀を代表する美術史家E・パノフスキー(1892-1968)の『イデア』(1924/1960)を講読する。プラトンが理論化したイデア論は、本来、芸術に対して批判的なものであった。イデア論が時代を経るにしたがって変容し、芸術理論において重要なものとなる過程を概観する。各回分担して内容の要約を行い、それに基づいてディスカッションを行う。
テキスト
 E・パノフスキー『イデア―美と芸術の理論のために』(伊藤博明・富松保文訳)、平凡社ライブラリー、2004年
参考文献・課題図書
 授業中に適宜紹介する。
受講生への要望
 
評価方法
 平常の授業への取り組みと貢献度ならびにレポートによって評価する。
授業計画
1.パノフスキーの著作・活動について(1)
2.パノフスキーの著作・活動について(2)
3.『イデア』に関する発表とディスカッション まえがき
4.『イデア』に関する発表とディスカッション 「序」(1)
5.『イデア』に関する発表とディスカッション 「序」(2)
6.『イデア』に関する発表とディスカッション 「古代」(1)
7.『イデア』に関する発表とディスカッション 「古代」(2)
8.『イデア』に関する発表とディスカッション 「古代」(3)
9.『イデア』に関する発表とディスカッション 「古代」(4)
10.『イデア』に関する発表とディスカッション 「中世」(1)
11.『イデア』に関する発表とディスカッション 「中世」(2)
12.『イデア』に関する発表とディスカッション 「中世」(3)
13.『イデア』に関する発表とディスカッション 「中世」(4)
14.『イデア』に関する発表とディスカッション 「ルネサンス」(1)
15.『イデア』に関する発表とディスカッション 「ルネサンス」(2)
16.『イデア』に関する発表とディスカッション 「ルネサンス」(3)
17.『イデア』に関する発表とディスカッション 「ルネサンス」(4)
18.『イデア』に関する発表とディスカッション 「マニエリスム」(1)
19.『イデア』に関する発表とディスカッション 「マニエリスム」(2)
20.『イデア』に関する発表とディスカッション 「マニエリスム」(3)
21.『イデア』に関する発表とディスカッション 「マニエリスム」(4) 
22.『イデア』に関する発表とディスカッション 「古典主義」(1)
23.『イデア』に関する発表とディスカッション 「古典主義」(2)
24.『イデア』に関する発表とディスカッション 「古典主義」(3)
25.『イデア』に関する発表とディスカッション 「古典主義」(4)
26.『イデア』に関する発表とディスカッション 「ミケランジェロとデューラー」(1)
27.『イデア』に関する発表とディスカッション 「ミケランジェロとデューラー」(2)
28.『イデア』に関する発表とディスカッション 「ミケランジェロとデューラー」(3)
29.『イデア』に関する発表とディスカッション 「ミケランジェロとデューラー」(4)
30.『イデア』におけるイデア論の捉え方と芸術との関係
自由記述欄

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